〜 ドイツ人のパニア編 〜


以前、「パニアって一体どういう意味よ?」と思いちょっとだけ調べたのですが、
すぐ見付からなかったので、あという間に諦めました。

後日、「『パニアとは』でググれば一発ですって!」とご指摘いただきました。

馬のお尻のところに装着する振り分け型の荷カゴのことらしいです。
スペルは「pannier」となるそうです。

これがなかなか味のある馬だかロバの写真ありまして、
このページで使用したかったのですが、
著作権危なそうなので、興味ございましたらググってみてください。


さて、うちのパニアです。
頑丈そうなプラスティック。
男気のある「BMW」のフォント。

古臭そうな雰囲気がたまりません。
荷物が入っているのがパニア(左)でして、
容量は右よりも少なめ。

というものの、

・着替え
・洗面道具
・温泉セット
・レインコート

は楽にすっぽりと収まりました。

荷物が暴れないゴムバンドも嬉しい装備です。


これを相棒につけてみました。

装着はいたって簡単。
四角い枠にでっぱりを合わせ、
爪を一箇所ひっかけるだけ。
ちょっと不安を抱いたものの、
かなり頑丈に付いている模様。
あたり前ですが。

たしかにロバ状態。ロシナンテを思い出します。

鍵もついてます。
パニアと本体の接合部の鍵と、
パニアの蓋の鍵。

シート後部と高さが近いので、
大きめのカバンも良い感じでパッキングできそう。

さて、そんな相棒を後ろから眺めてみますと・・・

ちょっと横幅あるんじゃない??
「これから大陸横断しまっす!」みたいな出で立ちは、
非常にカッコ良いと思うのですが、
ん〜、スリ抜け時にちょっと気になってしまいそうです。
ハンドル幅よりも大きいのが怖い。
さすがに車等にひっかけられることは無いと思うのですが・・・
リフレクターをパニアにも付けても良いかもしれません。

パニアが無くても、
エンジンの横幅が気になって「スリ抜け恐怖症」気味なのですが、
この時はさらに恐怖感が強まりました。

っというものの、
スリ抜けを意識しないで良い場所では、
この積載量は大きな強み。
雨の心配をしなくてもよいケースがあるということは素晴らしい。
テント持参の一泊キャンプでしたら、
このパニアで充分かと思われます。

左側はマフラーがあるため、薄くなっているのがおわかりでしょうか?
この左右非対称なところも、自分では妙に無骨に感じております。

昔は「サイドケースって何かオヤジっぽいよなぁ〜」なんて思っていたのですが、 それを喜んで受け入れている自分というものは、 やっぱり年齢相応、オヤジと呼ばれてしまう立場になったということでしょう。


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