最近見た映画
2002年に劇場でみた映画の感想など。。

マジェスティック
非常に映画らしい映画でした。けっこううるうるっと感情移入もさせられてそれでいて明るさもあって・・。ラストの結末も皮肉がはいりつつのハッピーエンド。ジム・キャリーのシリアスな演技は好きなのでわたしはよかったかな。人によってはご都合主義的な展開に注文をつける辛口な意見もあるようですけど別にすべてがリアルじゃなきゃいけないってわけじゃないと思うんですよね。キャストの熱演がそんなことを吹き飛ばしていればそんなことはどうでもいい。だから映画は面白い!・・・なんて(^^)ね。
ワンス・アンド・フォーエバー
主演メル・ギブソンでもはや定番ともいえる重厚なつくり。ラストの締め方なんかもいかにも彼の主演作っぽい。個人的にはいい映画と思います。反戦か?といわれれば完全に視点はアメリカよりになるのもお約束。メル・ギブソンの先見の明とその類まれな戦術での活躍にはおもわずこぶしを握り締めるほど。しかし疑問なのが、司令部はとんでもないお馬鹿さん??ってことで敵の兵力もわからないまま兵を小出しに投入してあまつさえ戦局は泥沼、途中で司令官の司令部での報告を名目に引き上げろという・・。そんなのが実際にまかり通っていたのかは不思議でした。あと戦争ものでいつも思うのが死体の引き上げのために兵を投入してさらに損害を増やす・・これブラック・ホーク・ダウンでもそうでしたけど、ミイラ取りがミイラになるってことのそのままで、、実際にこんな命令あるんですかね。。
スパイダー
モーガン・フリーマンのファンとしては欠かせない一本だろうと思い、話題性は今ひとつでしたが封切り当日に観てきました。あいかわらずモーガン・フリーマンはいい演技してますよ。この作品の話をしているとスパイダーマンと間違えられることもありますがこの2つは別の映画です(笑)。
アイ アム サム
観おわったあとにちょっとだけやさしくなれる映画。ショーン・ペンの演技に期待していたがそれだけではなくそれぞれのキャストもよくて安心できる作品。音楽もいいタイミングでいい選曲でバランスの取れたおすすめ度の高い一本です。プログラムの出来もよいのでぜひ買ってみてください。できればサントラも買ってドライブのときに聞くのもおすすめです(わたしは買いました)。
ロード・オブ・ザ・リング
娯楽大作ということで3部作の第一話です。ハリー・ポッターは追いかけられずにこちらは追いかけようと決めました。この作品はまず相関関係の紹介といった意味合いが強いので次回作にすべての期待を引っ張っていきました。もう2作めには期待がたかまります。ファンタジーが苦手でない方はどうぞ!
スパイダー
モーガン・フリーマンの渋さは健在です。最後の最後までどんでん返しがあってついていけるかがこの作品をたのしめるかのポイント。続編制作も決まっているとのことでなんにしても楽しみです。この前作のコレクターをハズレと言ってしまっている人にこそ観て欲しい作品。キャストの演技はやはりシナリオによって生かされるといういい例でしょう。
ブラックホーク・ダウン
アメリカのつくった戦争映画の基本、現地民死んでも気にならないが米兵死んだら涙がうるうる・・という部分がやはりありますがそれでも作品としてはよくまとまっています。戦局がどんどん悪くなる一報で泥沼化していくのがリアル。序盤に出てくる小物(サングラス)オークリーXXメタル(ルビー)が渋いです。最近映画でよく使われるからかオークションでもオークリーの相場があがってますね。
バニラ・スカイ
観終わった後はとにかく重い映画でした。現実と虚構の境界が観ているうちに融けていき・・・。ところどころに隠されたメッセージに気づけばあるいは一足先に現実にもどれるかもしれません。。観おわった後でなんとなく思い出してしまうことがある・・けっこう心に残った映画です。趣味ではないけど印象は強かったってことでしょうか。
スパイゲーム
男とは・・・とゆっくりとした時間野中で沈黙を効果的にいれつつ語っているような映画。しかしながらテンポは速いです。ブラット・ピットとロバート・レッドフォードのそれぞれの持ち味と魅力がでています。あいかわらずブラピはいい男ですのでファンの人は必見です。