K100補修履歴・ グリップヒータ点検編 2006.12.11更新

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 グリップヒータの回路はちょっと変わっています。

2006.10.24  : 暖かくならない?
68781km
 走行中、指先が冷たく感じたのでグリップヒータをつけてみたところ・・・暖かくならない?
 グリップ内部のヒーター線そのものが切れることはたまにあるらしいが、左右とも暖かくならないのはもっと根本的なところに原因があるのではないか?ということで調べてみた。
 まず一番にヒューズ切れを疑ってみたのだが、どのヒューズも切れていない。(あとで調べてわかったのだが、グリップヒータのヒューズは1番。単独ではなくブレーキランプ等と共通である。) ハンドルパッドにあるスイッチの裏側も調べてみたのだが目でみてわかるような断線はない。前の週にETCユニットの配線をするためにタンクを持ち上げている(ディーラー作業)のでその影響か?ということでタンクを外して調べてみることにした。
 本格的に調査を始める前にまず回路図の勉強。勉強の成果は電装品編に詳しく書いてあるが、要はLow側の配線が抵抗をもっており、グリップヒータにかかる電圧を減らす仕組みになっている。
 タンクを持ち上げ全ての配線の導通を当たってみたのだが、どこも断線していない。切れかけのところがあるかも、ということで曲げたり伸ばしたりしてみても問題なし。しょうがないのでコネクタを清掃してそのまま組みつけてみたところ、今度は暖かくなる。単にコネクタの接触不良だったのだろうか?
 ETC車載機のケーブルの余長がタンク下で乱雑に束ねられていたので、他の配線を圧迫しないようにきれいに整理しておいた。
 
2006.12.10  : その後・・・
*****km
 その後、何度となくグリップヒータを使用しているが、まったく問題ない。何だったのだろうか?

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