02/01(日) 晴

 日曜出勤である。現代人の常識である。……ぐっすし。しかし、重役出勤(?)だったので行きしなに大須に寄ることにする。土曜の夕方に通勤途中に寄るよりははるかにマシである。(笑) 特段何も買う予定はなかったのだが、店頭で気になるものを見つける。『myth - The Fallen Lords - Japanese Edition』。BUNGIE社の新作シミュレーションゲームである。Windows版が先行発売されていたので「ちっ、BUNGIE社め、Marathon Windows版でちょっと儲けたからっていい気になりおって」などと思っていたのだが、わりかし早く出たのでまあよしとしよう。……というわけで速攻でゲットしてしまう。我ながら猿である。勿論、決して衝動買いではない。

 そんなわけで会社から帰ってきてから速攻でプレイしてみる。内容はBLLIZZARD社の『ウォークラフト』を3D版にしてみました、みたいな感じである。戦士や弓兵、僧侶などからなる少人数の部隊を率いて待ち伏せや包囲殲滅戦などの戦術を駆使しつつ敵軍を撃退するところは『ウォークラフト』とそっくりである。台詞が日本語なところまで『ウォークラフト』している上に、やる気のない農民の声優さんがうますぎるところに至るまでそっくりなのはちょっとあれな感じだが。(笑)

 ただし、『ウォークラフト』のように金鉱から金を発掘して拠点を築いたり、 兵士を新たに訓練したり、といった要素はない。原則として戦力はゲーム開始時から損耗する一方で増えることはないのだ。つまり、純然たる戦術級集団戦闘シミュレーションである。つまるところ『ウォークラフト』から戦略級ゲームの要素を取り除いたら『myth』になりました、と言っても過言ではない。その意味ではシステムに新鮮味はないのだが、グラフィックのクオリティは『ウォークラフト』とは全然違う。その影響でゲームの雰囲気も『ウォークラフト』とはかなり違ったものになっている。『ウォークラフト』でもオークの軍勢が町を焼き払い村人を惨殺するような演出はあったが、『myth』はそんな程度じゃないのだ。血が飛び散り、腕が吹き飛び、刎ねられた首が戦場を飛び交うという、なかなかスプルッターなゲームなのである。ゲーム面の演出もかなりキている。例えば暗黒の軍団に占領された町に突入するシナリオがあるのだが、暗い夜の町を敵のゾンビが彷徨っている様はそのまんまホラー映画の世界である。さらに、味方の戦士が斬りかかってとどめを刺した途端にゾンビが自爆(!)、戦士が肉塊となって飛び散った日にはなにをかいわんやであろう。「何だったんだ今のは……」って、台詞を味方の兵士がしゃべる演出というのもかなり凄いものがある。(爆)  もっとも、スプラッターな演出だけでなくて笑えるところも結構ある。村を襲われた農民が「ああ、おれのかぼちゃはいったいどうなるんだぁ」とか言ってくれたり(自分の命を心配しろよ!)、裏切り者の村長の居場所まで案内してくれる農民が生意気なことこの上ない奴だったり……(貴様から殺してやろうかとか思ったことは一度や二度ではないぞ)。

 なんにしろ、『ウォークラフト』ファンだった人にはかなりおすすめなゲームである。これで、あの『DIABLO』のごとく無料でインターネット対戦ができるとなればもはや買うしかあるまい。……あれ、そういえばMacOS版 『DIABLO』ってどうなったんだ?(泣)


02/02(月) 晴

 NTTから返事をもらう。なんか先月は締め日の関係で請求できなかったから、先月から今月の工事日までのアナログ回線基本料+INS回線日割基本料金になっていたらしい。だぁー。だったらちゃんと項目分けて書いてくれよ、ぶつぶつ。それに勝手に自動引き落とし解約されてやがるし。(泣) と思ったら、『INTERNET magazine 98/3』によると、ISDNにすると引き落とし継続申請しない限り勝手に解約されるらしい。なんだかなぁである。ISDNを導入しようと思っている方は、事前によく研究した方がいいかもしれないです、はい。

  もっとも、これを機会に割り引きサービスの申し込みもやっておくことにしたのでいい機会だったのかもしれない。郵便番号も7桁になったことだし。(笑) しかし、郵便番号も7桁って電話番号じゃないんだから……覚えられないってば。 (泣) 例の付録とは思えない完成度を誇るカラリオ年賀’98がなかったら、7けたなんざ完全に無視していたに違いない。だいたい年賀状には印字したものの、未だに自宅の郵便番号覚えてないんだもんなあ。うーむ。そういえば、来年の年賀状のネタ、そろそろ考えなければ……。(真剣にそう思っている自分がちょっと怖い)


02/03(火) 晴

 節分である。おおどしである。みてのひである。明日から春である……頭に暦の上ではという枕詞が付くのは万国共通らしい。なんというか、全然春じゃない。(泣) 明日から月次で寒風の中バイクでつっ走らなければならないのだ。なんだかなぁである。もっとも、本当に春になってしまったら、それはそれで恐怖の決算なわけで……あんまりめでたくはないかもしれない。(爆) ふぅ。なんだかなぁ。


02/04(水) 晴

 今日から春である。……爆裂寒い。(泣) そう、今日は月次でバイクで爆走だったのである。会社を出る時点で日付変更線に1時間半ほどハンディをもらったので予想に反して日付変更「戦」にこそならなかったものの、あれが最期の日付変更線とは思えない。かならずや第2第3の……ってそうじゃなくて。えーと。……なんだっけ。(ぉぃ)

 んー。寝るべし。(おぃっ)


02/05(木) 晴

 「ヤツが再び帰ってきた」。というわけで、日付変更「戦」再び、である。月次の時期は、まぁこんなもんである。

 ふぅ。寝るべし。(おぃっ)


02/04(金) 晴

 ICQなるものを体験する。なんか、相手がインターネットに接続していると直接メッセージが送れるアプリケーションらしい。かなり前に新婚さんに勧められてインストールしてあったのだが、いつもディスプレイ上の新婚さんはオフラインでそのうち存在を忘れてしまっていたツールなのであった。(爆) で、今度はてけてけから、ICQやれ、こら、という脅迫状が届いたので、久しぶりに起動してみる……おお? いるぞ、手家手毛っ!

 いやあ、ICQいれてから結構長いけど初めてオンラインの相手を見た……いと感激な瞬間である。(爆) そんなわけでバリバリにチャット(?)しまくってみる。おーちゃんとうーごーくー!(笑)

 凄い。どういう仕組みになっているのかはよくわからないが、ともかく凄いツールである。問題はコツをつかむまでちょっと苦労することである。ログが残らないので、鳥頭の私は30秒もたつと自分がなんと発言したか忘れてしまうのであった。(爆) 呼び出しに使ってどこかのチャットルームで会話する方がベストかもしれない。……って、てけてけのHPには専用チャットルーム、人呼んで一言伝言板のページがあるじゃないか。うむ。ここでの呼び出しには有効かもしれない。最大の欠点は、このチャットルームは電脳犬のブラウザに対応していない事である。……電脳犬が対応していないという言い方もあるが。(泣)

 もっとも、実はビルゲイツな人にはこんな悩みは関係ない。実はWindows版はログが残るだけじゃなく多人数チャットにも対応しているという超多機能版らしいのだ。なんでだ!? (爆)

 困ったもんである。しかし、どうでもいいがこのICQのメッセージ着信音が「あちょー」に聞こえるのは私だけだろうか? (爆)


02/06(土) 曇り、のち、雨

 知り合いの人がなんかWindowsの調子が悪いというので観に行く、じゃない、診に行くことにする。これが相手が素人さんならともかく、結構詳しい人なので、何となくわからないような気がしていたのだが、やっぱりわからない。(爆) 自慢じゃないが、私はDOS/Vにはまるで素人なのである。えっへん。(おい)

 だいたい状況を聞いた時点でわからないような気はしていたのだが……CONPAQの PRESARIO 7170 にI・Oデータ機器のGA−PG3DVXなるグラフィックアクセラレータをぶち込んだら、Windows95の起動時に『デバイスIOSを初期化中:Windows保護エラーです。コンピュータを再起動してください。』と出て止まってしまう、というのである。それだけならどうせ内蔵のグラフィックボードとかち合ってるんだろう、でケリがつくのだが、プロンプトで立ち上げて「C>win」で立ち上げると、何事もなかったように起動してくれた上に、グラフィックボードもちゃんと動いてくれるのだから始末に負えないのであった。

 とりあえず内蔵グラフィックボードだけでも切り放そうと思ったのだが、BIOS設定画面にはそんな項目は存在しないのである。ボード上のジャンパスイッチでも設定するのかと思ったら、マニュアルにはジャンパスイッチの解説など一言も載っていないのであった。……困ったもんである。次に GA−PG3DVXのマニュアルを読んでみる ……「Windows起動中にエラー表示で停止する:マニュアルを参照して内蔵のグラフィックボードを切り放してください」マニュアルに書いてないっつーとるだろうがぼけぇっ! ぜーはーぜーはー。  次にログを診てみることにする。

[000F5B3B] Loading Device = C:\WINDOWS\HIMEM.SYS
[000F5B3F] LoadSuccess = C:\WINDOWS\HIMEM.SYS
          c
[000F5E3A] INITCOMPLETE = MRCI2
[000F5E3A] INITCOMPLETESUCCESS = MRCI2
[000F5E3A] INITCOMPLETE = IOS

 ……どうやら、デバイスIOSを組み込むときに止まっているらしい。……わかっとるわい、そんなこと。

 仕方がないので、プロンプトから立ち上げたときのログも見てみることにする。

[000F6094] Loading Device = C:\WINDOWS\HIMEM.SYS
(Logo disabled)
[000F6098] LoadSuccess = C:\WINDOWS\HIMEM.SYS
          c
[000F63AD] INITCOMPLETE = MRCI2
[000F63AD] INITCOMPLETESUCCESS = MRCI2
[000F63AD] INITCOMPLETE = IOS
[000F63AF] INITCOMPLETESUCCESS = IOS
[000F63AF] INITCOMPLETE = PAGEFILE
[000F63AF] INITCOMPLETESUCCESS = PAGEFILE
          c

 うまくいっているらしい。(ぉぃ)

 で、結局何もわからないまま、すき焼きだけごちそうになって帰ってきたのであった。はっはっはっはっはっ。(ぉぃ) ……誰か知ってる人教えてくれませんか?(あのなぁ)


02/08(日) 曇り、時々、雨、ついでに雪(!)

 例によって毛手家手と糸様と一緒に大須巡礼参りをする。毛手家手が兄貴に脅迫されてHDDの買い出しに行くのでそのおつきあいである。勿論私は何も買う予定はない。……そんなわけで、今日の戦果は『FRONT MISSIONALTERNATIVE』『Schwarzschild GX』である。……もう、衝動買いの帝王とでもなんとでも言ってくれ状態である。

  『FRONT MISSIONALTERNATIVE』はメガタウン前のファミコン屋で2,000円(税込)で売っていたので買ってしまったという本当に衝動買いである。実はこの日記を書いている時点ではまだマニュアルを流し読みしただけで手もつけていない有様である。本命は実は『Schwarzschild GX』だったりするのであった。実はこのシリーズ、結構好きだったりするのだ。ちなみに、私はなんと初代からやりこんでいたりする。当時はかなり話題になったものだが……今では懐かしい思い出である。昔はパソコンゲームは今みたいなファミコン並の難易度ではなく、むちゃくちゃハードなゲームが主流でこのゲームの初代もそれはもう鬼のような難易度のゲームだったのだ。……が、時代の移り変わりとともにこのシリーズもファミコン並の難易度になってしまった。まさしく光陰矢のごとしである。前に『Schwarzschild EX』をやった時にはもうふやけた難易度になっていて拍子抜けしたものであった。初代のクラーリンの猛攻撃ときたら、それはもう、恐怖以外の何者でもなかったのだが、『Schwarzschild EX』の最後のクラーリンときたら……あぁ、情けない。当時は自軍の超高価なP型戦艦が次から次へと沈められてパニックに陥ったのに……うるうるうる。で、初代だけは結局クリアできなかったような気もするな、ははは。(汗) 新型戦艦も結局見てないし。……うーもう一回初代に挑戦してみようかしらんって、そうじゃなくて。……えーと。

 そう、『Schwarzschild GX』である。シリーズ最新作である。出たのは結構前だったのだが、いまいち決心がつかなくて買ってなかったのであった。で、やってみると、これが結構面白い。戦艦が武装やエンジンなど個々の部分ごとに開発できる、というのは昔のシステムの方がまとまっていて良かったような気がするが、他の部分は『Schwarzschild EX』準拠な感じでなかなか良いのだ。

 難易度もそこそこでなかなか楽しめる。ズィーガー攻略戦辺りからは多少気合いを入れないと酷い目に遭うのであった。うーむ、これは結構楽しませてくれそうである。

 しかし、『Schwarzschild』がマルチエンディングになるとは思わなかった……長生きはするものである。(笑)


02/09(月) 曇りのち晴れ

 昨日の雪が路肩に残っているというのにバイクで出撃するという無謀なことをやらかしてみる。月次だから仕方がない。これはしぬかもしれんなと悲壮な覚悟で出撃したのだが、雪はほとんど溶けていて、道でも何台かのバイクとすれ違ったりする。ニュースでは積雪5Cmなんて恐ろしいことを言っていたが、幹線道路は既に大丈夫みたいである。そんなわけで、調子に乗って路肩を走ってみる……イナーシャルドリフトをやりそうになる。(汗) 油断大敵である。ははははは。(ぉぃ)

 おまけに月次は20時で終わってしまったりする。嬉しいことは嬉しいのだが、こんなことなら無理してバイクで行かなくても良かったかもしれない。でも、電車で帰れるだろうと思ったときに限って午前様だったりするからなぁ……困ったもんだ。

 そんなわけで、割に早く帰ってこれたので『Schwarzschild GX』に燃えてみる。昨日の続きでズィーガー攻略戦なのだが、敵首星を目前にして猛反撃を食らって敗退する。開戦前からさんざん速攻を旨とせよ、なんて主人公が言っていたので何かと思ったら、一定期間が経過すると敵が化け物じみた新型艦を投入してくるのであった。こちらもそのころには要塞艦を開発できるようになっているので持ちこたえられるだろう等と考えていたのだが、これは砂糖よりも甘い考えであった。旧式の要塞艦程度とは全然レベルが違うのである。うっきー。爆撃艦なんかに無駄な投資をしていたのがまずかったのかもしれない。セーブしたのがズィーガー攻略戦中盤のところなので、ここからやり直してタイムオーバーに間に合うかどうかはかなり疑問である。うーん、初めからやり直した方が早いかしらん。困ったもんだ。


02/10(火) 曇りのち晴れ

 相変わらず月次である。もっとも、結構早く終わったので本屋さんに寄ることにする。標的は『死の蔵書』の続編、『幻の特装本』である。『死の蔵書』が意外と面白かったので、ゲットしようと心に決めていたのであった。やっぱりハードボイルドである。

 もっとも、本当の購入理由は、フィリップ・K・ディックの『ライズ民間警察機構』に手を出したせいかもしれない。もう、頭がウニになってしまったので、まともな世界に帰ってきたかったのだ。『ライズ民間警察機構』、中身はそのまんまのストーリーなのだが、途中まではともかく後半は、もう、頭が溶ける世界になってしまうのである。片道切符のテレポーターであなたも夢の植民惑星に移民してみませんか? ときて、しかも、この世界を牛耳っているのが新統一ドイツ"NWG"とくれば、もうオチは「アレ」だろうと思った貴方。一度読んでみれば、きっと頭の溶ける世界を体験できること請け合いです、はい。しかしまあ、よくもここまでディックも加筆訂正したものである。なんというか……。うーむ。


02/11(水) 晴れ

  祝日である。ちゃんと休めるのがなんか幸せである。そんなわけで、『FRONT MISSION ALTERNATIVE』に燃えることにする。実はどんなゲームか全然知らなかったのだが、凄いゲームである。ぶっちゃけた話、WAWと呼ばれる二脚型歩行兵器からなる小隊に指示を与えて敵部隊を殲滅して行くだけのゲームなのだが、これがポリゴンバリバリの3D空間で展開されるのである。映像はなかなか凄いものがある。薄暗い密林地帯では樹木をなぎ倒しながら前進するなんていう凝った演出までしてくれるのだ。カメラアイの赤い光が残像を残すあたりもなかなかのものである。さらに、迷彩塗装の選択によって回避率がかわってくるという、映像効果以外の部分にもこだわりを感じさせるゲームなのだ。2,000円ならお買い得であった。

 もっとも、欠点もないではない。指定された進行方向に壁があろうと崖があろうと馬鹿の一つ覚えのごとくひたすら壁に向かって前進するので、侵攻ルートはこまめに指示してやらないと小隊が思わぬところで立ち往生してしまうのである。迂回するくらいの頭脳はないのか、おまえら! 指示は小隊単位でしかできないので、1機がひっかかると小隊ごと止まってしまうのである。同様に、小隊中の1機が大損害を受けていても、その機体だけを後方に下げるなんて器用なことはできないのであった。困ったもんである。  

 とはいえ、眺める分にはかなり楽しめるゲームである。これでリプレイモードがあればいうことなしなのだが……。


02/12(木) 曇

 例によってテンペスト追加購入の野望が破れたので、『 - FRONT MISSION ALTERNATIVE - WAW戦における上級戦術と高等学習設定 』なる参考書……じゃない、攻略本を買ってくる。登場機体や世界設定の詳細を期待していたのだが、中身は各マップごとの攻略が主体で機体に関する記述はパラメータのみとちょっと寂しいのが残念である。むぅ、これは他にも攻略本探してくるしかないか?(……完全に攻略本コレクター化しとるな、お主……)

 そんなわけで帰ってから『Schwarzschild GX』に燃える。(爆) なんで『FRONT MISSION ALTERNATIVE』じゃないかは謎である。ズィーガーを蹴散らして『Schwarzschild GX』もいよいよ終盤戦である。で、パターン通り悪の帝國に決戦を挑むのだが……これがまた、詐欺臭く強いのであった。艦の性能はほぼ互角なのだが敵艦は全艦亜空間フィールドを装備していてこっちの攻撃をほぼ無効化してしまうのである。で、敵をおびき寄せて異次元に吹き飛ばそうという大それた計画で逆転を計るのだが、計画の準備中に敵の悪の帝國が「例のヤツ」を連れてきて何もかもが懐かしい状態になってしまうのであった。前回の「例のヤツ」は情けないほど弱かったが、今回は一作目を彷彿とさせる強さである。もう、文字通り化け物なのだ。誰だ、難易度が低すぎるなんて言ってた奴わ! ……もっとも、マルチエンディングと言うだけあって、今回は奴らと直接対決しないという選択肢もある。こちらは2作目の主人公よろしく毒をもって毒を制すという恐るべき選択肢である。……そう、奴らを配下にしてしまうことも今回は可能なのだ! 敵に回すと恐怖そのものだが、味方にするとこれ程恐ろしい者はない。なにせ無敵の悪の帝國艦隊をボロクソに蹴散らして無人の荒野を進むがごとく大反撃が可能になってしまうのである。さすがに敵の帝國領内の惑星防衛システム相手には苦戦を強いられるが、それにしたってこの強さは尋常ではない。待ち受けているのは明らかにバッドエンディングであろう。うぅ、困ったもんだ。とりあえず、先にこの破滅のエンディングを見てみることにしよう……。


02/13(金) 曇

 会社の昼休みにCOMPAQのサポートセンターに電話してみる。この前のグラフィックボードの件についてである。COMPAQのサポートセンターは土日祝日お休みでしかも平日は定時までしかやっていないので、普通のサラリーマンには昼休みぐらいしかチャンスがないのだ。……しかし、私の考えは砂糖のように甘かったらしい。電話した結果……。

 「ありがとうございます。こちらはCOMPAQプレサリオサポートセンターでございます。ただいまお昼休みとなっております」

 ……やってくれるぜ、COMPAQサポートセンター! さすがはできた会社である。(爆) どうやらサラリーマンは相手にしてくれないらしい。だーっ、困ったもんだ。

 そんなわけで会社の飲み会でどろどろになって帰ってくる。むぅ。ええい、ここは真面目に電子メールで聞くしかないか?


02/14(土) 曇

 毎年恒例菓子会社の陰謀の日である。今年は土曜日なので今ひとつ盛り上がらなかったようである。世の中不景気である。

 そんなわけで(どんなわけだ)、COMPAQのホームページを見てみることにする。なんか、2/16から21:00までにテクニカルサポートセンターの営業時間を拡充したらしい。おお、偉いぞCOMPAQ! 社員の方に同情しつつ(笑)電話してみようと思いきや……ダイヤルQ2やんけ!(爆) しかも、土日祝日はやっぱりお休みだし。……ふぅ。

 困ったもんだ。

 そんなわけで二日酔いに悩まされつつさんざんな土曜日なのであった。うぅ、もう寝るべし。


02/15(日) 雨のち曇

 新婚さんに捕縛されて生まれて初めてMTG公式トーナメントなるものに行く。で……ぼろんぼろんのぐちょんぐちょんのけちょんけちょんのどろんどろんにされて帰ってくる。スイスドローで5タテ喰らって最下位決定戦で相手に逃げられたとなっては、もう笑うしかない。ははははは。やっぱりリアニじゃ駄目かもしれない。でもピックブルーでデュエルできるほどの腕はないしなぁ。うぅ、困ったもんだ。

 ……だからデモプレイで連勝しても嬉しくないぞっ!(爆) ひょっとして、俺ってプレッシャーに弱いか?

 はぁ。反省文書かなきゃ。(泣)


02/16(月) 曇

 あまりにも悔しいのでカード補充してデック組もうかなどと思っていたのだが、例によって本屋さんにたどり着いた頃には閉店時間を30分ほど過ぎている。(泣) ……仕方がないので、もう少し遅くまでやってる本屋さんで蛍の光を聞きつつ『front mission alternative official guidebook』を買ってくる。……こちらは、前に買ってきた奴より多少はWAWについての解説が詳しく載っている。WAWからWAP、そしてヴァンツァーに至る過程なんかも書かれているのが興味深い。SF版『FRONT MISSION』の過去の世界がこの『FRONT MISSION ALTERNATIVE』なのだ。……とはいえ、重点はやっぱりミッション攻略である。まぁ、当然のことかもしれないが。

 ぱらぱらと内容をとばし読みしてみて、ちょっと驚く。『FRONT MISSION ALTERNATIVE』ってマルチエンディングらしい。前買ってきた解説本にも確かにそんなようなことが書いてあったが、これが驚くべき事に、作戦失敗率が高いと裏ミッションに突入するらしいのだ。なかなか面白い出現条件である。もっとも、私は普通に進めてきたので、既に裏への道は閉ざされてしまっているみたいである。1度クリアしたら、またやってみるしかあるまい。

 ……しかし、本当は『FRONT MISSION ALTERNATIVE』に燃えている場合じゃないんだけどなぁ。うぅ、現実逃避してまたデック構築が遠ざかっていく……。(笑)


02/17(火) 曇

 会社の飲み会でどろどろになって帰ってくる。で、『FRONT MISSION ALTERNATIVE』もとりあえずノーマルエンディングを見てしまったので、デック構築案でも考えることにする。とりあえずリアニは駄目らしい。(泣) そうなると勝ち狙いで残るのは焼きデックくらいである。でもこのデック、「COP赤禁止」デックなのでトーナメントでは通用しないような気はする。最近は単色対策としてまず赤対策を充実させるのが普通である。いかに『解呪』が入っているとはいえ、流行の対青もイマイチ強いわけではない(なにせ呪文数で相手のカウンターに打ち勝つコンセプトである)……。

 うーんうーんうーーーん。

 新婚さんにちょっと揉んでもらおうかしらん。(爆)


02/18(水) 晴

 久しぶりに早く帰ってこれたので、久しぶりに本屋さんでテンペストの追加購入を試みる……臨時休業と書いてある。(爆) うぉぉぉ、神の怒りぃ。

 仕方がないので近くの本屋で『Mac User 日本語版 1998/3』と、『MAC POWER 1998/3』、それに『Software Design 1998/3』を買ってくる。最後の『Software Design』はTCP/IP関連の記事狙いである。

 『Mac User』はG3アップグレード指南の特集記事(ぉぃぉぃATOK、至難はないだろ)、『MAC POWER』は付録のまーぱのことてん目当てである。しかし、『Mac User』も『MAC POWER』も記事の中心はもっぱらG3である。(泣) まぁ、私はこの機体の性能で充分満足しているのだが……しているんだってば。うぅ。……えーと、PowerBook3400c/240のG3UpGradeは、と……なし。買い換え。ぉーぃ。うるうるうる。まぁそれでも私の場合PowerMacintosh 8500/180がUpGrade対応しているだけ幸せなのかもしれない。うるうるうる。ちなみに、PowerBook G3についての記事は『MAC POWER』の方がかなり詳しかったのであった。

 ……話題が危険な方向に向いてきたので軌道制御モーターを点火して、他の注目株を漁ってみる。そう、MacOS8.1Updateである。これもアップグレードの内容については『MAC POWER』の方がかなり詳しく書いてある。今回のアップグレードの最大の特徴はファイル管理システム「HFS」の拡張版「HFS Plus」らしい。今までよりも最低ファイルサイズが小さくなるというメリットがあるのだが、フォーマットのし直しとか移行には結構な犠牲が必要である。他は細かなバージョンアップが主体で安定性や速度の向上に重点が絞られているようだ。で、さっそくアップグレードしてみるが、やっぱり見た目は全く変わらない。使い込んでいかないと利点はわからないかもしれない。

 他には……と、ページをめくっていて愕然とする。

『クラリス解体。ファイルメーカー社として再編』

 え゛。青天の霹靂とはまさにこのことであろう。よく読んでみると、日本を含む各国の現地法人は「あくまで今回は米国本社中心の発表」であるとして、状況を見極めながら今後対応していく、と言っている。しかし、名前が変わるだけという次元の話ではない。なんか、なんというか……うーむ。いいのか、Apple!?


02/19(木) 晴

 いきなりPowerBookのHDDが死ぬ。といっても、全ファイルが読めなくなると言う最悪の事態ではなく、唐突にDesktopFolderのファイルの一部が表示されなくなっただけなのだが、事態は深刻である。デスクトップにデータ用のフォルダやらアプリケーション用のフォルダやら(それもエイリアスでなく本体)を置いてあったのがほとんど見えなくなってしまったのだ。まぁ、デスクトップの再構築をすれば直るだろうとたかをくくっていたのだが、これが直らないのである。

 ぉぃ。

 ちょっと顔面が青ざめるが、ファイルの検索をやってみると見えないファイルがちゃんと見えるので少しだけ安心してMacOS 8.0のシステムCDから再起動、DiskFirstAidで修復を試みる。

「このディスクには問題が見つかりましたが DiskFirstAid はこの問題を解決できません」

 ぉぃ。

 仕方がないので、今度はMacOS 7.6のCD-ROMを使ってみる。DiskFirstAidは、なぜか旧バージョンの方が強力なことがままあるのだ。

 しかし……。

「最新のシステムを使ってください」

 起動できない。

 ぉぃ。

 本格的にやばそうである。で、奥の手を使ってみることにする。AppleTalkでDesktop Folderの中身を覗いてみればひょっとしたらバックアップくらいは……。

 覗いてみたら、覗けることは覗けるのだが、見えないファイルはやっぱり存在しないのであった。

 ぉーぃ。

 マズい、これは、本格的にマズい。うぅ、どうしよう。(汗)


02/20(金) 雨

 困った。とりあえず、ファイル検索で発見したフォルダやファイルは移動させることが可能だったので、ファイル名を覚えているものを片端から思い出してデスクトップフォルダから移動させることにする。中身はどうやら無事らしい。しかし、もう一度デスクトップに移動させると幻影の如くすっと消え去ってくれる。謎である。(泣) とっても不安なので、この前買ってきたMkLinux Server用HDDにEtherNet経由で重要ファイルのバックアップをとることにする。しかし、問題の根本的解決にはなっていない。……これって、フォーマットしかもう手はないのだろうか。いや、待てよ……まだ打つ手はある。

 前回使おうとしたMacOS 7.6はアップデートキットである。PowerBook 3400c付属のCD-ROMならさすがに起動できるであろう。(始めからそうしろよ!) で、やってみる。見事起動してくれたので、さっそくDiskFirstAidで修復を試みる。

「このディスクには問題が見つかりましたが DiskFirstAid はこの問題を解決できません」

 ……まぁ、貴様には最初から期待してなかったけどさ……そう、要はMacOS 7.6で起動できればいいのだ。なぜなら、MacOS7.6ならノートン先生が使えるからである。ってなわけで、ノートン先生をネットワーク経由でPowerBook 3400cのHDDにぶち込んで直接起動してみる。

「このディスクは現在起動中のアプリケーションがあります。修復はできません」

 起動中のアプリケーションって、もちろんノートン先生である。……CD-ROMにノートン先生を焼いて、そこから起動しろってか。もちろんCDライター買ってくるなどと言う無謀な案は却下である。一応、FDから起動できないか、無謀な試みをしてみるが、デスクトップならともかく(PowerMacintosh 8500はディスクツールのFDで起動できる)、ノートではとうてい無理である。まぁ、起動システムをFdで作れたとしても、ノートン先生を入れる余地はない。

 ……となると、打つ手は二つしかない。外付けHDD用ケーブルを買ってきてそこから起動するか、内蔵MOドライブを買ってくるか、である。

 ……一晩じっくり考えることにしよう……。


02/20(金) 雨

 新婚さんに妖しいおもちゃ屋さんのデュエルルームに連行される。このまま連行されるとPowerBookの復旧が絶望的になるので、泣いて頼んで途中で大須に寄ってもらうことにする。

 とりあえず、メガタウンでMOドライブの値段を聞いてみる。三萬円弱らしい。……予算圏内である。いっそ買ってしまおうかと思ったのだが、3400c/240用は在庫がないらしい。なんでだ。(爆) GoodWillに行って同じ事を聞いてみると、今度は3400c/240用は電力消費の関係で内蔵MOが商品化されていません、と言われる。(ぉぃ) ……何となく、嘘コケこら、と言いたい気分だったが、文句を言っても仕方がないので『NORTON Utilities Version 3.5 with CrashGuard』と、PowerBook用SCSIケーブルを買ってくる。我ながら情けない気分である。しかし、ノートン先生3.5のパッケージを開けてみて驚愕する。なんと、ノートン先生3.5は「CD-ROMから起動できる」らしい。おい! しかし、PowerBook 3400cは自分で言うのもなんだがかなりアレな機種である。どうせ起動できないんじゃねーの、と思っていたのだが、帰ってみて試してみると、しっかり起動してくれる。(歓喜)

 さっそく修復を試みると、完全に復活してくれる。偉大なりノートン先生! しかし、復旧作業の影響か、システムがコンフリクトを起こして起動しなくなってしまったので、この際ついでにOSも再インストールすることにする。再起動すると、今度は完璧である。感動に浸りつつCyberdogを起動する……エラーで動かない

 うー。

 困ったもんである。完全復旧にはまだまだ時間が必要かもしれない。まぁ、全部イっちゃいましたぁ、という最悪の事態を招かなかっただけ、私は幸せなのかも知れないが。

 ちなみに、おもちゃ屋さんのデュエルルームでは、今日も敗北続きであった。最近ダメである。ちゃんと勝ち狙いデックを組まねばなるまい。ただし、おもちゃ屋さんで買った第五版に『道化師の帽子』(いわゆる一つの一番高いカード!)が入っていたので、まぁ、よしとしよう。ついでにトレードで『知られざる楽園』と『神の怒り』、それに、『冬の宝珠』を放出して『十字軍』と『Crusade』(笑)、それに『ハルマゲドン』と『荒廃の下僕』を入手する。まぁ、とんとんといったところである。マローゲドンでも組んでみようかしらん。


02/22(日) 晴

 PowerMacintosh 8500から設定ファイルをかっぱらってきて何とか環境を復活させる。CyberDogは再インストールしても復旧しないので自分のノートブックだけをバックアップしてOpenDocごとアンインストールしてから再インストール、何とか復旧する。

 ……つ、疲れた。しかし、おかげで最近むちゃくちゃ不安定だったPageMillが安定したり、思わぬ副効果もあったので良しとしよう。 (……もっとも、ことえりを使用していたおかげという説もある)

 そんなわけで友人の結婚式の二次会に出かける。場所が春日井だったので若干不安だったが、こんな時のためのナビコンである。

『外部システムが接続されていません』

 ……ぉぃ。

 最近こんなのばっかりである。 (泣) やはり最後に頼りになるのはアトラスRDらしい。 (……) 何だかなぁ。そんなこんなで長野オリンピックも終わりである。フィリップ・キャンデロロ最高である。(笑) エキシビジョン東京まで観に行こうかしらん。(爆)


02/23(月) 曇

 バイクにナビコンさえあれば、昨日のような苦労は不要である。故に、以前、バイクの数少ない欠点の一つはナビコンがないことだ、等と書いた記憶がある。某気手氏のように強引にバイクにナビコンを搭載している豪の者もいるにはいるが……などと思っていたら日経新聞に恐るべき記事を見つける。

『スズキ ナビゲーション搭載バイク』

 ……ぉぃ。い、いや、まさか……。以前「ノート用MMXが『熱すぎる』」という記事に騙された経験を持つ私はにわかには信じられなかったのだが、どうやら今度は正真正銘本物らしい。

『スズキは二十三日、現在地の位置や目的地までの直線距離がわかる簡易ナビゲーションシステムを搭載したオフロードバイク「ジュベル250GPSバージョン」(排気量二百五十cc)を発売する。ナビ機能が備わったバイクは一般向けの市販用としては世界で初めてという。需要が多ければ、今後さらに搭載車種を増やしていく。

 同社は人工衛星からの電波を利用し、常にバイクの現在地を把握することのできる氾地球測位システム(GPS)を開発、ハンドルの中心部に縦四十ミリ横八十ミリの液晶画面を据えた。住所や駅名など目的地名をボタンで入力すれば、現在地からの直線距離や方向が瞬時に画面に表示され、高原や山林地帯などでの長距離走行に適している。希望小売価格はベース車両価格に四万円上乗せした五十三万九千円(北海道・東北・沖縄など除く)。』

(以上、2月19日付日経新聞16ページより全文引用しました)

 記事からすると地図を画面上に表示する車載ナビコンとは違って、いわゆるハンディナビゲータ、方位磁石の豪華版みたいな感じであるが、それでも百八十度逆方向に走っているんじゃないかという不安感がなくなるだけありがたいような気はする。(ぉぃ) それに、その分値段も抑え目である。なんでツアラーでなくオフローダーに、という意見もあるが、最近のオフローダーはほとんどがデジタルパネルを採用しているだけに、むしろ違和感がないのかもしれない。(元々何故にオフローダーにデジパネ、という話もあるのだが……誰か無知な私に理由を教えて下さい)

 本当ならネイキッドに積んで欲しかったところだが、メーターパネルの配置的にも用途的にも最初はオフローダーというのは正解なのだろう。オフローダーでデジパネが流行という電装系の話だけなら、デジパネどころかキーの代わりにPGMメモリーカードを採用している NSR250R SE なんかの方が暴走しているものの、レプリカにナビコン積んでも仕方がない。(笑)

 うー、でもネイキッドにも搭載してくれないかなぁ。もっとも BANDIT250 V の特徴的な砲弾型メーターカバーが液晶パネルにすり替わった様は、ちょっと想像したくないような気もする。他のバイクも将来的にはそうなっていくのだろうか。うーーん。(悩) 何だかなぁ。

 しかし、一番問題なのは「(北海道・東北・沖縄など除く)」というところだろう。北海道なんか、こういうバイクを必要としている人が一番大勢いるような気がするのだが。スズキあんまり地方をナめない方がいいぞ。(笑)


02/24(火) 雨

 である。雨である。雨なんだってば。(泣) そう、今日は月末支払いの締め日だったのでバイク通勤だったのである。バイクにナビが付いたのは驚きだったが、この問題は今世紀中には解決しないであろう。(来世紀にも無理だ) ……いや、ピザ屋仕様のバイクは別だが。

 だから神様、お願いですから月次の時は勘弁して下さい、いやほんとに。(泣)


02/25(水) 雨のち曇

 『AT互換機組立組み立て本』(ソフトバンク社、2,000円)なる本を読む。表紙にドカティのフレームが描いてあるのがなかなかナイスな本なのだが、中身もかなりナイスな感じである。AT互換機を組む場合熱対策が重要になるのは有名な話だが、この熱を有効に活用できないかと考えた筆者は一つの結論を出した……AT互換機で納豆を造れないだろうか?(爆) AT互換機内部の温度はクーリングファンを使用していても40度前後に保たれている。これは納豆菌の培養に最適の温度なのだ!(おひおひおひ)

 その結果は! 読んでみてのお楽しみとしておきましょう。(笑) しかも、筆者の挑戦はこれに留まらなかったのであった。クロックアップに日夜邁進する筆者は、2450MHzの高クロックを誇る電子レンジに於いて一つの実験を試みる。電子レンジでカップラーメンは作れるのか? 果たして筆者の挑戦結果は! ……この結果も、読んでみてのお楽しみとしておきましょう。(笑)

 そして、筆者の挑戦はこれに留まらなかった。最新型の電子レンジには解凍モードなるじわじわ加熱するモードが備わっている。彼はこれを利用して、「電子レンジで卵を暖めると爆発する」伝説を打破すべく、敢然と戦いを挑んだのであった。幼い頃の悪夢(?)を彼はうち破ることができたのだろうか? そして、彼はついに究極の挑戦を試みる。割ると爆発する「クラッカーゆで卵」……。彼は夢のゆで卵を作り上げることができるのか!?(爆)

 電車の中で思わず爆笑しそうになってしまった。『AT互換機組み立て本』を読みながらくすくす笑っている様は傍目から見てかなり不気味だったに違いない。(泣) 誤解を招かないように書いておくと、この本、改造についての記述はかなり気合いが入っている。メモリ増設におけるタグRAMの壁についてまで載っている本は思いの外少ないのである。内容はかなり高度な改造をしている人でも満足できるものになっているように思う。もちろん、初心者にもお勧めである。実際にいろいろな部品の値段などが載っているわけではないのでカタログ的利用には向いていないが、参考書としてはかなりのお勧めである。

 ……しかし、ここまで笑わせてくれるAT互換機組立解説本に私は未だかつて出会ったことがないぞ。(笑)


02/26(木) 曇

 会社の飲み会でどろどろになって帰ってくる。そんなわけで、長らくの宿願だった大会用勝ち狙いデックの構築に挑むことにする。とりあえず、プレイングのテクニックがいる青系のデックはパスすることにして、何も考えなくていい(?)マローゲドンと黒のシャドーウィニーを組んでみることにする。で、白のマローゲドンはウィニー主体で組んでみたので当然白騎士をエースとするはずだったのだが……白騎士が2枚しかない。ぉーぃ。しかも、期待の新星サルタリーの僧侶も2枚しかない。なんでだーっ!。困ったもんである。一応適当にあり合わせで組んでみるが見るからにあり合わせなデックになってしまう。むぅ。いいのだろうか、こんな事で……。いっそ黒のシャドーウィニーを5色にして戦いに挑んだ方がいいかもしれない。それで勝てるとも思えないが……。なんだかなぁ。


02/27(金) 晴

 閉店時間ぎりぎりの本屋さんに駆け込んで第五版とテンペストをゲットする。なんか、狙ったかの如く『白騎士』と『サルタリーの僧侶』が入っている。ラッキーである。もっとも、肝心のレアの方は『狼の血』、『卑劣なる者』、『ハーキルの召還術』、『ヴォルラスの気まぐれ』、『肉占い』、『魂のフィールド』と、今ひとつであったが。

 で、ついでに『INTERNET magazine 1998.4』を買うことにする。話題の映画情報誌である。(こら) 今月の目玉。某死と復活(……日本語訳すると洒落になってるぞ、これ!)の復刻版がこの春公開されるらしい。復刻版といっても全く前回と同じ訳ではなくて、監督が初期構想に基づいて一部に再編集を施すという。とはいっても……うーん、なんだかなぁ、な感じである。まあいいや。(笑)


02/28(土) 曇りのち雨

 土曜日出勤である。現代人の常識である。……くぅ、休日だったらベスト電器を襲撃したものを……。そう、なんか、名古屋にも「あの」ベスト電器がやってくるらしいのである。もっとも、広告に載っている限りではそれほどバカ安な商品があるわけではない。それでもAIWAのTAが1万円などと書いてあるのを見ると、いい時代になったものだとつくづく思ってしまう。まぁ、TAをこれ以上買っても仕方がないので、他にめぼしいものはないかと漁ってみる……MMX Pentium 226MHz、メモリ32M、HD4GB、CRT 15インチ、CD-ROM 24倍速で、22,5000円。あんまり安くはないよなぁと思いつつ機種を見て目が点になる。PowerMacintosh 5500。おい。やってくれるぜベスト電器! 思わず欲しくなってしまったではないか。(笑)


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