うちも終わりました。
結果は、「意外と何でもなかった」です。
少しは問題も出ましたが、日常トラブルの範囲内(楽勝レベル)と思いました。
(テスト結果の詳細な検証はこれかららしいので、まだ分からないけど。)
翌営業日(5/6)の立ち上がりも緊張しましたが、大丈夫でした。
因みにうちのシステムは、メインフレーム(複数台)のDB/DCシステムと拠点(200程度)のCSSシステム(UNIXサーバ+PCクライアント)をTCP/IPで連携させたものです。
今回のテストは、下記手法で行いました。
(1)メインフレーム
本番マシンで、全システムバックアップ + テスト + リストア。
(2)ネットワーク
本番ネットワークを縮退構成にして(本番サーバ断,ハブ抜き・ルータ断)、
数拠点分のCSS、管理用サーバなどを、テスト用に別途用意。
(3)日時の設定
1999年の最終営業日〜2000年第1,2営業日。
アプリのテストは主に下記観点で実施しています。
・年末〜年始にかけてオンラインデータが通るか、
・上記のオンラインデータをメインフレームで正しく処理(オンライン及びバッチ)できるか。
準備期間があまり取れなかったため、厳密な意味での「スルーテスト」にはなっていません。通常の運用をそのまま実施した訳ではなく、テスト内容は各サブシステム維持担当者が個別に設定しています。
又、対応の遅れが明らかな一部サブシステムは、テスト対象外としました。
というような事情で、「今回問題なかったからOK」とはとても言えないのも事実。しかし、もっと酷いかとも思っていたので、かなり安心できる結果ではありました。
が、この時点でヘンな安心感が広がってしまうのも、一寸、心配。
> ちょっと気になったのですが、閏日はテストされていなかったのでしょうか?
うちの場合メインフレームを中心としたシステムなので、日中のオンライン処理+夜間のバッチ処理を1日のサイクルとした、今となってはレガシーな構造となっています。という訳で、限られた時間内(実際テストできたのは1日半程度)ではいろんなバリエーションのテストはできていません。(少量データで正常系が通ればOKというレベル。)
危険日その他の様々なケースを想定したバリエーションテストは、日々消化することになっています。しかし、こちらの進捗は思わしくないのが実情でして、1日半程度の実機テストで問題なかったからいいってもんじゃないはずなんです。本当は。
ところが、実機テストがまあまあ成功してしまったもんだから、早くもイヤな安心感が広まりつつあります。対外的にも宣伝するんだろうし。苦労してテストして、ある程度うまく行ったのはいいんだけど、今後の展開を考えると、ホントに良かったんだかどうか。
「やらないよりは、やって良かった」とか、「少しは安心できるようになった」程度に考えておくべきだろうと、私は思っています。
>> 1日半程度の実機テストで問題なかったからいいってもんじゃない
>> はずなんです。本当は。
> それって、もしかして、これからが大変!っていう意味ですか?
だったらいいんですけど、高々1日半の実機テストの成功で、本来行うべき日々のテストが免責されるような事態を、私は怖れております。(そうなりそうな気配あり。)
本当は、少しくらい問題が出て、多少緊張する方が良いと思っていたんですけどね。