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2K年12月 


 

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12月24日・WindowsMEは快調

Dimensionを買ってから一週間ぐらいたった。しばらく机の足元に置いておいた本体も、ようやく棚の上に落ち着いて、今はモニタの右側にDimension4100、そして左側にMacのMT300が並んでいる。
正直言って、まだぜんぜん使いこなしてなどいないが、それでも快適に楽しめている。特に、DOS/V機種を買う理由でもあったMP3ファイルの作成は、実にスムーズで、楽だ。何しろ、一枚分のCDが、5分か6分ぐらいで変換できてしまう。iBookでは、ここまでのパフォーマンスは期待できなかったから、やはりうれしい。それにMP3作成ソフトも、マックのときより使いやすく、CDのデータベースへのアクセスも快適だ。この件については、 不満はまったくないと言っていいな・・・いや、ひとつあるといえばある。
それは、このDimensionにCD-RとDVDの両方を積んでいるせいだろうか、MP3作成のためのCDを、DVDのドライブに入れて録音したあと、今度はCD-Rのドライブにいれて録音しようとすると、しばらくCDを認識しなかったり、録音が始まらなかったり、などといった不都合が時々起きるようだ。これも、どちらか一方に決めて録音すればいいだけのことだから、たいした問題ではないけれど。
ただ、MTからの移行については、そう簡単に完全移行はできそうにない。やはり画像関係のソフトは、まだ持っていないし、色環境も慣れていないため、どうしてもWINDOWS一本に絞るのが難しいのだ。まあ少しずつ変えていければいいと思っている。
あと、たぶん一番最後まで移行にとまどりそうなのが、ウェブページの作成・更新だろう。会社のパソコンでウインドウズでのHTML文書作成とアップは慣れているけれど、今まで作っていたファイルを全部ウインドウズで作り直すわけにはいかないし、といってすべて検証するのは大変だ。今回から、この「パソコン日記」だけはウインドウズ環境で作成してアップしようと思っているが、それで他のページとの見栄えに差ができるようだと困るしなあ。まあ、それもおいおい、ということで・・・。

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12月16日

Dimension4100が届いた。本当は昨日のはずだったのだが、それにしても注文から一週間だから、速い。どこぞのメーカーでは考えられないことだと思う。オーダートラッキングもしっかりしているし。ともあれ、さっそくセットアップを開始した。

セットアップで一番心配だったのは、ネットの接続とモニタとの接続だった。あ、あとメモリの増設もちょっと心配だった。でも全部、何ということはなく成功した。モニタケーブルは、なぜか接続の仕方が全然書いてなかったので、一度ケーブルを一本間違えて接続してしまい、画面が表示されなかった。ちょっとあせった。説明が全然ないなんて不親切なケーブルだな、と思ったが、BNCケーブルを使うひとなら、知っていて当然、ということなのかもしれないな。ただ、ケーブルを接続しなおしてからは、表示の位置と大きさが少し変だったのをなおしたくらいで、ほとんど問題なく使えるようになった。
ネットについては拍子抜けするほど簡単だった。これからは、マックとファイル共有する方法を考えようと思っている。やはりDAVEとかPC-MACLANとかソフトがないとだめかな。どうだろう。

それから、あとで同じナナオの56TSで、今まで使っていたマックMT300を起動してみたが、これも問題なく使えた。このモニタには、もともと入力端子がふたつついていて、二台のPCないしマックから、モニタを共用できるようになっているのだが、以前、このモニタにマックを二台つなげていた時は、一方のマックの画面がなぜか黄色くなってしまい、どうしても治らなかった。結局2台でひとつのモニタを使うのは無理かな、と思っていたのだが、DOS/Vとマックならうまくいくなんて不思議なことだ。
それにしても、やはり新しいパソコンはいいなあ。これから色々と試してみようと思う。

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12月14日

昨日ウエブで確認したら、来週届くはずのDimension4100が、15日到着予定に変わっていたため、今日あわてて必要なものを買ってきた。まずPC133の256MBメモリ。ちょうど値下げ傾向だったので、価格は12600円。相場からしてどうなのか全然分からないが、マックにくらべれば、やはり安い。それからディスプレイケーブルとイーサネットのケーブル。これだけで準備はいちおう終った。後は本体が届くのを待つばかりだ。
ついでにDOS/V関連のショップをいくつか見て回った。ソフトの種類は豊富で、色々とそそられるものもあったが、今回は見るだけにした。

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12月9日

DELLのDimension4100を購入した。価格はモニタ別で14万円ほど。penIII866でCD-RWとDVDがついている。ハードディスクは40GB。たぶん年内には手許に届くだろう。これを使って、徐々にマックから環境を移行していこうかと思っていたのだが、最近のウィルス騒動を考えると、ネット関連だけはマックで使ったほうがいいような気にもなってきた。でもなあ。
何しろマックでは、ネット関連の新技術の対応がどうしても後手後手になってしまう。せっかくのウインドウズなのだから、マックに比べて先行しているメリットを生かしたいと思えば、もうネットでの使用は必須とも思えるのだが。どうしたものか。
いずれにしても、移行は緩やかにやっていくことになるだろう。もっともそれ以前に、マックというプラットホーム自体が、最近の業績不振で揺らいでいることは確か。アップルそのものも気に入らないところは多いが、それよりアップルジャパンがどうにかならないかなあ。

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12月5日・ウイルス騒動

会社のウインドウズパソコンにウィルスが入ってしまった。正確には、ウィルスとワームが一種ずつ。ワクチンソフトはインストールしてあったのだが、ウィルスの方は三台のパソコンで発見された。幸い感染力が弱い種類だったので、ネットの情報を元に駆除に成功した。2000年冬モデルだったのだか、このウィルスが登場したのはその後だったらしい。大事になる前に対処できてよかった。
もう一方のワームだが、これにはややてこずった。
Systemファイルに取り付いているため、削除できないのだ。ネットの情報も役に立たず、ワクチンの差分ファイルをインストールしても駆除できなかったため、少しあわてたけれど、結局はSafeモードで再起動して、削除。事なきを得た。で、そのとたんに今まで原因不明の動作不安定に悩まされていたそのパソコンが、とても調子よくなったのだ。そうか、これが原因だったのね。少し安心した。でも、このワームが今まで機能していたのだとすれば、こっちのハードディスクの情報がもれていた可能性もあるわけで、穴を塞いで、接続のパスワードを変更はしたものの、またアタックされてしまうかもしれないなあ。まあ、それは今後のこと、ということで。
そんなわけで今日はほとんど仕事にならなかった。いい勉強にはなったけど。今後自分でもウインドウズPCを導入する際には、セキュリティに配慮しないといけないなあ、などと思った。

ところで、そもそもこういう事態になってしまったのは、ふだんは決して見ないはずの(本当か?)アダルトページを、必要に迫られて何回か参照してしまったのが原因だと推測される。メールからの感染には注意しているし、このところ、妙な添付ファイルのついたメールは受け取っていないから、たぶん間違いないだろう。

で、その「必要に迫られて」について説明する。私の会社のウェブページでは、商品のサンプル無料プレゼントを提供しているのだが、そのページの内容をそっくりそのままコピーして、集客に利用しているアダルトサイトがあることが分かったのだ。
具体的には、その商品名をキーワードにして検索すると、ある検索エンジンからは、当社のサンプルキャンペーンのページが検索結果として表示されるのだが、それと全く同じ内容紹介でありながら、当社とは全然関係のない、アダルトサイトのアドレスが表示されてしまう。これはとても問題なので、色々と手を尽くして調べたのだが、どうもこのアダルトサイトが、私の会社のウェブサイトの情報を悪用しているらしかった。そこで、いったいどういう会社なのか調べようとして、そのアドレスにアクセスしてみた、というわけだ。
そのサイトは、よくあるQ2回線を利用したサイトで、アクセスすると、「無料のアダルト画像を落とせるソフト」をダウンロードするよう、言ってくる。そこでこのソフトを落として使用すると、海外のサイトにQ2で接続して、後日途方もない電話代が請求されてしまう、という寸法になっている。
その時に、ワームももれなくもらえるようになっているのか、あるいは偶然そのアダルトサイトがワームの標的にされていたのか、そこまでは分からないが、ある程度セキュリティに注意していたはずのブラウザが、その過程で何か感染してしまったらしい。失態だなあ。あんなに注意していたのに。
でも、今後はこれを教訓にしたいものだ。今以上にセキュリティには留意しようと思う。マックだと気にしなくてすんだことだが、今後はそうもいかないだろうなあ。

今日も少し、秋葉原をぶらぶらした。ViaVoiceかPhotoshopの新しいやつを買おうと思っていたのだが、後者は8日発売、ということで見つからず、前者はうーんと迷ったあげく買わずじまい。マックのソフトは、もし同等か、より高機能のソフトがウィンドウズで提供されるのなら、今あわてて買う必要はないだろうな、という気分になってしまったからだった。

という具合に、ここまでマックから心が離れてしまった今となっては、この「マック日記」も、あまり意味がなくなってくるかもしれない。今後は「パソコン日記」という、ありふれてはいるが実情にあったタイトルに名前を変えて続けていくほかないのかも知れない。今後マックの話題ではなく、ウィンドウズの話題が増えるにつれて、徐々にそういう方向にシフトしていくのだろう。であれば、新しいパソコンを買った日からは、このマック日記をパソコン日記として新たに始めるのがいいのかもしれない。ボーナスも出たし、その日は近くに迫っているような気がする。

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12月3日

秋葉原をぶらぶら歩いて、妻の用事でラオックスに入ったところ、エスカレーターの前にCubeが四台ぐらい並べてあった。ふと見ると、そこにあった全部の匡体に、例の傷があった。あ、傷っていっちゃいけないんだっけ。うーん、限り無く引っ掻き傷に見えるような模様があった。それも、みんなきまって正面右手の上にあったのには驚いた。なるほど、だから仕様だなんて言えるんだろうなあ。でもそれじゃ、World PC EXPOの時のアップルブースにあったCubeはいったい何なんだろう。

秋葉原では、たまたまDELLのデモショップがあったので、覗いてみた。ここのDimensionシリーズに、最近とても惹かれているからだった。安くて、マックより速いので
ショップの店員はとても親切で、説明も良かったし、粗品もくれた。
ここのところ、何年も使っているパソコンメーカーには、こういうことされなくなって久しいなあ、とふと思った。
シールとかバッジとか、ポスターばっかりもらったってねえ。
去年青いノート型を買った時も、さんざん待たされたことぐらいしか覚えていない。ユーザ登録をしたらOSの最新版をただで送ってはくれたが、私の手許にものが届いた時には、すでにそのOSが標準搭載されたのが店頭に出ていたのだよな。

DELLといえば、以前はあまりいい印象がなかったけれど、不思議なものだなあ、ここにきて、そこのパソコンを買うかも知れないなんて。今使っているパソコンメーカーが、これほどまで××(好きな言葉を入れて)になってしまうなんて、当時は思わなかったしね。

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