68−3新居関所
        静岡県浜名郡新居町新居
ふらっと旧東海道
新居関所
sekisyo98.jpg/新居関所 sekisyo47.jpg/新居関所
慶長5年(1600),徳川家康は東海道を整備し,
そのとき,江戸防衛のため新居関所を設置した。

当時の旅行者は,
浜名湖と遠州灘間の今切を船で渡るしかなく,
通行が難しい関所であった。
現在の新居関所は,
安政2年(1855)に建てられたもので,
昭和30年(1955),国の特別史跡に
指定されている。
昭和46年(1961)年に解体修理され,
昭和51年(1966)年には,
隣接地に新居関所資料館ができた。
sekisyo41.jpg/新居関所/面番所 sekisyo35.jpg/新居関所/面番所
面番所

面番所では,役人が旅行者の通行手形を調べた。
「入り鉄砲と出女」というように,江戸に向かう鉄砲と
江戸から下る女性に特に厳しかった。
面番所内部

新居関所は,当初幕府直轄であったが,
その後,三河国吉田藩領となった。
吉田藩は,幕末の関所廃止まで,
関所役人を送り,支配した。
sekisyo31.jpg/新居関所/高札 sekisyo26.jpg/新居関所/書院
面番所前の庭にある高札
旅行者は,高札左にある石の上に荷物をおいた。

書院

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