プライム夫妻(笑)のお正月in12年後v

ダンナ様にお酌v
新年早々、41歳ゲオのおノロケ小話をお送りしました(爆)

去年の新年イラストでは、青年ゲオ×少年王子の和装を描いたので、
今年は12年後のゲオ王ですv
ていうか、41歳ゲオルグって、和服を着せると
リアルにどこぞの囲碁名人ぽくて・・・(笑)
そして、名人を接待する、料亭の若女将な王子(更に笑)
お膳の上には、だし巻き卵と栗きんとん♪(甘い系で・・・v)
だし巻き卵と見せかけて、実はチーズケーキvなんてサプライズも
王子は用意しているかもしれません(笑)

それにしても、壮年の男と美青年が和服で戯れる図、というのは、
なんか、エロい・・・(腐)

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2008年新春イラスト

↓プチ・ストーリー↓

12年後、旅を続けるゲオルグと王子。
この日は、和式旅館で一泊することに。

「ささ。旦那様vぐーっと一杯」
艶やかな着物姿の王子に、
ついうっかり見惚れながらも、ゲオルグの心中には、
僅かな胸の痛みがある。

…本当に、このままずっと、王子を自分のそばに
置いていてもいいのか?
本当なら、こんな辺境の地で俺などに酌をしているような
小さい人間ではないハズなのに。

「・・・いいのか?」
口を突いて出たのは、曖昧な疑問符。
「・・・何が?」
宝石のような双眸が、こちらを見つめている。
「後悔していないのか?」
ファレナを捨てて。
何かを成すでもなく、俺の旅に付いて来た事を。

「…自分にとって何が幸せかは、僕が決める事だ」
揺るがない王子の瞳に、何もかもが溶けていく気がする。

・・・そうなのだ。
この言葉が、この返事が欲しくて、
12年間、俺は何度も同じ問いを重ね続けている。
お前はそれに気付いているだろうか?
そして俺を、滑稽に思っているだろうか?
けれども俺は何度でも、言葉で、形で、安堵したいのだ。

お前がそばにいてくれるという、この幸せに。

「・・・今夜は少し、激しいかもしれんぞ?」
「どうぞ、お好きなように…?」

-END-


本年も宜しくお願い致しますv