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2K年03月・04月 


 

目次

04月30日04月16日04月15日04月08日04月06日04月05日03月28日03月14日日記目次

04月30日・色々

このページでスタイルシートなどの作成に大いに参考にさせてもらったサイトがあって、そのひとの著作もずいぶん勉強に使わせてもらったのだが、その当人が3/23付けの記述でもって、ちょっと弱気な発言をしていてショックだった。

過去の『HTML原理主義な一連の文章』を書き直そう…と考えて、はや2年。けっきょく直せず、かといって消せず、ここに《obsoleteなもの》と明記することにしました。自分はあの道を続けますが、もはやそれを人に説くまねはしません。というか、もうとっくに時代が違うと思ってますデス、はい。
これからWebプレゼンを作る人は、リンクはボタンにしたくて、そのボタンにマウスカーソルをかざしたらボタンを光らせたかったりするだろう。このケースであえてHTML原理主義的に見れば「ボタンを光らせるんじゃなくて、自分で光ったボタンの画像を別途用意して…」などと説かねばならぬ。これではぜんぜん時代にマッチしてない。 また、「Webに掲示板を作りたい」「チャットコーナー を作りたい」などと考える人のほうが自然なのだ。 今はオーサリングツール(つまり作成エージェント)を充実させる時期であって、作者にHTML原理を説いても意味がない(すれ違うだけ)…

いわゆる「HTMl原理主義」は、私もあまり好きにはなれない。やはり、文法以前の大前提として、内容の大切さがあるのはあまりに明白だからだ。とはいえ、できるだけ多くの環境で、同じ内容のページが閲覧できるのは望ましいことだ。というより、ハイパーテキストの理念からいって、そうでなくてはならないのだと思う。IE5.5の仕様がW3Cから逸脱していることが大きな問題になっている今、HTMLの文法にこだわるのは、まだまだ大切だと思うのだが、このサイトの作者にも事情はあるだろうし、心境の変化もあるんだろう。今まで、そういった宣言によって色々と不愉快な目にあっていたかも知れないから、ご苦労さま、とだけ言いたい。

アドビのAdobe LiveMotionというソフトのβ版が、アドビのサイトで無料配付されていたので落としてきて使ってみた。ちょっとしたアニメーションなどが作成できるソフトで、とても使いやすい。サイトにあるマニュアルも分かりやすく、Photoshop添付のソフトよりも簡単にGif動画が作成出来た。 ただ、逆に動きが精密になり過ぎて、ともすれば画像のサイズが大きくなってしまいやすい。それだけ、作者に「凝らせる」作りになっている、とも言えるだろう。しばらく楽しめそうだ。

モニタの切り替え器を買い、7500を復活させようと思って秋葉原に行った。切り替え器はピンきりで、安いのは2000円ぐらいから、15,000円ぐらいまであった。この中から、電子式で画質の劣化が少ない、という能書きの7,500円のものを選んで、ほとんど買いそうになったのだが、店員に相談すると、まずケーブルがもう二本と変換アダプタが必要になる、とのこと。これで合計15,000円強になり、やは金がかかるのだな、とあきらめかけていたのだが、モニタがナナオの56TSだという話をすると、入力が二系統になっているので、ケーブルと変換アダプタがあればよい、と教えてくれた。これだと5,000円ぐらいで済む。店からすれば売上が減るというのに、親切に対応してもらってうれしかった。ソフマップを少し見直した次第。
で、帰宅後、そのケーブルで7500を接続してみた。MTとはRGB端子で接続してあるので、7500とはBNC端子で接続することになる。それで7500を接続し、起動。成功。本体から変な音がするけれど、これは今回のこととは関係なく、多分筐体をちゃんとセットしていないからじゃないかと思った。いや、昔もこういう音がしていたのかも。ちょっと分からないが。
それで、一応確認をしておこうと思って、MTも起動してみた。すると、驚いたことに画面が緑がかっている。ナナオのウェブページには、こういう場合は「シンク・オン・グリーン」で接続してくれ、とあったので、そう設定してみたのだが、そうすると画面が現れなくなってしまう。いったん7500をあきらめようか、とBNCの端子を外し、7500接続前の元の環境に戻したのだが、それでも依然として画面が緑色。使えないことはないのだが、これではあまりに気分が悪いので、応急手段として、BNCの端子をMTに接続することにした。画面の 解像度が変わってしまい、妙な感じだが、とりあえずはほかに方法がない。
RGBのケーブルが何かの弾みで死んでしまったのだろうか。困ったもんだ。

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04月16日

3/28に書いたスリープ後のネットワーク不調の問題は、コントロールパネルの「TCP/IP」をいじることで対応できるのがわかった。どうするかというと、「TCP/IP」を開けて、とにかく設定を適当にいじり、すぐに元に戻して「保存」し直すのだ。これでもう一度接続すると、接続がリフレッシュされるのだろうか、とにかくうまく繋がるようになる。今後はこれで対応しようと思う。

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04月15日

InfoMacより、「シンドラーのリスト」という名前のアプリと「PlayerPRO 5.5 Freeware」を落とした。
「PlayerPRO 5.5 」はマルチフォーマットの音声ファイル再生ソフトで、MTM, MADH, MADG, MADIだのMuLaw, ALawだのといった、聞いたこともないような形式のファイルも再生できる。もちろんMP3やWAVも再生出来るので、フリーソフトでもあるし、とダウンロードした。 もうひとつのソフトは、どう考えてもスピルバーグの映画から名前をもらっているのだろう。私はその映画を見ていないのだが、このソフトはどういうものかというと、嫌なやつをリストアップするデータベースソフトで、何月何日にこれこれこういうことをしたやつがいた、許せない程度はこれこれ。といった具合に書き込んでいくためのものらしい。
そういう映画だったのかな?
以前この映画を見ている妻に「この映画に出てくるリストって、どういうものなのか」と尋ねた。その答えと、実際のこのアプリの使用方法とは、ちょっと思想的な差異があるようだ。たぶん作者はスピルバーグが嫌いなのかも知れない。

お宝鑑定団のニュースで知ったのだが、The Web Standards Project (WaSP)が、今度出るIE5.5のウインドウズ版を、CSSの実装がとぼしく、現状のウェブページがみな正しく表示されなくなってしまうかもしれない、と警告を発している。シェアをとったから、こういう手段に出てきたのね。ひどい話だ。今まではCSSについてはずいぶんよくできていたのに、がっかり。となると、(少なくともウインドウズ版の)IEについては、
1)セキュリティの懸念
それに
2)HTMLを無視している
という点から、選択の枠から外さざるをえないし、ページ冒頭にも、その旨明記しておく必要があるなあ。それにしても迷惑な話。

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04月08日・ネスケその2・6.0はだめ?

一昨日はMT300でダウンロードしようとしたNetscapeCommunicator6.0だが、今度はiBookを使ってダウンロードに挑戦してみた。今回も、回線がビジーらしく、何度か残り時間のステータスが表示されなくなったりしたが、ダウンロード中のダイアログの「pause」ボタンでいったん停止し、「resume」で再開させることで、どうにかインストール自体は成功した・・・のだが、インストール終了と同時にアラート音がして、再起動のコンビネーションキー以外、すべてのキー操作を受け付けない状態になってしまう。
もう一度同じことをしたが、結果は同様。どうもiBookでもインストールはうまくいかないようだ。ほとんど標準の状態で使っているはずなんだけどなあ、このiBookは。
そこで、ネットでは同様のトラブルが報告されてやしないかと思いあちこち探したのだが、まだインストールしたひとが、日本ではあんまりいないみたいだ。紹介している記事はあちこちにあったけど、実際に使用感まで載っているところは見つからなかった。
アメリカのサイトを調べてみると、やはり私と同じようなトラブルは見つからなかったものの、その代わりに(^^;NC6にたいするあんまりかんばしくない評判がみつかった。
まず、MacInTouchでは、4月5日付けでこんな記事がある。

Netscape 6 Preview 1 is a "pre-release" of the "next-generation" browser, recommended only for bleeding-edge types.

よほどの物好きでない限り、試さない方がいい、ということらしい。また、macworldでは、わりあいと詳しい記事が載っていた。要旨は下記の通り。

プラウジング以外の機能をより重視しており、これだけでネット関連のことが何でもできるように作られているが、一方でユーザのカスタマイズの余地がかなり少なくなった。また、スタイルシートについては、以前IE5とNC6とでは、見栄えが違うページがあり、どちらか一方ではうまく表示されない場合もある。これはJavaScriptのimplementationの違いかstyle sheetsの解釈の違いのせいだろうが、概してIEの方がルールに忠実のようだ。 だがショートカットキーが効かないとか、いくつのサイトへのアクセスで速度が低下する点、カスタマイズの機能が少ない点、スタイルシートの妙な仕組みは、みなこのブラウザがプレビュー版だからだろう。

この記事はふーん、なるほど、という感じで読んだのだけれど、ユーザの意見も寄せられていて、それによると、ほとんどの書込みが否定的な意見に満ちていて、いわくTotally Crashed my SystemだのN6=crapだの、Got It, Checked It, Trashed Itだのと、散々だ。こんな調子なら、インストールできなかった私はかえって運が良かったのかもしれない、てな気分になってくる。考えてみればMozillaも、最近のバージョンは私の環境ではうまく動作していないし、正規版が雑誌の付録などに収録されるのを待つことにしようかな。

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04月06日・今度はネスケ

Netscape Communocatorの新しいバージョンがプレビュー版として登場している。現行の4.7から5番台を飛び越えて、いきなり6.0になるそうな。色々と改善されている点も多い、とのことなので、ダウンロードしようとNetscapeのサイトにアクセスして、インストーラを落とした。インストーラ自体は200k弱の小さいファイルで、これは簡単に落とせたのだが、ここから本体を落とすのが、どうしてもうまくいかない。ふたつに分かれているファイルの、二番目のところで必ず止まってしまう。仕方ないので今日は断念、ということになった。
まだ使うまでにいたっていないので、感想も何も書けやしないのだが、ただ、悪名高きInstantMessengerをダウンロードのオプションとして外すことができるようになっているのはよいと思う。あれは本当にうっとおしかったからなあ。

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04月05日

更新が本当にまれになっているので、三月と四月は一緒のファイルにすることにした。四月も色々ありそうで、やはり更新している暇があまりないかもしれないので。
それでもネットに繋いで情報を眺めることだけはしている。久しぶりに新しもの好きのダウンロードから見つけたソフトをいくつかダウンロードした。
楽しかったのは、フィレンツェ絡みのもの二点で、まずはFIRENZE ICON -vol.1 (J)。これはフィレンツェの歴史的な建物などをアイコンにしたもので、デスクトップピクチャもあるので、そのうえに配置するととても楽しい。たぶん行ったことのあるひとや、興味のあるひとにしか楽しめないだろうが。
もうひとつも、同様の類い。ジグソーギャラリー1.0.2J (J)の「イタリア、フィレンツェ」編は、ドゥオモの画像を加工して作ったCGをパズルにしたもの。はじめから全部のピースが揃っていないパズルで、それなりに楽しめる。

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03月28日

また更新がひさしぶりになってしまった。とはいえ、その間にたいしたことがあったわけでもない。
最近、しばらくスリープして、その後にネットに接続しようとすると、ネットワークエラーでつながらなくなってしまうことが多い。再起動すれば元に戻るのから、深刻な問題ではない。「再起動すれば」ということで、ふと往年のMacTCPを思い出した。あの頃は、ネット接続をいったん切ると、再起動しないとつなげなかったなあ、そういえば。いや、なつかしい。
今のこのトラブルは、たぶんイーサネットカードに起因しているのではないかと思っている。従来の純正ポートからの接続を、速度にあきたらず100Base-Tのカードに交換した時から、思えば少しおかしかったような気も。安いカードを買ったからなあ。最近はあんまり頻繁にネットで遊んでいないからたいした問題にはなっていないのだが、以前のようにヘビーに使っていたとしたら、けっこう悩まされているのかも知れない。とはいえ、iMacの例の問題に比べたら、ほとんどトラブルでさえない。

初期のiMacなどで発生して話題になっている、そのGreenLightOfDeath(GLOD)問題は、ここにきてようやくアップルジャパンが自社ウェブサイトでその存在を認めるようになってきた。
詳しいことは、そのフォーラムなどを参照すれば分かると思うが、本当に反省とか改善ということをしない会社なのだな、と呆れてしまう。
半年に一回ぐらいの割合で世間というかアップル製品のユーザを混乱させているのもすごいが、そういう問題が発生するたびに、場当たり的な対処(例:iBook出荷の際のごたごた)やごまかし(GLODを報告するユーザに対する「そのようなトラブルの報告は受けていません」とかいう応対)ばかりしているのも、すごい。
Apple本体に問題があるのかも知れないが、それ以上に目立つのは、この日本法人の対応のずさんさだ。PowerBook2400/240以降、日本初の製品はないし、たかがローカライズするだけのことで何カ月もかかってQT4.0Jを出したり、AppleWorks5.0のように、とうとうローカライズできなかった製品まである。そりゃもちろん、色々な事情はあるんだろう。だが、満足な製品の日本語化も迅速に行なえないくせに、顧客に対する対応といったら、全くの殿様商売だ。アップル製品の人気にあぐらをかいているとしか思えない。こういう状況は、いったいいつまで続くんだろうか。

昨日から解禁になったInternetExplorer5.0をダウンロードしてiBookで使用してみた。外見がかなり変わった。あと、ツールバーを横に収納できるのはなかなかよいアイデアだと思う。
だが、性能じたいは、どーでもいいオークション機能など派手なものはあるが、便利さや快適さを体感できる点はとくにない。速度もさほど変わっていないようだし。スクラップブックにしても、スクリーンショット取ればいいんだしね。もっとも、見えないところで改善されているのかもしれないし、もしそうならちょっとうれしい。
問題はCSS回りだな。なんか知らないが、私のページはこのようにフォントが巨大になってしまっている(^^;
その原因として、IEのCSS対応が不完全である可能性が強いと自分では思っているのだが、他の人が作ったページなどを巡回してみても、私のページほど変な感じになっているところはみつからず。ということは、やはり???
でも、そもそもスタイルシートをちゃんと使っているひとの方がまだ少ないのだから、それだけで結論付けることもできない。少し暇を見て、自分のページの文法を再チェックしよう。もし間違っているのが私の方だったら、IE5.0が広まる前に直しておかないと、恥ずかしい。そのための手段としては、このIE5.0、ささやかには役に立ちそうだ。

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03月14日

しばらく更新していなかった。といっても、フィレンツェ日記の制作にずいぶん時間をかけていたから、実質的にはそれほどさぼっていないはずだが・・・まあ、いいわけはこのぐらいにしよう。
もっとも、書くほどのことは何もなかった、というのも事実。今日書いたのも、Mozilla14がずいぶん安定してきた、という話を聞いて、久しぶりにmozillaのサイトにアクセスして、ダウンロードしてみたからだった。
だが、結果から言うと失敗だった。そもそもインストールがうまく行かない。それでもM14がかろうじてインストールされていたので、起動して試してみたのだが、最初の一二回しか作動せず、やはりインストールに失敗している様子がうかがえる。こういう状態では、使用感も何もあったものではない。MozillaはMS-IEよりCSSにちゃんと対応しているというし、ちょっと期待しているんだけどなあ。

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