||| N o . 67 F u r f u r |||

日本だったらもっと崇められたと思うんだけどなあ…


 羊の原点から数えて67番目、日中の双魚宮0〜10度を担当する悪魔、フルフル。雷を呼び、雨を操る能力を持っております。本来は山に宿る霊獣だったが、ヤハウェにいちゃもんをつけられて悪魔扱いされてしまった経歴の持ち主なのであります。ヤハウェもシナイ山の自然神で雷を武器とする神だったわけで、同じような職能を持った山神など断じて認められなかったんでしょうな。あ、霊獣なので人語を解します。
 資料によれば『炎の尾を持つ鹿』の姿で現れ、魔法三角の中に追い込むと天使の姿をとるということで、シカ系の四つ足の獣と鳥を合わせたような姿にしてみたり。獣の姿でありながら、熱帯の鳥のような極彩色の毛並を持っています。『悪魔』というよりは『山に棲む霊獣』というイメージを重視し、白をベースとした神々しい感じで描いてみました。脚の先は鳥の足のように鱗に被われており、足の先をカバーするような形の蹄がついております。蹴爪は一番大きな蹄を中心に1本ずつ。大気に触れれば雲を生じ、その雲に乗じて天へ駆け上がることができる蹄なので、天駆ける霊獣でありながら翼は無し。角の先に雷の力を集めて放つことも可能(FFXの某召喚獣みたいなカンジで…/笑)。