（１）
小野伸二はフォワードを目指すべきではないだろか？
もちろん今はミッドフィールドで視野の広さと正確なパスを生かしてレジスタ系してますが。でも現代のサッカーで中盤って巧いだけでは評価されない。というより実効が伴わない限りは評価されない。まあ、重要なのは評価されるかされないか、ということでもないんだけど。
ただ、今の路線のまま進化したとして、その行き着く先は中盤の名手かなあ。ダイナミックな動きを繰り返して、チームのアクティビティに活気を与えながら、決定的な仕事をたっくさん成し遂げる、言ってみれば上手いダービッツ（笑）？
もちろんもっと良いのはジダンになること（笑）。でも残念ながら、ジダンほどの（あるいはマラドーナほどの）圧倒的なボール奪れなさ、は無いかも。少なくとも今のところは。
となると、中盤を根城にする限り、目標はやはり上手いダービッツなのかも知れないすね。
でも、実はもう一つ道があるんじゃないでしょうか。
ストイコビッチ、バッジョ、ゾラ、ベルカンプの方面を目指す道が。
かれらはもともと中盤で出発しましたが、中盤って日に日に狭くなるし、そんな中盤を逃れて、かつ他を圧倒する技術を生かせる場を目指して前線に近づいていったんだす。というより、組織的な守備が発達してくると、いくらテクニックがあっても技術を生かして稼げる時間ってすごく少なくなっていくわけだし、少なくなる時間を中盤で生かすより、前線で生かす方が効果的（受けるであろうより厳しいプレッシャーを差し引いても）ってことなのかなあ？
小野伸二はパサー意識を捨てて、試合を決めるために前に出ていって欲しいなあ。
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