通称『蠅の王』ことベルゼブブ。今回、主線は取り込みデス。つまみ食い中。苺が大きいんじゃなくて本人がこの大きさなんです。本当はちゃんと大きいんですが、普段は省エネということでこのサイズ。銀髪なのは彼の支配惑星が水星だからです。水星といえばメルクリウス。メルクリウスといえば水銀→シルバーという発想ですネ。さしずめ銀蠅ってトコですか。なのでシルバーグレーとブラックを基調にしたデザインになってマス。
さて、ベルゼブブは元来ペリシテ人の予言神で、人々は神殿で生贄として捧げた動物にたかる蠅の様子から将来を占ったと言いマス。当時有力な神だっただけに、自分以外の神を認めぬヤハウェ側の攻撃も熾烈を極めたようです。蠅の持つ機動性を活かした空中戦が得意だったベルゼブブは、ルシファー空軍の総司令官として活躍したとか。ちなみに、ベルフェゴールの『ベル』と同様、ベルゼブブの『ベル』も接頭語で『偉大な』を意味するコトバなんだそーで。本人の性格は、一言で言うと良くも悪くも『五月蝿い』(笑)。