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2K年12月 


 

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12月30日12月26日12月25日12月09日12月05日12月03日日記目次

12月30日TechExchange復活。しかし・・・

26日に書いたアップルのフォーラムは、やっと復活した。だが、相変わらずCubeに関するクレームやトラブル報告は削除されているようだ。一方、技術情報として、ようやくアップルのウエブサイトにも、この白煙問題が掲示されるようになった。問題のある部品が見つかった、とかで、申し出てくれれば迅速に修理する、とのこと。
だが、問題のありそうなCubeのシリアル番号も掲示されていないから、まだトラブルになっていないユーザは不安だろう。電源問題にしても、買ってから一ヶ月程して突然症状が出た、という報告もあることだし、この白煙問題だって、そういうことが十分考えられる。問題が起こるまでは、交換修理の対象にならないのだろうか。だとすれば不可解だ。「問題のある部品」を使っているものだけでも、至急回収するべきだと思うのだが。
さらに、それにもましてげせないのは、この告知が、その技術情報にしか掲載されていない、ということだ。登録ユーザ全員にメールで告知すべきじゃないのか? 問題を軽視し過ぎているのではないだろうか。マック大好きなひとたちのサイトには、この技術情報がある、ということさえ載っていない。30日現在で、載っているのが確認できたのは「Macintoshトラブルニュース」だけ。年末だから、更新が滞っているということもあるだろうし、マックに忠誠心のあるユーザの作るサイトは、26日の日記でも書いた通り、あまりアップルに不利になる情報を求めても無意味だ。残念だが、実際そうみたいだから仕方がない。
が、それよりも何よりも、アップルジャパン自身が、この問題を軽視していないという姿勢を示すべきだろう。MRJのセキュリティ問題でも、相変わらず告知をいっさいしていない。今回のCUBE白煙問題では、TIL(技術情報)に情報を掲載しているだけでもまだましかもしれないが、決して十分ではない。できるだけ速やかに、全Cubeユーザに届く告知を行うべきだと思う。

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12月26日アップル日本法人について

去年の秋頃、発売日のちょっと前にiBookをショップで購入した。ずいぶん待たされて、かなりうんざりさせられたのだが、その時のアップルジャパンの対応が、今回cubeの問題でも全然変わっていないことを知らされてあきれはてた。
12/26日現在、cubeからの発煙事件について、アップルジャパンはようやく認め、調査をしているとコメントしているようだが、それにしても、毎日新聞という大手のメディアが取り上げて、初めて重い腰をあげた、という印象がぬぐえない。この問題については、ウェブではすでに数ヶ月前から話題になっていたのだから。その被害者の話によると、アップルジャパンの対応はとてもひどいもので、それが彼ひとりの発言だけ突出しているのなら、あるいは彼がうそをついている、という可能性も考えられるものの、TechExchangeやほかのBBSでの発言を読んでいる限り、アップルジャパンの不誠実な対応を指摘しているのは五人や六人ではない。これはiBookの発送遅れの時にみんなが味わされた仕打ちでもあり、そして何より、私自身もiBook購入の際に、発送遅れにたいする何のアナウンスもされず、ずっと不満を抱いていたひとりである。
私の知る限り古くはPowerBook5300、Powermac7500の頃から、新製品が出るたびに何らかのトラブルを引き起こしてきたアップル製品。
パソコンは精密機械だから、時々製品に問題が出るのは仕方がないだろうが、それにしてもトラブルが多すぎるし、それにたいする対応のまずさといったら業界随一だ。今回は、そのTechExchangeを閉鎖する、という暴挙に出た。現在、ここへの新規の書きこみはできなくなっている。技術情報の討論をおこなう場であり、中傷や文句はふさわしくない、というのがその理由らしいのだが、全然納得できない。大手に報道され、今後クレームの書きこみが増えそうだとしても、それはここまで問題を放置してきたせいであり、いわば自業自得というものなのに、それを理由にしてフォーラムを閉鎖するということは、それ以外のユーザ同士の技術交換さえなくしてしまうということだ。そこまでして問題を矮小化したいのか。そこまで腐っているのか。
ここにいたって私は、当分アップルジャパンを利するようなことをしないと決めた。アップルジャパンにお金が入る製品を買うのはやめるし、友人知人にアップルの製品を薦めるのをやめる。
この問題にたいするアップルジャパンの誠意ある対応が見られない限り、続けるつもりだ。
それにしてもマック関連メディアの腰の重いことといったら、アップルジャパンにひけをとらない。
雑誌も、オンラインのメディアでも、ただ毎日がこの問題を取り上げた、と書かれている程度で、それすら書かれていないところも多い。だから信者とかマッカーとか言われてしまうんだよ。アップルジャパンの体質が一番問題だが、それを甘やかし、増長させているのは誰なのか、いっぺん胸に手を当てて考えた方がいいと思う。・・・まあ、自分のそのひとりだったかもしれないが。

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12月25日

今日発売の週刊アスキーの「電脳なをさん」が面白かった。ジョブズが悪霊にとりつかれて、色々とあらぬことをくちばしるのだが、その中にCUBEネタがあった。

「G4キューブのキズな、あれはユーザーをいやがらせてやろうと思ってわざとつけたのだ。女工さんたちが一個一個心をこめて、カッターナイフで、こうキューっとな」

これには笑ったなあ。絵もよかったし。でも、本当に・・・うーん、まあ。いいや。

パソコン日記の方にも書いたけれど、当面こっちのマック日記も続けていくことになりそうだし、文書のアップも、原則としてマックからやることになるだろう。だから、最初考えていたほど劇的に環境を移行することはまだできないけれど、それでもWindowsMEを使っていると、マックでは気にしていたことを考えないでいいため、とても快適だ。すべてがすべて、というわけではないが、マックに足りない部分で、Windowsでは満足できるような面も確かにある。Windowsはマックの真似だ、と言っていればいい時代ではなくなっているのだろうね。今さらながら、こんなことを言っているが。
それから、マックユーザがウインドウズに転んだ時、あんなにもマックの悪口ばかり言うようになるのはなぜか、ということも、ちょっとだけ分かったような気がする。それは多分、今までアップルやアップルジャパンにされてきた仕打ちのせいじゃないかな。そういう手かせ足枷から解放された時に、まだその中にいる(と思える)マックユーザを何とかしてあげたい、と思ってしまうのだろう。だから、たぶん善意から来ているんだろう。迷惑な善意である場合も多いが。
まあ、私もたぶんひとのことは言えないんだろうな。アップルにたいする不満というのは確かにあるし。ウインドウズもそんなに好きなわけではないから、未だに残念な気持も少しあるけれど。
それにしても、ウインドウズもマックもニュートラルにとらえられるひと、というは少ない気がする。どっちに肩入れするのでもなく、用途によってふたつのプラットホームを完璧に使い分けることのできるひと、というか。そういうのが理想だなあ。

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12月9日

DELLのDimention4100を購入した。価格はモニタ別で14万円ほど。penIII866でCD-RWとDVDがついている。ハードディスクは40GB。たぶん年内には手許に届くだろう。これを使って、徐々にマックから環境を移行していこうかと思っていたのだが、最近のウィルス騒動を考えると、ネット関連だけはマックで使ったほうがいいような気にもなってきた。でもなあ。
何しろマックでは、ネット関連の新技術の対応がどうしても後手後手になってしまう。せっかくのウインドウズなのだから、マックに比べて先行しているメリットを生かしたいと思えば、もうネットでの使用は必須とも思えるのだが。どうしたものか。
いずれにしても、移行は緩やかにやっていくことになるだろう。もっともそれ以前に、マックというプラットホーム自体が、最近の業績不振で揺らいでいることは確か。アップルそのものも気に入らないところは多いが、それよりアップルジャパンがどうにかならないかなあ。

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12月5日

今日も少し、秋葉原をぶらぶらした。ViaVoiceかPhotoshopの新しいやつを買おうと思っていたのだが、後者は8日発売、ということで見つからず、前者はうーんと迷ったあげく買わずじまい。マックのソフトは、もし同等か、より高機能のソフトがウィンドウズで提供されるのなら、今あわてて買う必要はないだろうな、という気分になってしまったからだった。

という具合に、ここまでマックから心が離れてしまった今となっては、この「マック日記」も、あまり意味がなくなってくるかもしれない。今後は「パソコン日記」という、ありふれてはいるが実情にあったタイトルに名前を変えて続けていくほかないのかも知れない。今後マックの話題ではなく、ウィンドウズの話題が増えるにつれて、徐々にそういう方向にシフトしていくのだろう。であれば、新しいパソコンを買った日からは、このマック日記をパソコン日記として新たに始めるのがいいのかもしれない。ボーナスも出たし、その日は近くに迫っているような気がする。

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12月3日

秋葉原をぶらぶら歩いて、妻の用事でラオックスに入ったところ、エスカレーターの前にCubeが四台ぐらい並べてあった。ふと見ると、そこにあった全部の匡体に、例の傷があった。あ、傷っていっちゃいけないんだっけ。うーん、限り無く引っ掻き傷に見えるような模様があった。それも、みんなきまって正面右手の上にあったのには驚いた。なるほど、だから仕様だなんて言えるんだろうなあ。でもそれじゃ、WorldPC EXPOの時のアップルブースにあったCubeはいったい何なんだろう。

秋葉原では、たまたまDELLのデモショップがあったので、覗いてみた。ここのDimentionシリーズに、最近とても惹かれているからだった。安くて、マックより速いので。
ショップの店員はとても親切で、説明も良かったし、粗品もくれた。ここのところ、何年も使っているパソコンメーカーには、こういうことされなくなって久しいなあ、とふと思った。シールとかバッジとか、ポスターばっかりもらったってねえ。去年青いノート型を買った時も、さんざん待たされたことぐらいしか覚えていない。ユーザ登録をしたらOSの最新版をただで送ってはくれたが、私の手許にものが届いた時には、すでにそのOSが標準搭載されたのが店頭に出ていたのだよな。

DELLといえば、以前はあまりいい印象がなかったけれど、不思議なものだなあ、ここにきて、そこのパソコンを買うかも知れないなんて。今使っているパソコンメーカーが、これほどまで××(好きな言葉を入れて)になってしまうなんて、当時は思わなかったしね。

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