重力ピエロ
著者 伊坂幸太郎 新潮社(03年4月刊) 1500円
あらすじ この本にあらすじは似合わない(笑)。でも、何も情報がないとなんともならないので、出版社の紹介(帯)から。
オーソドックスだけど古くない。地味で大人しいけどカッコイイ。BR> 連続放火事件の現場に残された謎のグラフィティアート。
無意味な言葉の羅列に見える落書きは、一体何を意味するのか?
キーワードは、放火と落書きと遺伝子のルール。とある兄弟の物語。
感想 疑いなくこれはミステリなんですが(ああ、こういうカテゴライズって意味が無いなあ(笑))、でもなんかとっても「小説」って感じがしますねえ。
物語物語している話とか、エンターテインメントばりばりなハリウッド系の話とかに飽きていたら、特にこの小説はお勧めです。まさに、地味で大人しいけどカッコイイ、ですね。2003/5/13記

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