【No.2 与謝野晶子、鉄幹 夫婦歌碑】


     京浜急行浦賀駅をおりると目の前に大きなクレ−ンが目につくと思います。そこからバスで、
紺屋町という所で降りて そのバス停から1分ぐらいのところの愛宕山があります。山といっても丘
というか階段を上って数分で上につきます。この歌碑があるところはちいさな公園になっていて、
浦賀港が一望できます。                                          

この歌碑は、鉄幹、晶子が浦賀で詠んだもので 横須賀市第2号文学碑として建てられました。  
晶子の詠んだ歌は三首あり最後の浦賀詠んだ歌が歌碑になりました。            
走り水何のまぎれか風烈し弟橘のおまへの浜に
燈台の中柱撫で思へ岬の風も弾くに足らん   
春寒く造船所こそ悲しけれ浦賀の町に黒き鞘懸く


与謝野鉄幹の歌碑に刻まれている歌は                               
黒船を怖れし世などなきごとし浦賀に見るはすべて黒船