●決断の時2nd-Edition
しかし・・・不思議です。 子供がもうすぐ生まれるという時期になると、 なんか義務感のように「やべぇ!DV持ってねぇ!買わなきゃ!」という 切羽詰った状況に追い込まれるんですよ・・・なんでだろう。 DVの売上の大部分は「衝動買い」によるものなのかも知れませんね(笑)。 かくいう私も「いっとく?成長記録でもバビっと作っちゃう?DVD焼いたりしてみる?」 と安直に購入決定、どうせ買うならカッチョイイやつ! さて・・・自分には全く縁の無かったアイテムですが・・・ 詰むや、詰まざるや!?
●どっちにしようかな
DVといえば思い浮かぶのがSONYのハンディカムですね。 とりあえずあまりお金をかけたくなかったので、 「スペックは低くてもいいから最低限使えるやつ」という事で、 最終的にDCR-TRV22Kかこれかですごく迷いました。 ただ、こちらにはマイク付のフリースタイルリモコンが付属、 ファインダーが見やすい、 どっちも小さいけどこっちはさらに小さい、 カラーラインナップがこっちのほうがカッチョイイ(笑)、 ・・・と個人的にいくつか利点が見出せたので、 軍配はPanasonicに。 SONY製なら手持ちのメモリースティックが使える利点もありましたが、 SDカードも最近安くなってるし・・・ま、いいかと妥協。 最近のDVに多く見られる、型番の最後の「K」はキット付属の意。 一昔前は、TVにつなぐしてもパソコンにつなぐしても、 接続キットは一切付属しておらず全て別売りだったのですが・・・ 便利な世の中になったものですなぁ。
▲DCR-TRV22Kのカラー ▲NV-GS50Kやっぱこっちでしょ
●持った感じはどうなんだっつの
とりあえず小ささと軽さに感動しました。 私は結構手が小さいほうなのですが普通にもてますし、 各操作も問題なくできます。 ちょうど手のひらに当たる部分に、 ワザと出っ張りがあるので持ちやすいです。 私は撮りたい時だけサッと撮るというデジカメ的な使い方が多いのですが、 これだけ小さくて軽いと重さはほとんど気になりません。 ただ・・・なんだかんだで撮影時間が長引き、 ずーっと持ってなきゃいけない時はウザくはなりますが^^;
●機能面はどうなんだっぺし
ズームは光学10倍ですが、 同クラス他メーカーと比べてズームがやや遅い感がありますね。 液晶画面は2.5インチと普通の大きさ。 晴れた屋外ではやはり見にくいのでファインダーの出番ですね。 メニュー表記等がカタカナで表示されるのが少々残念です。 バッテリー寿命は特に短いはと感じないし長もちとも思いません。 予備はまだ購入していませんが、それでも全然こと足りてます。 付属のマイク付フリースタイルリモコンはなかなか面白いアイテムです。 カメラ自体が離れたところにあっても手元で操作できるのがイカス。 三脚使用時や、静止画の自分撮りなどに便利なアイテムだと思います。 当然手ブレ防止も付いてはいますが、ズーム最大の場合だとやはり若干ブレます。 安定した撮影には固定必須。
●パソコンを絡めた機能面
今まで一切手をつけなかった動画関連インターフェースの出番がやってきました。 とりあえずパソコンが勝手にカメラの巻き戻しとかしているのを見てビビッてみる(笑)。 パソコン連携は思ったよりも楽で驚きました。 Windowsに入っている取り込みソフト Windowsムービーメーカーがなかなか良く出来てます。 市販のビデオ編集ソフトなんかはもっと色々出来るのでしょうけど、 私は今のところこれで全然Okです。 切り貼りやロゴ・タイトルの挿入・場面のつなぎ目の効果・BGMの設定など 一通り出来ますが、さすがに書き出しはwmv形式のみです。 作業してて「面白い」と感じるソフトに出会ったのは久しぶり。 現時点での最新バージョンは「Windowsムービーメーカー2」ですが、 2はWindowsXP専用なのでご注意。 WindowsXPの自動更新を毎回全てチェック入れで行っている方には入っているはずですが、 入ってなくても マイクロソフトからダウンロード できます。
▲いいですこれ。オマケ(?)にしては遊べる
次にメモリーカードについて。 私は「DVは、動画はテープに、静止画はメモリーカードに撮るもの」だと勝手に解釈してたのですが、 動画は一応両方に撮れるんですね・・・知らんかった;; メモリーカードに撮れば直接ファイルになるので、 取り込み→変換作業が発生しないぶん手軽ですが、 この機種はメモリカードの場合だと動画がMPEG4形式の為、 画質は「格段に」落ちますのであまり実用的ではないですね。 デジカメの代用にはちょっと辛いと思います。 実際どーなの!?という事で、 DVは今回のNV-GS50K、デジカメは愛用のDSC-P2で比較してみました。 もしよければご覧ください。 重いファイルもありますが、 お互いの持てるスペックを最大限に発揮した結果ですのでご容赦くださいませ・・・m( _ _;)m。
Panasonic NV-GS50K
▼SONY Cyber-shot DSC-P2
▼動画(テープ) 50kmov_t.wmv
1MB
PC取り込み:WMV:320×240不可!無理! 動画(メモリーカード) 50kmov_m.asf
313KB
スーパーファイン:MPEG4:320×240p2mov.mpg
1.73MB
HQX:MPEG1:320×240静止画 50kpic.jpg
125KB
31万画素:JPEG:ファイン:640×480p2pic.jpg
846KB
200万画素:JPEG:ファイン:1600×1200メモリーカードに関しては本職のデジカメが圧倒的。 やはり30万画素といえば「TOYデジカメ」クラスなので、 この機種のメモリーカード撮影はあくまでオマケと思ったほうがいいかもです。 しかし・・・動画も静止画も300万画素位の両方イケてるやつとか出ないんでしょうか。 今の技術なら作れそうなんですが・・・メチャメチャ高そうです(笑)。 PC関連であと一つ、何気にWEBカメラ機能もあります。 ただ、WEBカメラとして見てもC-MOSではなくCCDとはいえ35万画素は普通・・・。 解像度は160×120、PCとの接続はUSB(別売PC接続キットが必要)となりますが、 要はカメラとして認識すればOKなんですよね? 試してないのですが、 WinXPならケーブルさえあればそのままいけそうな気が。 どっちにせよドライバを付属するなどして サクっと手軽に(コレ大事)出来ればよかったかも。
●暗闇対策は・・・
ジャパ●ットの通販番組などでも必ず出てくる実演。 真っ暗闇でも撮影できるという・・・アレです。 SONYなんかだと、ナイトショットモードにするとセンサーが働いて撮影が可能となります。 つまりは映像が肝試しTV番組なんかのあのノリになり(上手く言えないんですが)、 実際に撮影は可能でも色合いなどは実際の目で見たものよりかけ離れたものになるのです。 このNV-GS50Kの場合はどうかといいますと、 液晶全体が真っ白に表示され、それを被写体に向けて撮る・・・という 簡易ライト機能となります。 これだと当然近くの被写体のみに有効ですが、 色なんかは実際の見たままになります。 ん〜どっちがいいかは・・・・微妙。 でも、ぶっちゃけて真っ暗で撮影する機会なんてないですよね。 なんか怪しい使い方でもしない限りは(笑)。
●さて!例のやつ・・・?
今回は珍しく不満という不満はあまりないです。 画素がショボいのはこのクラスを自分で選んだからであって・・・。 あ!あった!いっこだけ! テープを出し入れする時の機械音が異常にうるさいです。 「チュイ〜〜〜〜ウィゥィゥインガ〜〜〜」と動作も遅く、 なんか・・・こう「今にも壊れそう」なんですよ。 コレだけは何とかしてほしかったですね。 ・・・うん、とりあえずはこんなものかな。 これがDV一台目なんで、 あれと比べてどうだったとか比較ができないんですよ。 ま、それは次回(笑)!
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重量 約435g/バッテリー、テープ装着時約495g ズーム 光学10倍/デジタル25倍/スーパーデジタル100倍 液晶画面 2.5インチ バッテリー VW-VBD070(2時間15分/1時間10分)【1時間35分/50分】※ 動画画素数 総画素数68万画素、有効画素数35万画素 静止画画素数 約31万画素 ※ 連続使用時間/間欠使用時間、()は液晶未使用時、【】は液晶使用時
Panasonicサイト
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