2001年5月21日
デイトナバイクウィーク観戦記
3月中旬にデイトナバイクウィークに取材に行った際のご報告です。ちょっと時間がたってしまいましたが、原稿自体は直後に書いておいたものです。
3月12日の夕方に、アメリカ・フロリダ(3泊5日のロケ)から帰国しました。到着日の東京では雪が降ったらしいけど、やっと東京も暖かくなってきましたね。フロリダは、日中の陽が差している時は暖かいのですが、夕方になると半袖では寒かったんだ。
今回の海外ロケは、CS放送の「サイエンスドリーム」と言う番組です。これは、簡単に説明すると科学的にバイクを分析する番組なんです。バイクのエンジン・サスペンション・ブレーキなどを「どうしてこうなるの?」「なんで?」といった事を説明してくれるんだよ。
8日に日本を出国して、デルタ航空で、成田/18:00→アトランタ/16:05・アトランタ/19:30→デイトナビーチ/20:45へと移動しました。でも、成田からフライトスケジュールが遅れて、デイトナビーチへ到着した時は、定刻到着時刻を大幅に過ぎていた。空港からホテルへは、空いていれば25分の道のりなんだけど、デイトナのレースを見に来る人達で道路が大渋滞していた。もうホテルに着いた時には疲れてしまったよ。その後にロケについてのミーティングを軽くしたんだ。
そんなこんなで、ベッドに入ったのが1:00になってしまった。トホホ…。でも疲れていても、寝ることができない…。そう時差ボケなんです。日本とアメリカの時差は14時間で、日本の方が時間が進んでるんです。結局、ベッドに入っても眠れず、5:00頃に寝る事ができた。
3月9日。5:00に寝ても1時間に1回の割合で目が覚めてしまい、頭がボーっとしていた。
8:30にデイトナサーキットへと出発。まずは、サーキットにあるミュージアムで撮影を開始。ミュージアム内には、昔の写真が多くあり(当たり前だね)ケニー・ロバーツシニアの写真も見る事が出来た。それと広報担当者から面白い話しが聞けたんだ。デイトナサーキット内には大きな池があるんだ。なぜ池があるかというと、オーバルコースを作るためのバンクに使用する土を、サーキットの中央部分から掘り出してその土をバンクに使用したんだって。そこに大きな穴が出来たので、池にしたんだってさ。嘘のような本当の話だよ。その後サーキット内をあちらこちらと移動して撮影。夜は、サーキット近くにあるオーバルコースへ行って、ダートトラックのナイターレース観戦の撮影でした。でも、あいにくの雨で外は寒く、レースは中断ばかりで、ちょっと残念でした。天候に左右されたりして、スケジュール通りに進まなかったので、食事を済ませてホテルに着いた時には23:00を回っていたかな。
3月10日。ほんのつかの間のアメリカ滞在も最終日のロケ。8:30にフロントに集合して、昨日借りたハーレーダビッドソンでのオープニング撮影から始った。アメリカンタイプのバイクって、初めて乗ったんだ。乗ろうと思っても、そう簡単に乗れるバイクじゃないので、ちょっと感動したかな。その後は、デイトナビーチのメインストレートへ移動。この通りは、どこを見てもバイクだらけ!一番多い車種は「ハーレーダビッドソン」だった。9割以上がアメリカンタイプで、道の両脇には、みんな自分のバイクを自慢するようにズラ〜とバイクが並んでいた。食事後はサーキットへ行って、街頭インタビューみたいな事をしたよ。その時、僕のレプリカへルメットを持っている人と会ったんだけど、その人がビックリしていたよ。初日に撮れなかった分もなんとか撮り終えて、海外ロケが無事終了した。
アメリカでの食事は、フランチャイズレストランばかりで、日本にいるのと変らないといった感じ。バーガーキングやデニーズやレッドロブスターとかね。デニーズはホテルの下にあったんだよ。まっ、僕にとっては全然OKだけど。(と言うよりフランチャイズって好きなんだ)
3月11日。朝4:30にホテルを出発して、デルタ航空で、デイトナビーチ/7:00→アトランタ/8:15。トランジットのアトランタでは、撮影機材を書類の関係でアトランタで一時受け取ることになっていた。しかし、いつまで経っても出てくることがなく、ギリギリまで待ってから飛行機へ乗り込んだ。アトランタの空港って奇麗だけど、予想していたよりはるかに免税店は少なくて品粗な店ばかりって感じ…。ちょっとガッカリだったな。
その後は、アトランタ/10:20→成田/12日の14:40へと帰国した。成田の税関でも撮影機材の書類はなんとかクリアとなった。振り返ってみても本当にバタバタとなってしまった海外ロケでした。唯一の心残りは、日曜日のメインイベントのデイトナ200マイルの決勝レースが見れなかった事かな。まっ、仕事だから仕方ないか…。
とこんな感じで、バタバタのアメリカ・デイトナでした。
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