第24回(2003年)全市全郡コンテスト参加記


★参加部門
昨年は X50部門 で6位。入賞外というふがいない結果でした。開始直後から交信局数の少なさでやる気も途中で失せ、途中からはテレビを見るために中座などしてしまいました。今年はなんとしても「入賞」と意気込みだけで参加です。(^^;)

★目標
 なかなか全国制覇はできないコンテストですし、年々参加局が減少しているので関東エリアは制覇したい、と考えました。マルチの目標は立てず、交信数「500」を目標としました。しかし500しかできないコンテストなんてつまらなさすぎます。体育の日が3連休のために移動してから、コンテストへの参加数が減ったと実感しています。そりゃそうですよねぇ・・・ コンテストより「旅行」ですよ、フツー。自分の仕事の業界には嬉しいことですが、コンテストにはありがたくないです。

 ちなみに昨年のスコアは  JP1LRT 363 x 205 = 74,415

★設備
 いつも通りの設備となりました。13mh 8ele Yagi と 10mh 2ele HB9CV です。またもや垂直系は用意できませんでした。ログはZLOGです。DOS、しかもNECの PC-9821Nsです。Windows版を走らせることができ、しかもUSBインターフェイスも可能なPCも持っていますが、DOS版の安定性と使い勝手の良さ、また慣れからも今回もこれとしました。しかし今回はちょっと不具合が。PTT出力のコントロールができませんでした。 CW の時は PTT のコントロールをしないと 25WPM 位の速度では VOX が反応してリレーがぱたぱたします。 28WPM なら大丈夫なのですが、最初からその速度でとばすのは自信が無く、結果 23WMP位でCQをだし、その時はマイクのPTTを押さえるという作業をしました。(^^;)
アンテナ ★コンテスト前〜
 前日は呑んでしまいました。で、当日の午前3時に帰宅。コンテストのことも考えない愚か者でした。しかし14時から3時間ほど昼寝をしました。20時半くらいから周波数確保に入りましたが、既にエッジはライバル局に押さえられています。そのすぐ上には都内のクラブ局が陣取っています。その電波は強く、しかも広がっています。たまらず 50.290 付近に陣取りました。コンテスト開始後3時間はひたすら RUNNING という方針はどのコンテストでも共通ですので、そのつもりでいました。

★コンテスト突入〜
 コンテストに突入し、最初の一時間は80 QSOと最低のペースです。出鼻をくじかれやる気が少しずつ失せてきました。2時間目は 41 QSO でした。最初の三時間で 155QSOでした。もう「サイテーーー」でありました・・・
 最初の三時間はSSBでランニングと決めていたのですが、局数が伸びず CW に浮気したりもしました。
 最悪だったのが、 21:30 頃から S8 のノイズが出てきたとこです。雨が降り始めていましたので、乾燥時に出るノイズではありません。しかし NB できっちり切れることから「パルス性」です。おそらく近所の電柱のトランスなどの碍子が雨で濡れ、リークしているのだと。連結碍子の処理は東電が完璧にしてくれましたが、今度もまた対処願わないと。このノイズのために周囲の局の影響を受けないよう「高い周波数」への移動を余儀なくされました。 NB を入れないと QSOできないので、NBを入れてもかぶりを受けないようにする必要があったのです。これがけっこう得点に響いたと思います。CW は近接局がたくさんいますので当然運用できません・・・・ 運用するなら呼ぶだけです。 それでは得点は伸びません。 ますますやる気がなくなってきました。このノイズは結局翌日の8時過ぎまでありました・・・・
 今回も局が少なく 3:15 に仮眠決定。5時起床で復帰しましたが、5時台の交信数はなんと [3] 。 6時まで寝ていれば良かったです。

 9時6分に SSB の運用を始めましたが,50.252MHz  という絶好の位置を確保できました。幸いにも周辺には強い局はいません。ノイズもなくなっています。俄然やる気が出てきてこの周波数でランニング。やはりエッジはいいのか、呼ばれます。結局3時間くらいここに居座りランニング。これは結果にいい影響を与えたと分析しています。コンディションの方はさっぱり・・・ Sc が夕方に出るも、極々弱いものでお客さんもいません。H 局同士ならできるかなというレベルでした。このScを利用しての QSO は僅かでした。局数の伸びもいまいちでだらだらと続けました。 時々遠方の局が呼んできてくれます。 JH4IJG/4 JA5RCT/5 コンテストの常連です。最後の一時間は気力だけで頑張りました。固定局の未交信マルチがけっこう取れます。嬉しいと思っていたら終了しました。

☆今回の感想☆
 ・目標は「辛うじて」クリアできました。
 ・11時間もの間ノイズに悩まされた。結果取りきれない局が多数いた(ご迷惑おかけしました)。
 ・コンディション悪すぎ。
 ・2,3エリアの移動局はいたのかぁぁぁ?
 ・クラブ局はもうちょっと設備の調整をしてきて欲しい。マイクゲインがやたら高く、後ろで他のバンドを運用している声も聞こえる。
  サイドばりばりに広がっている。(23区内某有名大学局、貴方のことです。)

 減点があるとは思いますが暫定的な交信状況を。

☆結果が発表されました。

 3ポイント3マルチの減点です。(+。+)アチャー しかし関東は大激戦。 TOPのJK1FLJ氏とは減点前のスコアですと 7局差!!!!!!!!
 その他 11万点台が4局と熾烈な戦いでした。このコンテストも固定局が頑張ったと思います。CW部門もH部門での入賞は固定局だけでした。
X50 シングルオペ50MHzバンドHMP
(関東)
1 JK1FLJ/1507×232 117,624M
2 JP1LRT497×229 113,813H
3 JM1TDG/1480×234 112,320M
 JO1LVZ456×243 110,808H
 JA1OVD418×233 97,394M
(東海)
 JQ1AHZ/2343×176 60,368M
 JH1HTQ/2283×162 45,846M
 JF2KRH/2270×158 42,660P
(関西)
 JJ3TAE/3276×205 56,580M
 JF3LCH/3263×187 49,181M
(中国)
 JH4IJG/4172×142 24,424M
(四国)
 JA5SQH139×119 16,541M
(九州)
 JH6MZR/662×51 3,162M
(東北)
 JR7HKY18×17 306M
(北海道)
 JJ8NNR/825×19 475M
(北陸)
 JA9RBZ/986×79 6,794M
(信越)
 JG0LGQ/0160×110 17,600M

de JP1LRT jp1lrt@6m.net

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