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99年11月 


 

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11月28日・Windowsの設定はまだ続く

昨日でようやく終ったと思っていたところ、実はまだおかしいということに気付き、再び、いや三たびなのかな、設定に半日かけた。

結局昨日読み込めなかった共有ファイル「winmm.dll」が原因だった。このファイルが開始できない、というメッセージが、起動のたびに出ていた。これだけなら問題ないのだが、このおかげて音が出てこない。さらに、そのせいでアプリケーションによってはインストールすることさえできない状態になってしまっていた。
色々と調べた結果、コントロールファイルの「mmsys.cpl」が壊れていて、読み込まれないらしいことは分かったのだが、そこから、マックと同じように直そうと考えたのがそもそもの間違いだった。
MT300に入っているSoftWindowsから該当ファイルをコピーして、上書きしようとしたのだ。この作業自体はうまく行ったのだが、結局何にも改善されなかった。
そこで、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」を使って、問題になっている「マルチメディア」項目だけ削除して、再インストールしようとしたのだが、これでもうまくいかない。
果ては、IE5.0をインストールしてみたり、アンインストールして4.0を入れてみたりと、ぐちゃぐちゃになるまでいろんなことを試してみたのだが、結局全部徒労だった。
最後に、Windows95のCD-ROMから再度SETUPを選び、ここから修復インストールをして、これでやっと音がなるようになった。今日試したことの中で一番簡単な方法でもあるし、最初に思い付いていればよかったなあ、と後悔しきり。

今回の教訓は、要するに、ウインドウズの場合、マックと同じように壊れたファイルを上書きするだけじゃだめ、というか、ウインドウズのエラーメッセージは、本当に問題となっているファイルだけを指摘してくれるわけではない、ということらしい。何度上書きしても改善されないのだから、原因はエラーメッセージだけでは分からないのは確実なところ。マックでもエラーメッセージが役立たずなのは同様だが(特にシステムエラーはもう、お手上げだからね)、それでも音をならすファイルといえば、QuickTimeあたりがあやしい、とすぐにあたりをつけられる。DLLだのCPLだのと、色々なファイルを探していかなきゃならないウインドウズにくらべれば、ずっと解決が楽なような気がする。これもまあ、ノウハウがあるかどうかの問題であって、多分ウインドウズも「慣れ」の問題なのだ、というひとはいるだろうけどね。

それから、CD-ROMがエクストラ仕様になっている場合、つまりソフトの他に音楽などが入っているCD-ROMの場合、VirtulPCで使い終って、ディスクを取り出そうとしても、その音楽CDとしての部分がマックに捕まっていて、取り出すことができないようだ。これはいったんウインドウズの画面を小さくして、マック側にマウントされている「音楽CD」を片付ければいいみたい。これは今後のTipsとして役立ちそう。Tipsといえば、今日書いたことはみんな、(少なくとも自分にとっては)今後に役立つ情報だとおもっている。

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11月27日・Windowsの設定で一苦労

昨日買ったVirtualPCのDOS版だが、インストールはうまくいったものの、そこに手持ちのWindows95をのせる、という段階でかなり手こずった。ネットで情報を集め、色々と試したのだが、結局よく分からず、ついにはいったんVPCを全部消して再インストールし、セットアップの時に「setup /c」と打ってみたら、うまく成功した。ただ、共有ファイルがひとつ壊れていて、起動のたびにメッセージがでる状態になっていて、今のところトラブルには繋がっていないのだが、気味が悪いのでそのうちなんとかしようと思う。
以上、かんたんに書いたけれど、本当はまる一日ぐらいかかる大仕事だったのだ。ただ、そういったトラブルの大半は、後で読み返した時にも、役に立ちそうにないし、読む方にとってもうっとおしいだけだろうから、大幅に割愛したのだ。ネットで入手したTIPSとしては、

「起動ドライブのルート、ディレクトリにファイルが多すぎるか起動ドライブが変更されている可能性があります。
詳しくはセットアップディスク1またはWindowsCD-ROMにあるSETUP.TXTファイルを参照してください。」
というエラーが出たら、Cドライブから、いらなそうなファイルを選んで消してしまうといい。(ただし、私自身は試していない)

日本語環境のPC-DOS2000は、メモリ不足でインストールに失敗することもあるので「chev us」コマンドにて、US版のDOSに変更してから実行するとよい。(ただし、私自身の試みでは、うまくいかなかった)

などがあるが、こういう情報は、果たして誰かに有用なのかな?

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11月26日・PCエミュレータソフトのバイヤーズガイドなど

USB接続のゲームパッドと、VirtualPCのDOS版を買った。パッドが3280円で、VPCは9800円。
先日iBookを買ったため、ソフマップから二千円分の割引券が届いた。一万円以上の購入で、二千円引きになるというので、まずはソフマップへ行った。ゲームパッドは、四千円強。ちょっと高めだったが、まあこんなものだろうか、と思った。それから、iBookで仕事ができるようにとWindowsのエミュレータを見に行った。SoftWindowsはなかったが、VPCのWindows98添付版が26660円だった。この後いくつか店を回ったのだが、どこも32400円ぐらいで、あきらかにソフマップが突出して安い値段をつけている。何でも開店6周年記念の特別価格だったらしい。かなりそそられたが、できればWindows98ではなく、Windows95添付の古いバージョンがあればなあ、と思った。
VirtualPCにしてもSoftWindowsにしても、95から98にしたとたん、てきめんに速度が遅くなる、という話を聞いていたのだった。それに、98を使う必然性が思い当たらない。そもそもWindows95は持っているのだから、そっちを生かせるよう、DOS版のVirtualPCかRealPCでいいや、と思っていた。そこでソフマップの価格を確認した後、比較のために、いくつか別の店を回った。
すると、LAOXのMac館で、SoftWindowsのWindows98版が、一万五千円程度で売られていた。かなり気持ちが動いたが、まず今までSoftWindowsを使ってきた経験からいって、信頼性が怪しいという点と、VirtualPCと違い、純粋なWindowsではないWindowsが動いている、という、以前からの不満、それにInsigniaがサポートを辞めている、という点を考えて、やめることにした。
この後、秋葉館に行ってゲームパッドを見たところ、上記の価格で売られていて、他の店に比べると千円ぐらい安くなっていたので、パッドだけここで買って、VPCはソフマップに戻って買うことにした。
秋葉館の店員に、このパッドはiBookでも使えるのか、と聞いたところ、聞いた店員は、後ろにいるベテランらしい店員に、使えるのか、と尋ねたが、そいつは即座に動作保証の対象外だ、と答えた。けっこう冷たい答え方だった。うーん、考え方は色々だし、それがこの店のカラーなら、それはそれでいいんだが、それなら雑誌の広告に「初心者からパワーユーザーまで」とうたうのは絶対おかしいね。私はソフマップで、このパッドが使えることを確認していたし、実際使えたからいいけれど、いきなりこの店に来て、こういう応対をされたら、たぶん初心者はびびってしまうだろうね。低価格の商品だからこの程度でいい、とでも思ってるのかな、それとも。
もっともそういう時の言質をたてに、あとで色々言ってくるクレーマーがいるのかもしれない。それでひどい目にあったことがある、とかね。好意的な推測だが。

というわけで、今日の買い物はわりあい満足できる結果になった。今PCのエミュレータソフトがほしいひとは、VPCならソフマップ、あるいはSoftWindowsの出物を探すのが一番得だろう。

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11月24日・DELLコンピュータのパンフ

今日、DELLコンピュータのパンフレットが会社に届いた。何かのPC見本市に行った時、名刺を渡したから、その関係かもしれないが、とにかくここしばらくこの会社からのパンフがちょくちょくきている。そのこと自体は別にどうということはないのだが、今回のパンフには、某携帯電話の売り込みで有名な会社のPC入れ替えの事例が取り上げられていた。
何でもこの会社、二千台以上あるマックを、みんなPCに入れ替えようとしているらしい。

そのH通信(パンフでは実名)では、設立当時からApple社のMacintoshが多く使われていました。少人数でスタートしたH通信にとって、1988年当時としては抜群に優れたGUIを備え、LocalTalkで簡単にネットワークが構築できるMacintoshは最良の選択だったうえに、H通信の標準ツールとなっていくファイルメーカが存在したこともあって、加速度的に導入数が増加していきます。(・・・)1998年1月までに2000台以上が導入されるまでになっていました。
Macintosh一色だったH通信の状況に風穴を開けたのはWindowsです。Macintoshに慣れ親しんだH通信にとってWindows3.1時代には使いにくいという印象しかなかったPCでしたが、Windows95によって「慣れの問題で解決できるレベルになった」と情報システム部は当時を振り返ります。Macintoshに比べると、PCはコストも低いうえにパフォーマンスも優れていたことから、H通信ではその導入数が徐々に増加していきます。
1997年9月当時のH通信はMacintosh約2000台、WindowsPC約300台という状況でしたが、世の中の流れが明確にWindowsへとシフトしたこと、そして複数プラットフォームのサポートにはやはりデメリットがあることから、この時点で情報システム部はWindows95マシンへの統一を決断します。

その流れは順調に進んでいて、1998年12月現在、DellのカスタマイズしたOptiPlexが800台以上納入されている、とのこと。この98年12月の時点で、マックがどのぐらいの数残っているのかによって、本当にこの計画が順調にいっているのかが測れるのではないかと思う。その情報をあえて隠しているのは、おそらく自社の都合のいいように宣伝したいからだろう。まあ、営利企業としては当然のことだろう
ただ、引用文にあったように、97年9月の時点で、「世の中の流れが明確にWindowsへとシフトした」と言ってしまっているのは、どうかと思うぞ。97年8月に発表されたMSとAppleの提携は、一部新聞などには「Apple白旗」などと書き立てられたが、これはMSに向けられていた独禁法違反容疑の対策であったことは明らかだし、9月にはOS8が登場している。ただ、このころから、互換機へのライセンス問題が持ち上がっていて、そのあたりのごたごたが、否定的な材料として受け止められたのかもしれない。
あと、「慣れの問題で解決できるレベルになった」というのは、納得できないし、この頃「Macintoshに比べると、PCはコストも低いうえにパフォーマンスも優れていた」なんて、本当かね、と茶々をいれたくもなる。

もっとも、こういう風にMacに見切りをつけて、PC導入に踏み切った会社は、当時、というかWin95登場から、97年初頭ごろまで、つまりAppleの苦境の時期あたりまで、いくつもあっただろうとは思う。ただこのH通信は、大規模な入れ替えをする時期としてはやや遅きに失している感があるし、逆にもう半年程度待って、G3やiMacの登場を目の当たりにしたら、決して世の中の流れが明確にWindowsにシフトした、などという観測が出てくるわけはなかっただろう。まあ、私だって、あの頃には、こんなにマックが盛りかえしてくるとは想像しきれていなかったから、無理もないのだが。
だが、MacOS8が出た頃といったら、確かに互換機にたいする冷たい仕打ちやOpenDocを初めとする技術開発の打ち切りに憤ってはいたものの、それほど未来に絶望的な感情はもっていなかった。今だから言えるのだ、と言われてしまえばその通りかもしれないが、このDELLのパンフだって、今になって配付されているわけだし。

本当は、DELLが何を言おうと、別にどうということはない。ただ、雑誌「サイゾー」11月号の連載記事「勝手に会社案内」に、強引な商法の会社として取り上げられていた、このH通信の名前を見たことで、ちょっと書いてみたくなっただけ。私にとっては、さらにこの会社のイメージが悪くなり、同時にDELLのパソコンもあんまり買う気がなくなった、というだけだ・・・もともとWindowsPCをもし買うとしたらIBMか、コンパックか、うんと安いショップブランドだろうと漠然と考えてはいたけれど。

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11月23日・iBookの重さ

昨日、会社にiBookを持っていって、マック使いの関係者などに見せた。液晶とキータッチにはずいぶん感心していたようだったが、やはり重さが気になるみたい。私も、実際会社まで持ち歩いてみて、無視できないなあ、とつくづく実感。毎日持ち歩ける重さではないね。だからリュック型のバッグがほしいと思い、ネットで購入したのだったが、まだ届かない。いくらiBookのかばんだからといえ、本体と同じように待たされるのはごめんだな。大丈夫だろうと思うけど、何か気になる。 TOP of PAGE


11月20日・NetscapeCommunicator4.7

Mozillaの最新日本語版である4.7を入れ、代わりに今まで残すだけ残しておいた4.04を削除した。見え方をきちんと把握するためには、まだまだ4.04も有用なのだが、ハードディスクの容量もそんなに余裕があるわけではないし、絶対的なユーザの数も考えて、こういうことになった。(とはいえ、4.04でアクセスしている人が、もし私のウェブページで見え方が変なところを確認したら、修正するのにやぶさかではないので、ぜひ教えてほしい。もちろん、他のプラウザのユーザのご意見も歓迎します)

ただ、この4.7は、Netscape社がAOLに買収されたからとはいえ、インストールの時点で不愉快な思いをさせられる仕様になっている。
というのは、NCをインストールすると、AOLのインスタントメッセンジャー(以下AOL-IM)も、一緒にインストールされてしまうのだ。これはカスタムインストールを選んでも、外せない。
AOLのファイルについては、先日、iBookに最初っから入っているのに不愉快な気分を感じていたものだから、よけいいやになった。しかもインストール後、最初の再起動で、そのすぐ後に登録を促すメッセージが登場した。さらに、終了した後も、右上のメニューの「ことえり」のとなりに常駐してしまうのだった。
すごくうっとおしい。
AOLには別に特別否定的な感情を持ってはいなし、「入ってみようかな」と思う時だってある。だが、ここまでしつこいと、ただ不愉快なだけだ。そこで色々と、こいつを外す方法を試行錯誤したが、いったんAOL-IMに任意の名前で登録をして、「SETUP」でメニューにでないように設定するしかないようだ。ここまで分かるのに、ちょっと時間がかかった。やれやれ。

ここでようやく、まともに4.7を使ってみる余裕が出来た。4.6と比べて良くなっている、と明らかに実感できるものはない、ただ、認証が必要なウェブページに入る時、以前のバージョンではとても不安定で、しかたなくMS-IEを使っていたのだが、それが今度の4.7では、わりあい安定しているようで、これならふだんのブラウジングをこいつに任せてもいいかな、という気もした。
ところで最近のMozillaは、ずっとCommunicatorという形で配付しているが、どうしてブラウザだけにしてくれないのだろう。単体で配付しているのは、相変わらず古いバージョンのものだけで、そのあたりはどうにかしてほしいな、と思った。ComposerはAdobeGoliveと大差ない程度で使えないし、NetNewsはNwesWatcherで十分事足りる、メーラーも、今使っているPostinoClassicでまったく不便がないし。結局使うのはプラウザだけなのだから、単体で最新版を提供してくれればいいのに、と本当にそう思う。

あ、そうそう、4.7での新機能で、一番重要なのは、2000年問題に対応している、ということだそうだ。今頃、だもんね、びっくり、というか、あきれる、というか・・・。

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11月17日・USBについて

iBookの周辺機器は、ほとんどがUSBポートを経由して接続することになる。そのUSBについて、今まで使ったこともなかったから、全然知らなかった。今回iBookを買って、初めてUSBマウスを買い、またいずれはフロッピードライブなども購入しようと考えていたのだが、ここにきて、アップルのUSBポートには、色々とトラブルがあるらしいことが分かった。
このことについては、興味がなかったから気づきにくかったという面も確かにあるのだが、実際この問題について検証しているウェブサイトなどもあって、そこの情報によれば、けっこう頻繁に起こっていることらしい。そのトラブルというのはフリーズで、文章を打っている時も、一行打ち込む度にフリーズ、というわけで、とてもつかいにくい場合もあるらしい。
ウェブページの作者も、その原因が何なのか、つきとめるまではずいぶん時間がかかったようだが、USBハブを取り外したところ、今までの深刻なトラブルが全部消えてしまったそうだ。で、情報をつのると、他にも同様の体験をしているひとが多い。これは・・・というわけで、ちょっとネットでは話題になっているみたいだ。
だが、この話題、繰り返すが関心のなかった私自身の不注意もあるものの、Mac関連の雑誌では全然取り上げられていなかったような気がする。とにかく、つなぐUSB機器のことごとくが不具合を生じていたようで、そんな状況なら、使えるUSB機器を紹介するとか、どこそこのメーカーのものは深刻な障害が報告されているから、使用しない方がいい、といった情報を提供してくれたら、iMacをはじめ、USB機器をそなえたMacユーザは、どれだけ助かったことだろうに。さらにいうなら、iMacのユーザについては、初めてパソコンを買った、という人も少なくなかったはずだ。それが、周辺機器をそろえたとたん、トラブルの嵐に巻き込まれ、原因も分からないまま、というのでは、あまりにひどい。
いくら企業の宣伝が必要だからといって、トラブルに眼をつぶって、各メーカーのいいところだけを記事にしたりするのでは、MSに群がってちょうちん記事を書く、一部のライターたちと同族になってしまう。この前の15日に発売になった某Mac雑誌では、iBookの欠点を多く取り上げていて、それもまた、品薄が続いていて、購入希望者がこれ以上増えると困る、と思ったアップルから、何かしらの指示を受けた結果、方針をかえたのではないか、勘ぐったりしてしまう。
この話はもうしばらくしたら、もっと詳しく書こうと思っている。

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11月14日・iBook使用感・その3

引き続き、iBook。品物の到着が遅れていたころは、いつまで日記にこの話題が出るんだろう、などと悩んでいたが、届いてみれば届いたで、やはり話題はiBookのことばかり。結局この二ヶ月は、iBookに振り回されている感がある。
ともあれ、一昨日に続き、昨日・今日と、iBookでいろいろなことをして遊んでみた。ネットの接続については、えーと、あれからどこまで進んだんだっけな、そうそう、内臓モデムによるアナログ接続を試した。家のルータのアナログポートを使って接続してみて、ついでにそこからバンドルのFAXstfを使って、もうひとつのアナログポートに接続してある自分の番号にFAXを送った。
結果をいえば、どちらも成功。FAXも、実にきれいに受信されていた。ただ、この後、外のグレ電からやはりアナログ接続した時には、通信はうまくいったものの、FAXの送信は失敗してしまった。
失敗というか、いつまでたっても送信されず、しびれをきらして切断してしまった、というわけ。気が早かったのかな、それとも。いずれにしても、最近妻のPerforma6410のFAXソフトはとても調子が悪く、Apple純正なのにもうサポートされていなかったから、とても困っていたのだった。これで、妻の今までの不便が多少は改善されるといいんだけど。

ルータ経由のISDN接続と、内臓モデムのアナログ接続の切り替えは、「TCP/IP」のコントロールパネルを使って簡単に行える。大昔は、再起動しないと設定の変更ができなかったこともあったな、そういえば。
とにかく、ルータ接続の時は「ethernet」の「DHCPサーバを参照」を選び、アナログの時は「PPP接続」の「PPPサーバを参照」を選択すればいいわけだ。
あ、そうそう、それから、アナログ接続の際は、接続は自動的にしてくれるからいいけれど、切断の時には「リモートアクセス」をコンパネから選んで、そこで切断しないといけないようだ。これは6410の時も同様だったのかな、あれは妻のメインマシンだし、私はApple純正モデムって使ったことないから、よく分からないや。

もうひとつ、まだ試していなかったFetchを使って、ftp接続をやってみた。これも問題なし。ちなみに今日のマック日記は、iBookで書いて、そこからアップロードしている。

あと、今日気付いたトラブルについて。USBマウスは、スリープとか、ちょっとしたことで、すぐに認識されなくなってしまうようだ。これはマウス自体が悪いのか、ソフトの方か、それとも、そもそもそういうものなのかは分からないけれど。

最後に、買い物について報告しよう。iBook専用バッグを買った。いくら取っ手がついているとはいえ、むき出しで持ち歩くのは、ちょっと勇気がいるものだから。このバッグはなかなかよさそうだし、安かったから。代引で、数日で届くようだ。

明日以降、考えているのはMozillaとIEを最新版に変えること。それから、そろそろ本格的にソフトのインストールを始めようと思っている。

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11月12日・iBook使用感・その2

昨日に引き続き、iBookについて。

本体を、暗いところに置くと美しいと聞いていたが、やはりきれいだった。スリープランプの点滅速度が独特で、一種生命感のようなものを感じる。
次はいよいよ、起動してみた。
起動音はしょぼい。もっともこれはスピーカーのせいである。一番の問題点だろう。スピーカーの音質も、全然よくない。
起動速度を計ったところ、電源オンから一分三十秒で使用可能になった。まだほとんど標準の状態で使っているからだろうが、速い方だと思う。
ちなみに、OSは、やはり8.6だった。
ハードディスクは3GBの容量で、初期状態で2.4GB空いている。Nanasaurなど、バンドルソフトでも、インストールしていないものもあるから、その工夫は評価したいが、いっそMozillaとMSIEも入れないでおいたらいいのに、と思った。そうすればかなり容量が空くだろうに。どうせ最新版ではないし、ほとんどのひとが一方しか使わないのだからね。
余計といえば、AOLのフォルダは、とっても無駄だと思った。10MBもある。おまけに機能拡張ファイルまで入っている。すぐに削除したけれど、今後何かトラブルがあった時、リストアCDからインストールすると、これらがまた入ってしまうのだ、と思うと、ちょっと気が滅入る。
以前のようにCD-ROMで添付すればいいのに。

ハードディスクの中身をざっとみたところで、さっそく機能拡張・初期設定ファイルに色付けしておいた。今後、色々なものを入れることになるだろうから。最初が肝心。
仮想メモリは初期状態で97MBになっていた。なお、MacOSは22.7MB占有でMT300で使っている8.5.1の約半分になる。

ネットでは、液晶の性能・ドット欠けについても報告されていたが、私の場合、今の所、欠けはないようだ。
液晶自体の性能は問題ない。美しいと思う。あんまりきれいな液晶を見たことがないだけかもしれないが、私にとっては、これで十分。
また、12インチというサイズについて、小さいのでは、という意見もあったが、私には気にならなかった。ただ、初期状態の解像度を、もうひとつ 用意されているものに変えると、文字やアイコンが大きくはなるものの、やや画面が見づらくなる。液晶の性質からいってこれは仕方がないことだとも聞いているが。

キーボード・トラックパッドの使い勝手については、当然、今もっているPowerBook520との比較が主になる。キーボードは、慣れれば問題ないだろうと思うが、あまりキータッチがよくない。クリック感など、望むべくもない。520と大差ないだろう。ただしキーのサイズはノート型にしては大きめで、打ち間違いをしにくくなっている。
トラックパッドは、タップができないと思っていたら、設定を変えることで効くようになった。なるほど、初期状態では外しているわけか。

ふたを閉じてもスリーブしない、という問題が報告されていたが、これについても問題はなかった。システム終了する時もそうだが、スリープする時の音がかわいい。

バッテリの持ちは、公称六時間、というだけあって、全然気にならない。省エネルギー設定が働いて、初期状態だとちょっと放置しておくだけでスリープしてしまうが、これは仕方のないところ。

また、発熱の問題については、WorldPCExpoでのデモ機を触った時から気にしていた。あの時のiBookは、かなり熱くなっていたからね。だが、やはりずっと使いっぱなし、しかもテーブルの下に照明がある、という特殊な状況下での問題だったようで、三時間程度フルに使っていても、全然熱くならない。それ以上は、まだ使ってみないと。
ちなみに、買ってきてすぐ起動したところ、ほとんどフルに充電してあり、 親切だと思った。Appleがやったのか、ショップなのかはわからないけれど。

USBマウスのホットスワップはうまくいく。つまり、使うときだけ接続して、すぐに普通に使えるわけだ。これはADBマウスでは味わえない、便利な点だと思う。
マウスは先日購入したエレコムのふたつボタンにホイールつきのタイプで、CD-ROMからキーの割り当て用のコントロールパネルをインストールするものだったが、左ボタンもちゃんと割り当て通りに機能した。

スピーカーと並んで問題だったのは、CD-ROMドライブの音だった。
CD-ROMドライブそれほどうるさくない。むしろMT300より静かかも、と思っていたら、やはりものによっては振動がある。キーボードまで伝わってくるほど。だが、やはりMTほどではないし、ノートパソコンで内蔵CD-ROMを使ったことがないので、比較する対象がなく、これが大きいのか小さいのか、判断はできない。

次に、添付ソフトについてだが、まだ使っていないものが多く、クラリスのバージョンが4.04だと確認できたぐらいだ。ネットで話題になったKay's Photo Soapが修正版になっているか、とかFaxstfの使い心地(Performaとの比較)は、明日以降の話になる。

事前に一番気になっていたのは、ネット関連の問題だった。
ことにルータ経由でのISDN接続は、かなり警戒していて、トラブル時の対策もネットで収集し、プリントアウトして事前に用意しておいたのだが、全然問題なかったので拍子抜けしてしまった。
少なくともブラウジングとメール、ニュースにかんしてはOKのようだ。モデムを介したアナログ接続やネットワークの印刷については、後日確認するつもり。ただ後者については、ファイル共有も容易だったから、それほど心配してはいない。

最後に、トラブルについて、少し。
まず、初日。システムプロフィールを起動して、いじっているうちにフリーズした。これは再起動で治った。原因はよく分からない。
それから、イーサネットの設定後、MS-IEを起動したらタイプ何とかのエラーで落ちた。
ネスケだと問題なく起動し、接続もうまくいった。が、後日もう一度起動したところ、今度は問題なし。結局これも原因がよく分からない。
二日目。pdfファイルを開こうとするとフリーズする。再現性があるため、添付のAcrobatReader3.0Jを4.0に変えようと思い、PhotoShop5.5のディスクからインストールしようと思ったが、「予期せぬエラー」とかでインストーラが終了してしまう。
じゃあついでにPhotoShop5.5が入れられるか試してみようと思ったら、アップグレード版なのでオリジナルCDをハードディスク内で検索するか、新たにオリジナルCDを入れるか選ぶように、とメッセージが出た。そこで5.0Jのディスクを入れたら、フロッピーのアイコンとともに、インストールディスクの挿入を促すメッセージが。試しに4.0JのCDを入れたら(これはアップグレード版ではなく、オリジナルCDだった)、マウントもせず、うんともすんとも言わなくなった。
強制再起動して、今度は5.0Jから入れた。うまくインストールできた。ここで5.5Jを入れた。これもインストール成功。試しにAcrobatReader4.0Jのインストールを試みたら、今度は簡単にインストールできた。結果として、成功したわけだが、どういう現象なのかよく分からない。
また、この後システムを再起動すると、それまで使えていたUSBマウスが使えなくなってしまった。これも不可解だ。

長くなってしまったが、今日の所はここまで。

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11月11日・iBook使用感・その1

やっと届いたiBook。多少冷静になったので、現状までで気づいた点などを中心にレポートする。

はじめは、届いた箱から。
外箱は、いっぺん開封した跡があった。おそらく、ショップでメモリ増設をしてもらったためだろう。ビニールで包まれた本体には、一緒に乾燥剤が入っていて、びっくりした。素材にカビでもはえるのだろうか。だとしたら、手入れなど考えておかないとまずいな、と思った。

といったところで箱を開けた。
マニュアルは少ない。ほとんどない、といってもいいぐらいだが、必要なことは分かるようになってるし、オンラインヘルプもあるのだから、この程度で十分だと思う。CD-ROMドライブが、今まで使っていたどのマックとも動きや作りが違うので、その使い方にちょっととまどったぐらいかな。
電源は、丸い形に騙されてしまうのか、見た目より重く感じる。

いよいよ、本体を取り出した。
全体的な印象については、雑誌やウエブでの写真と比べると、実物の方がずっと良い。特に、青い部分が、写真程明るくないので、ジョン・デボラックが言うほど幼稚な印象を抱かせない。

次は、もう少し、細かい部分について。
アールの処理等、仕上げはていねいにしてあると思う。ただ、青い部分の縁の一部に、プラモデルでいうところのバリが少し残っている。それほどめだつものではないのでいいのだが、たとえば紙やすりなどでこれを削ってしまっても大丈夫だろうか、と気になる。
それから、手触り(質感)について。
青い部分はもっとざらざらしているかと思っていたが、しっとりしている。考えてみればWorld PC EXPOで触っているはずなのだが、もう感触なんかとっくの昔に忘れていた。
まあ、あの頃は買うつもりなんて全然なかったからなあ。
あと、ネジ位置の始末について。一部で「せっかくのデザインが画竜点睛を欠いたかのごとくに残念だ」とされていたネジの頭は、気にすると、確かにちょっと目立つ。でもこれでデザインが台無しになっている、とまでは感じられない。
把手の使い心地はよいと思う。EXPOで触った時ほどバネが強くなくて、ちょうどよい(これは、ラッチのない本体の折り畳み部分にも言える。EXPOでは、モニタを閉じたとき、指を挟まれてしまったぐらいだったので)。ここで握ると、本体がそれほど重く感じられず、いいアイデアだと思う。

次は、iBookの掲示板で報告されていたCD-ROMドライブの問題について。
ネットでの情報によると、すき間/でっぱりなどがある、という話だった。ちょっと隙間はある。閉じた状態で外から押すとやや内側に沈み込むから、設計した位置にぴったり固定されているのではないのかもしれない。が、それほど気にならないし、使用に支障はない模様。
(明日に続く)

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11月10日・iBook到着!!!

今日のお昼頃、品物がやっと到着した。iBookのブルーベリー。一ヶ月も待ったんだなあ。

さっそく使用感など書きたいところだが、今はそれどこじゃない。やっと届いた喜びをかみしめつつ、ずっとiBookを触るのに忙しいもんだから、詳細は後日に、ということで、本日はここまで。

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11月9日・USBマウスなど

最近は、ひとに会う度に「iBook、まだ届かないんですよ」と言い訳をしているような気がする。先日、あと一週間以内、とショップから返事をもらったのだから、観念して待つべきなのだろうが、ほら、言うじゃない、「夜明けの前が一番暗い」って。ちょっと意味が違うかな。まあ、いいや。とにかく、もう届きそうなのに、そして回りでは次々と届いたよ、という喜びの声が聞こえているのに、自分はどうしてまだこんなに悶々としてなくちゃならんのだ、という思いでいらいらしてるひとも多いみたいだ、いや、決して私がそうだ、というんじゃないが・・・そうなのかな。
いずれにしてもそんなひとたちが作ったBBSをご紹介。その名もAppleStoreと福山通運に一言申す!!な掲示板という。ここは、怒りのメッセージで埋め尽くされている感がある。私はここまで怒りを感じてはいないのだが、それでも、こんなに長いこと待っていて、それでも報われないでいるひとたちがいる、という事実が、逆に「ああ、私なんかより、ずっとひどい仕打ちを受けているひとたちがいるんだ」と、私を冷静にさせてくれたのかもしれない。その点、感謝している。

今日は、ソフマップでUSBマウスを買った。本当はゲームパッドも買いたかったのだが、使いたいゲームが対応しているかどうか調べていなかったので、今回はマウスだけ。これもデザインよりは大きさと使いやすさや機能を重視したので、ブルーベリー一色の、わりと素直なマウスになった。2980円のエレコム製。はやくこれが使えるようになるといいなあ。

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11月8日・Appleからの返事

先日(11/1)、TellUsを通じてメールを出した。内容は、ショップ購入者も、いつごもiBookを手に入れられるのか、何らかの形での情報提供がほしい、というもの。AppleStoreで購入したひとの場合、(まあ、こんなに出荷が遅れたための、特例かもしれないが)出荷遅れを詫び、いつごろに届けられる、という内容のメールが届いていたらしいので、それと同じ程度の情報を入手できるようにしてほしい、という主旨のものだった。

返事が来るとは期待していなかったのだが、それが今日になってやってきた。内容は、もらったメールの意見を関係部署に伝える、という、汎用の形式で、具体的に要望に答えるものではなかったのだが、こういう回答をもらうだけで、自分でも驚くほどAppleJapanにたいする印象がよくなった。

今回の事件では、2ヶ月も待っているひとなどもいて、一部ではかなり騒ぎになった。キャンセルもたぶん多かったのだろう、だからAppleJapanもあわてて、ていねいな対応をするようになったのかもしれないし、私の今回もらったメールも、内容を何にも読まないまま、ただ汎用のメッセージを返信しているだけなのかもしれない。

が、たとえそうだとしても、こういう返事はもらえた方が絶対にうれしいし、心証がよくなる。少なくとも、注文を受け付けたままで、放置されているという感じがいくぶん消えてくる。

本当に久しぶりのことだけど、AppleJapanを見直した。客の事を少しは考えているんだな、という気分になった。

もっとも、まだiBookは届いていないから、この先またずっと待たされたりしたら、印象はまた変わってくるだろうし、この程度のことで見直すなんて、甘い、と思われる向きもあるだろう。でもね、ほめられる時にほめておかないと、この先、そういう機会があるかどうか、分からないし・・・いやいや、こういう皮肉めいた言い方はやめよう。とにかく、私はこの返事をもらってうれしかったのだった。われながら単純だけどね。

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11月7日・iBookはいつごろ届くか?????

iBookのBBSで、私と同じショップで9/29に注文したひとが今日届いた、という書き込みがあったので、ショップに電話してみた。ソフマップ2号館では、ここにきて大量に入荷しており、10/20注文分までの台数が入っているという。ただし、その9割がメモリ増設待ち状態で、そのせいでまだ出荷できないでいるものもあるそうだ。私の注文分は、10/12だったため、今日から早くて数日、遅くても一週間程度で届けられる、とのこと。ようやくメドがついてきたようで、よかった。

埼玉のT-ZONEなど、店頭でお持ち帰りができるほど在庫が潤沢になっているそうだ。キャンセルが多い地域だと、こういうことにもなってしまうんだろう。あと一週間か。予約してから一ヶ月ということだから、そんなに遅いわけではないのかもしれないが、それが当たり前、というのがそもそも異常だ。新製品のたびにこういう状態では、本当に問題だと思うのだがね。ともあれ、今はこの一週間を楽しみに待つことにしよう。

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11月1日・iBookはいつごろ届くか????

iBookはまだ届かない。AppleStoreで注文したひとたちの間では、もう初日予約組以降のひとにまで出荷遅れをわびるメールが届きはじめているらしい。

今日は私の買ったソフマップのMac館に電話して問い合わせを入れたが、初回入荷以来、全然入荷しておらず、次回入荷もいつになるか分からない、11月中に入荷するかどうかも分からない、ということで、先月電話した時と同じことしか分からない。とにかく「分からない」、「分からない」ばかりでは不安になるばかりなので、アップルジャパンのTellUsにメールを送ることにした。まあ、やれることは何でもやってみよう。

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