97/05/01(木)

 会社の新入社員歓迎の宴会でどろどろになって帰ってくる。通常はどろどろの方が強い(意味不明)のだが、調子づいて「難」でやったら3人目で倒れる。むぅ。寝るべし。


97/05/02(金)

 現在時刻11時57分。ちなみに、23時ではない。今起きたところである。……じーつーはーどろどろのまま寝過ごしてパニックモード! ……の、わけではない。勿論、うちの会社がGWだからって特別休暇をくれたわけでもない。

 今日は徹夜勤務で20時出社(午前8時ではないってか)の明日8時(これは午前である、さすがに)帰還なのである。まあ、明日から3連休なので、いっか。(……そうか?)


97/05/03(土)

 ……ふぅ。  現在時刻9時56分。ちなみに、21時56分ではない。たった今、帰還したところである。嬉し恥ずかし朝帰りモードである。(別に嬉しくない)

 やっと、やっと、幸せな3連休モードに突入である……10時間ほど損した気がしないでもないが。しかし、人が幸せな気分に浸っているのに、ラジオだのテレビだのでは「GWも後半に突入し……」等と言っている。じゃあ前半ってなんだ前半って? この3連休が今回のGWのメインエベントじゃないのか!(……世間では違うらしい)  まあ、それでも幸せなものは幸せである。10時間ほど損したとはいえ、もし昨日夜勤でなかったら、今日は出勤だったのだから、まだマシなのだ。……冗談のようだが、これが全然冗談じゃないのである。危うくまたも24時間戦えますかモードになるところであった。

 しかし、今回のGWはほとんど3連休に毛が生えたようなものである。(いや、今回に限ったことじゃないかも知れないが)黄金の名を仮にも冠するからには、もう少しサービス精神旺盛でもいいような気はしないでもない。しばし、カレンダーを見つつ考える。今回は土曜に憲法記念日が来ているというカレンダーなので、こんなものかも知れない。やはりベストは日曜日に憲法記念日パターンであろう。これならディフォルト3連休+土曜も休みならなんと4連休というゴージャスなコースなのだが……まあ、こんなカレンダーは当分訪れそうもない。

 ……と思っていたら、なんと来年はこのパターンであった。(爆笑) ……しかし、こういうカレンダーでは、とても土曜日休めないような気がしないでもない。(号泣)  ううむ、果たして、来年この日記を笑い飛ばすことが出来るのであろうか……。

 (これこそ、日記の醍醐味……しかし、敗北のかほりが濃厚にするのは何故?)


97/05/04(日)

 オークヘッドから襲撃予告電話を受ける。

「今静岡通過した頃だから、10時半までには着くわ」

「で、ブシドーブレード忘れてないだろうな」「ああ、入ってると思うよ」

 ……名古屋までわざわざブシドーブレードの対戦にやってくる彼も凄いとは思う。

「……思うってなんだ、思うって、確かめとけよ」

「わーったわーった。じゃ、10時半に駅な」 「おう」

 ……まあ、今更確かめてもしょうがないような気もする。私も結構猿ではある。

 しばらくして、また電話がかかってくる。

「はい、もしもし」 「……すまん、ブシドーブレード入ってなかった

 ……流石である。(爆笑)

 で、彼が何やら98復活計画の一環としてSCSIボードを買うというので、オークヘッド迎撃にお供した糸様あんどみかん道氏と一緒に大須に出かける。大須の用事はそれだけだった……はずなのだが、気がつくと私の荷物に『ガメラ2000』 だの、『MacOS7.6』だのが、加わっている。

 ……いや、訂正。『ガメラ2000』は、雑誌の付録でプレイした時から既にマークしていたのである。その雑誌、『VF−X』の体験版デモ目的で買ったのだが、肝心の『VF−X』の体験版デモよりはるかに面白かったのだ、これが。(爆笑)

 『MacOS7.6』は、最近私のPowerBook5300cの調子が今一つなので、やはりBUGFIXされた最新版を入れよう、と思ってのことである。そう、総ては計画的な購入なのだ。いや、決して言い訳ではない。本当だってば

 帰宅後、Marathon対戦に燃える。対戦用にマシンがもう一台欲しいとひしひしと思う今日この頃である。(ォィォィォィ)

「へっへっへっ、弱すぎて相手にならないぜ」

「言うようになったな、オークヘッド。じゃ、マシン換えてやってみるか」

 そう、私はPowerBook5300c、オークヘッド&みかん道氏はPowerMacintosh 8500/180& PowerMacintosh 7100/66AV。まぁ、私との腕の差を考えれば当然のハンデなのだが、やはりさすがにキツい。PowerPC603e/100MHzなのだから、スペック的にはPowerPC601/66MHz の7100/66AVを凌駕するはずなのだが、グラフィック性能がはるかにデスクトップに劣るノートではやはり限界がある。まさしく、「そのモビルスーツの性能で勝ったのだ」である。

 調子に乗ったオークヘッドは、私の挑戦に応じる。PiPPNコントローラさえあればPowerBookでも勝てると判断したらしい。愚か者である。PiPPNコントローラのドライバの設定に多少手間取るが、Ethernetのおかげでさらっと蹴散らし、対戦に入る。

 結果……。

「おう、オークヘッド君じゃないか、ほらほら撃ってみ、撃ってみ。おぅ、当たらないねぇ。ほれ」

 ぼむ。

「……キィィィィィィッッッッッッッ!

 ……私は調子に乗ってしまったらしい。そのとき、あんな恐ろしい考えに及ばねばよかったのだ。

「 ねえ、糸様、PowerBook5300cで一回やってみない?

 結果……糸様は医大であった。もはや、何も語るまい状態である。(爆)  ……うぅ。


97/05/05(月)

 こどもの日である。GWも今日で終わりである。明日から、また激しい激戦の日々が待っている。うぅ。

 で、長年の宿願であった(年は大げさだが)『デビル』を見に行く。やはり、ブラッド・ピット様、最高である。『HEAT』程の派手さはなかったが、別の意味で良い映画であった。しかし、「デビル」予告編の「恐るべき計画」って、スティンガーミサイルの密輸かね。(爆笑) てっきり私はLAの全市民抹殺でも企んでいるものかと……。(ショーン・コネリーの007ぢゃないんだから)

 で、帰ってきてから『ガメラ2000』をやる。(ほんの少し『シンジケート』をやりたい気分ではあったが)

 ……面白い。ムービーシーンもけっこう出来がいいのだが、(本編を見たことがないのだが、こんなにかっこよかったのだろうか)、ゲーム自体もなかなか良いのである、これが。たいていの場合、原作もののアクションゲームはつまらないものが多いのだが、『ガメラ2000』は、割り切って作られているというか、なんというか、PS版『パンツァードラグーン』そのまんまなのである。敵も巨大爆撃機だの、巨大怪獣(このあたりだけは「ガメラ」している)だの、なかなか豪快なのだ。おまけに、最後のボスは空中要塞なのだが、これがまた「ID4」そのまんまなのである。艦載機こそ飛んでこないものの、「あの」バリアは張ってくれるわ、下部の開口部から巨大レーザー撃ってくれるわ……思わず爆笑である。まさか、本編もこうだったとは思えないが……。(苦笑)

 ……『ガメラ2000』のビデオ探してこようかしらん。(爆笑)


97/05/06(火)

 現在時刻11時47分。午前である。……別に連休ぼけで寝坊したわけではない。そう、定例行事の月次の始まりで、時差17時出勤なのである。……世間様と12時間ぐらいズレた生活にやっと帰ってきたのである。……ふぅ。(爆)

 ……もう一眠りしよっと。


97/05/07(水)

 月次の中日で定時出勤である。で、今日を1時間ほど残して帰ってくる。……まぁ、一時期は毎日地下鉄の終電めがけてダッシュしていたのだから、それを思えば隔世の感である。(そうか?)

 で、『ガメラ2000』に燃える。、このゲーム、なんと、マルチエンディングらしいのである。ID4の巨大円盤が気に入って、何回かエンディングは観ていたのだが、エンディングを何度観ても全然マルチじゃないのでマニュアルをよく読んでみると、EASYには一種類しかエンディングがない、としっかり書いてある……。

 そう、実は私、今までEASYでやっていたのであった。仕方がないのでNORMALでやると、これがまた、結構歯ごたえがある。まともにやるとネオホンコンの量産型ギャオスに生体メガ粒子砲喰らって負けてしまうので、『フィロソマ』で使った必殺技、「途中までEASYで進めて、コンティニューで最終面だけ難易度をあげる」をやってみるが、どうやら最終面の一つ手前の面以降はコンティニュー出来ないらしい。つまり、最終面の一つ前の面からは本来の難易度でやらねばならないのである。最終面の一つ前の面というと、ギャオス最終形態なのだが、これが鬼のように強いのであった。最終面はおろか、この面すらNORMALでは解けない、私って一体……。

 ええい、ギアナ高地で修行だ。


97/05/08(木)

 今日は、月次トドメの在庫月次である。「出撃」である。さて、今日は一体何時に帰ってこれるだろうか……本命5時、対抗7時、大穴8時、といったところであろう。(泣)


97/05/08(木)(同日)

 大穴も大穴、なんか、仕事が異様なまでにスムーズに進んで1時前に帰還する。(13時ではない)

 でも、おかげで明日は定時出勤である。うぅ、寝るべし。


97/05/09(金)

 なんか、最近調子がいい。現在時刻23時18分。平日ならともかく、今日は財務の月次の日である。飯食って一息ついて落ちついて、この時間である。ああ、もう幸せで前が見えない。本当に、帰りに学生気分で夜遊びに行きたくなる時間である。(そうか?)

 とはいえ、どこにも寄らずに素直に帰ってくる辺り、根が真面目に出来ているのかも知れない。(下手に本屋にでも寄ると、またも無駄遣いしそうだったから……ではない、いや、決して)

 で、最終形態ギャオスに挑んで散る。まだまだ修行が足りないらしい。うう、明鏡止水の心ぢゃ。


97/05/10(土)

 Zガンダムを買ってくる。……セガサターンのゲームではない。プラモデルの方である。いわゆるHGという奴である。……まぁ、衝動買いなのだが(ぉぃぉぃ)、最近のプラモデルという奴は、なんだか凄いことになっている。昔、ガンプラに燃えた頃とはほとんど別物なのである、これが。当時の感覚で言えば1/144で¥980という価格設定はなめとんのか、おい、と言いたくなるのであるが、中身を見ると納得してしまうのが恐るべきところなのであった。これなら、当時であっても納得してしまったであろう。

 まず、塗装しなくても、まともに完成してしまう。いわゆる色プラというやつで、ほとんど(普通に見る分には全く)塗装しなくてもいい。……昔ガンダムカラーなる三色カラーセットが売っていた時代もあったというのに……である。付属の細部用のデカールを使えば、塗装するところを探すのに苦労するくらいになってしまうのだ、これが。まあ、 墨入れは必要だし、ノズルとかの汚し塗装は流石にされてはいないが、それにしても……なんというか凄い。

 次に、接着剤がいらない。私の記憶では、塗料はともかく接着剤はプラモデル作る際には必須だと思ったのだが……完全に接着剤レスなつくり(だそりゃ)なのだ、これが。いや、かえって接着剤何ぞ使うと「ああ、このパーツ入れ忘れたぁっ!」などという事態の時に泣く羽目になるのでない方がいいぐらいである。(ぉぃぉぃぉぃ) 正直に言うと、はめ込み式ではやはりある程度隙間が出来るので、パテ埋めするくらいのテクがある人は接着剤がいるかも知れないが、そこまで要求しなければ、素組みで充分だったりする。

 でもって、クリアパーツ&ポリキャップ標準装備……である。ほとんどハイコンプリートモデルである。昔のガンプラでは、モノアイを塗ってやるのに達人のテクが要求され、ガンダムの顔に如何ににうまく「眼」を入れるかが見せ所だったものだが、今ではクリアパーツをはめ込むだけである。

 ……で、まあ、本来なら気合いを入れてパテと塗料を準備して……になるところなのだが、それをやるといつまでたっても「箱」を飾っておくだけになることは目に見えているので、軽い気持ちで作ってみる。パテはおろか、塗料すら準備せずに、である。昔だったら、出来上がりは情けない代物になるところであるが……。

 「ほとんどハイコンプリートモデルである」との前言を撤回する。はっきり言って完成品のハイコンプリートモデルより出来がいい。なんか、時代の流れを感じてしまう。うぅ。

 ……次はマスターグレードモデルか?


97/05/11(日)

 なんだか、いろいろハードな一日であった。

 思えば、朝一番でPowerBook5300cをMacOS7.6.1にバージョンアップしようとしたのがケチの付き始めであった。インストール完了して再起動したら……いきなり文字化けしたエラーメッセージを表示してハングアップしたのである。

 ……色々やってみた結果、どうやら MacOS7.6.1とVSTのMOドライブは相性が悪いことが判明(!)する。MOドライブ用の機能拡張ファイルが、ではない。MOドライブそのものと、である。起動時にMOドライブが拡張ベイに刺さっていると、機能拡張を読み始めた途端にハングアップするのだ。ぉぃぉぃぉぃ、ってなもんである。幸い(?)Systemを7.6にバージョンダウンしたら治ったものの、今後が不安である。うぅ。

 それだけではない。今度はAppleTalkがTDKのLANカード、LAK-CD021AXを認識してくれないという事態が発生する。TDKのドライバを再インストールすると、認識はしてくれるようになったものの、使おうとするとエラーが発生するのだ。……これは、どうやら新バージョンのネットワークソフトに問題があったらしく、ネットワーク関連を全て漢字Talk7.5のバージョンにバージョンダウンしてみたら、何とか直ったものの……なんだかなぁである。

 ……ここまでなら、まだ日常のひとコマで収まる範囲なのだが、さらに、バイクがエンストを起こして(エンジンがかからん!)押して帰ってくる羽目になるわ、疲れ切って帰ってきて、風呂に入った途端に電球が切れる(!)ときた日には、もう、何かに祟られているとしか思えない。

 おまけに、こうして日記を書こうとしたら、「いろいろハードな一日」が「いいはどな一日」になっているという始末である。……そう、キーボードドライバが更新されていたのであった。なんでJISしかないPowerBook5300シリーズのキーボードドライバを書き換えるんだよ、おい!

 ……一体、私が何をしたというのだろう、うぅ。ぶつぶつぶつ。あ、今のうちにこの日記のバックアップもとっておくことにしよう(苦笑)


97/05/12(月)

 財務の本締めの日である。で、帰宅したときには今日という日はあと1時間半しか残っていなかった。……うぅー。なんかこんなんばっかである。本日の戦果は雑誌の付録の『ランナバウト』デモバージョンで4分30秒という恐るべきタイムを出したことぐらいであろう。このゲーム、公道を邪魔者を蹴散らしながら爆走するというゲームなのだが、首都高バトルなんかみたいに「平和な」街道レースに燃えるわけではなく、(車種としてNSXなんかもあるのでそういう楽しみ方もできるかもしれないが)、邪魔者は文字どおり蹴散らす、そう、屋台を撃破し、パトカーを吹き飛ばし、建物のロビーを突っ切ってショートカットするなどという荒技でゴールを目指すという、レースゲームとしてはかなり異色のアブないゲームなのであった。(……レースゲームじゃないかもしれない)

 バックするときの操作感がなかなか実車に酷似していて、車庫入れの練習もできるというおまけ付きである。(できへん、できへん)

 しかし、この雑誌、『ベルデセルバ戦記』のデモ目当てに買ったような気がするんだが……。なんか、先月といい、今月といい、ものの見事にハメられている気もするが、まあよい。

 ……で、その先月ハメられた『ガメラ2000』の方は、後一歩というところで撃墜されてしまって進歩なしである。パターンはある程度見えてきたのだが……ううむ。今日のところは寝るとするべし。


97/05/13(火)

 ついに、宿願のギャオス最終形態撃破に成功する! もっとも、トドメを刺したのはガメラの胸部生体メガスマッシャーキャノンである……。そんないいもの持ってるなら最初から使えよ、ガメラ! うーむ。

 ……しかし、結局、ID4型巨大円盤の最終兵器、超弩級ビーム砲の前に破れる。……EASYなら、楽勝なのに……。むぅ。

 おまけに、コンティニューはやっぱりギャオス最終形態面からであった。(号泣)

 うぅ。

 もっとも、ある程度ギャオス攻略法は見えてきたので、これからは何とかなるかもしれない。まず、ギャオス最終形態面での前座の要塞は、ほとんどノーダメージで倒さないと、後がかなり辛い。大型ミサイルを撃ってくる前段階はロックオンレーザーで速攻で蹴散らせば楽勝である。大型追尾E弾を撃ってくる第二段階も、 目玉型砲台の前で左右に移動しながらロックオンレーザーを放ちつつ、 大型追尾E弾を対空砲火で同時に撃墜すれば、結構何とかなる。

 問題は、ギャオス最終形態である。地上形態の時は、追尾三連ブリジットランスは適当に引きつけてかわせば余裕だし、拡散E弾はほとんど当たらない、必殺の大型生体メガ粒子砲も、撃ってくる砲のある側の画面端に逃げ込めばノーダメージで、おまけに、 蛇型生体砲座もついでに攻撃できてなおお得、という思ったほど手強くない相手なのだが(でも攻撃を喰らうと激しく痛い)空中形態は、かなり辛い。

 大型連装生体メガ粒子砲は、画面中央にいれば余裕でノーダメージなのだけれども、リングレーザーをかわすのは慣れが必要だし(くぐり抜けそこなうと大ダメージ!)、大量に撃ってくる拡散E弾も対空砲火では撃墜しきれず、地上形態のものと違ってかわすのも難しいのでノーダメージは厳しい。大型追尾E弾も全部撃墜できないこともないのだが、相当辛い。結果、ある程度のダメージが累積するのは覚悟しなくてはならず、結局、空中形態と戦う段階でどのぐらいシールドが残せているかで運命が決まってしまうのだ。むぅ。

 ギャオス最終形態、ひょっとしたらID4型巨大円盤より強いかも知れない……でも、ID4型巨大円盤の拡散レーザー&大型追尾E弾のコンビネーション攻撃も、E弾撃墜してかわすのは楽とはいえ、喰らうと死ぬほど痛いし、大量に飛んでくる大型ミサイルを撃墜しきるのも辛いし、最後の超弩級レーザーを破壊できなかったらそのままゲームオーバーというえぐい相手なので、辛い。

 ううむ、果たしてEASY以外のバージョンのエンディングを見れるのはいつのことやら……。


97/05/14(水)

 日付変更線との激しいレースに敗れて午前様である。で、ガメラに燃える。(寝ろよ、おい!)

 そして……ついに、ついに、NORMALクリアを達成する! エンディングも少し違ってて、なかなかおいしい。久しぶりに聞くエンディングテーマも耳に心地いい。そう、『ガメラ2000』のBGMは、なかなか秀逸なのである。最近はこういう雰囲気の曲が流行りなのだろうか。最近聴いた『鉄拳2』のエンディングも、よく似た雰囲気の曲だったが……などと思いつつ、スタッフロールを見ていておののく。「Music Unit By ZUNTATA」。

 ……道理で、秀逸な曲なわけである。

 ……さて、次はEXPERTか? (その前にNORMALのネオ香港面をクリアしろよ!)


97/05/15(木)

 今日は早く帰ってこれたので、久しぶりにネットサーフィンする。……で、いつの間にか今日が終わっている……むぅ。まぁ「早く」といっても、帰ってきたときには既に「今日」は3時間も残っていなかったわけで、その意味では納得できるのだが……。

 うぅ。

 寝るべし。


97/05/16(金)

 やっとこさ一週間が終わる。明日はお休みなのである。幸せである。しかし、西洋人という奴は、何で週末を土曜日に設定しているのだろう。普通の人間は、月曜日が週の始めと認識しているのではなかろうか。西洋人の考えることは謎である。(爆笑)


97/05/17(土)

 久しぶりによく晴れた一日であった。まだ、梅雨の時期には早いのに、最近じめじめした毎日で、気が滅入っていたので、からっと晴れてくれるとやはり嬉しい。

 で、晴れた日はギャザリングである。(おぃぉい)

 とりあえず、「闇の者ども」、「闇に失われし呪文」、「アフリカの大地」をメインに戦いを挑む。それぞれ、黒単色の『夜のスピリット』デッキ、黒単色の『捨て捨て』デッキ、『緑の防御円+ハリケーンコンボ』デッキである。で、戦果はというと、やや劣勢、といったところであった。とはいえ、前回の経験を生かして今回は『恐怖の支配 』、『ケアヴェクの呪詛』、『墓所のネズミ 』などの対ディルヴィッシュ用カードが入っていたおかげでボロ負けはせず、それなりに戦えたのは嬉しいところである。やはり、敵も強くなければ、自分も強くなれない。もっとも、今回はプロテクション黒を持っている奴はいなかったので、セラの天使撃沈用とかで使っただけであったが。

 しかし、久しぶりにギャザリングるとやはり燃える。時代は既に5thに移行しようとしているし、またカード集めで暴走しかねない気配である。ううむ。(笑)


97/05/18(日)

 最近とみにPowerBookの調子が悪いので、バックアップをとって、機能拡張とかの見直しをする。タイプ11のエラーが頻発し、SimpleTextにすらエラーがでるようになって、やむなく、である。で、いろいろやってみるうちに、もしかしたら、これならMacOS7.6.1、動くんじゃないか、と思ってインストールしてみたら……動いてしまった。(ついこのあいだ、VSTのMOドライブが入っていると動かない、って言わなかったかお前?) どうやら嘘をついていたらしい。関係各位に深くお詫びして訂正させていただく所存である。(笑えない)

 もっとも、ネットワーク関連は、漢字Talk7.5.3のままなので、ひょっとしたらその絡みかも知れない。……拡張ベイのMOの認識に関係あるかどうかは少し疑問ではあるが。うーむ。なんだかなー。

 おまけに、MacOS7.6.1、すこぶる快調だったりする。今までビュアーとして使っていて頻繁に落ちていたNetscape Navigator Gold 3.01が、非常に安定したビュアーになってしまった。Netscape Navigatorの安定化機能拡張のNetscape Defrostを入れたおかげもあるのかも知れないが……何が原因で不安定になったのか、よくわからないというのも不安ではある。( Netscape Defrostいれたり、OpenDoc外したりで、色々やってしまったので結局何が悪かったのか未だにわからない。謎である)

 もっとも、バックアップを戻してもう一度やってみる気は全くないのだけれども。……そういえば、バックアップ取り直さねばならない。まさか、ここまで快調になるとは思ってもいなかったからなぁ。(半ば諦めていたという説、濃厚)

 ……しかし、かかった時間はたかが5分である。まさか、たかが5分で直る話とは思っていなかった……。Systemが壊れていたのかなぁ……全く謎である。


97/05/19(月)

 帰ってきたら今日という日は2時間しか残っていなかった。健全な社会人の平日という奴である、うむ。メシ食って、風呂入ったら、今日は終わりかけである。うむ。

 寝るべし。


97/05/20(火)

 今日はさっさと帰ってこれたので本屋によることにする。本日の戦果は『大沼沢地』。(って、戦果ってなんだよ、おい!)タップするだけで黒マナと無色マナが湧いてくるという、黒単色を愛用する私にとっては非常に使える土地である。代わりに場に出すときに沼を手札に戻さねばならず、出たときはタップ状態という序盤ではちょっと使い辛い土地ではあるのだが、しかし、それでもこれはおいしい。うう、4枚欲しい。(……そうやって泥沼にハマって行くわけだな、文字通り)

 しかし、黒単色愛好家の私にとっては、今日の戦果には他に戦果と言えるような呪文がない。強いて言えば『強要』(相手の手札のうち好きなものを1枚捨てさせる)くらいだろうか。捨て捨てデッキで使ってみようかしらん。……しかし、保有カード3000枚以上というそれなりにヘビーなギャザラーのくせに、メインデッキとして黒単色のクリーチャーデッキを愛用しているというのはちょっと問題かもしれない。

 まあ、黒以外にも目を向けてみると、それなりにデッキを作る気になるカードもあるのだが……ううむ。そういえば、VISONSってゴブリンが妙に多いような気もする。ゴブリンデッキ組んでみようかしらん。


97/05/21(水)

 『断絶への航海』を衝動買い、訂正、計画的購入する。……最近小説読んでないので、ちょっと禁断症状気味なのである。かなり有名な作品なのだが、私はまだ読んだことがなかったのであった。期待はずれでないことを祈ろう。

 ……というわけで、今日の戦果は『乾燥高原』である。 『大沼沢地』の平地バージョンである。……カードリスト持ってないので知らないが、これはどう考えても、全ての土地が用意されているとしか思えない。全部揃えるしか!(……もういい、好きにしたまえ)


97/05/22(木)

 本屋が開いている時間に帰還できず、今日は戦果なしである。(毎日買ってどうするのだ、おい) 

 で、初心者のためのデッキ構築でも書こうかな、と、入門セットのカード構成をコピーしてしばし眺めてみる。……初めて入門セットを見たときも思ったが、まだスターターを少ししか持っていなかった頃を思い出すカード構成である。

 自分で書いた初心者のためのデッキ構築講座ではないが、二色のカードを集めてありったけの土地をぶち込むだけで、ちょうど60枚くらいのデッキになってしまうのである。ううむ。このカード構成って、まさしくスターター2つくらいをイメージしているとしか思えない。レアカードも結構当たりが入っているので、そういう意味では、なんだかんだいっても初心者向けなのかも知れない。

(しかし、やっぱりこれってデッキになってないような気はするが)

 前に某毛手氏洗脳に失敗したのも、初心者向けの記事をすっ飛ばしたのが原因だったので、ここらで初心に帰って「カードが少ない頃のデッキ構築」を書いてみるのもいいかも知れない。その意味では全員が同じカードを持っていることを前提に話が出来る「入門セット」の存在はありがたい。……でも、このカードって第四版だからなあ……「入門セット」とはいえ、いつまで店頭にあるか、ちょっと不安な気もする……。むぅ。


97/05/23(金)

 今日は早く帰ってこれてラッキーである。で、本日の戦果は『ジャングルの盆地』である。『大沼沢地』の森バージョンである。宿命としか思えない。そう、「全てのカードはタップした状態で場に出る」のだ。……冗談はともかく、別に、VISONS大量購入したわけではなくて、日本語版を2つ購入しただけである。まあ、購入頻度の問題はないではないが。(思いっきりあるだろうが!)

 しかも、ついでに購入した英語版Fallen EmpiresでBreeding Pitまででる始末である。……そう、最近、ちょっとだけ英語版に心が引かれていたりするのである。やっぱり英語版のかっこよさは心惹かれるものが……ううむ、Fallen Empiresだけ、もう少し購入してみようかな……。

(ほんとに「だけ」かよ、おい)


97/05/23(金)

 明日は法事なので、家の中を大掃除する。……なんか、いろんなところからいろんなものが出てくるのが結構楽しい。ボードゲームだの、昔のソフトだのなら、「おお懐かしい!」で済むのだが、小説とかのたぐいになると、もう止まらない状態になってしまう。(おぃおぃおぃ)

 で、やっとの思いで蹴散らして日春展を観に行く。日展の中部限定春バージョンである。今回の目玉は「曙」であった。日展はこれがないと面白くない。(……おぃ)

 冗談は抜きにして、なかなか楽しめる日春展である。とりあえず、日展といえば、ローカルな風景画の場所当てが定番である。(冗談は抜きにしたんじゃなかったのか、コラ)

 前回の「日展」本編でも「窓」や「ある日の水族館」(TokaiWalkerにまさしくその場所のシロナガスクジラの骨格展示写真があって思わずこれだったのか!と呻いてしまった)などはその代表例であったが、今回は「歩道橋」が話題の中心であった。どうやら岡崎の方にあるらしいのだが……。

 純粋に絵的な楽しみとしては、『Bad Moon』にクリソツな絵とか、いかにもMagicのカードにふさわしいような絵が数多くあってなかなかよい。……いや、半分は冗談なのだが、真面目な話、前に観に行った「日展」の時より、何となく昏い絵が多いような気がする。妙に「血の匂い」のする絵が多いのである。個人的にはダークな絵というのも嫌いではないのだが……時代を反映しているのだろうか。ちなみに、私のお気に入りは、明るめの画風の「北の湖」であった。

 そんなわけで、春日展の後、ギャザリング深夜プレイに走る。さすがに明日(既に今日だが)法事なので徹夜プレイは遠慮したものの、疲れるまでギャザる機会というのが最近なかったので非常に幸せな気分である。しかし、新婚さんの家に、日も沈んだ頃に上がり込んで、奥様がディアブロやってるとなりで深夜ギャザるというのは、なんだかなーではある。(……自覚があるだけまだマシだ、なんて思ってないだろうな、コラ)

 使用デックは順に、『闇に失われし呪文』、『アフリカの大地』、『空飛ぶジャスコニアス』、『蒼穹愚連隊』、『改造人間』、『地獄の業火』、『大噴火』、『甦るグリフィンたち』、『火吹きペガサス』、 『闇の者たち』、である。

 結果は、『闇に失われし呪文』、『アフリカの大地』が勝ち越し、『空飛ぶジャスコニアス』が捨て捨てデックにボロ負け、『蒼穹愚連隊』は快勝、『改造人間』はライオンの奪い合いで笑わせて終わり、『地獄の業火』は、ひたすら焼いて焼いて焼きまくるという、全く芸のない勝ち方で快勝、『大噴火』はキーカードの『不明の卵』を壊されて敗北、『甦るグリフィンたち』がなぜか圧勝、『火吹きペガサス』は『放蕩魔術師』&ランド事故に苦労しながらも善戦、最後の『闇の者たち』で、3匹合体『暗黒のスピリット』により快勝してシメ、といったところであった。意外だったのが余ってるグリフィンの寄せ集めで創った『甦るグリフィンたち』が妙に強かったことである。考えてみれば、これって白版『蒼穹愚連隊』なわけで、対空呪文があまりないデック相手には強いのも頷ける。ちょっと改良して主戦デックにしてもいいかも知れない。

 ……ちなみに、本日の戦果は『珊瑚礁』……言うまでもなく、『大沼沢地』の島バージョンである。ほとんど毎日買ってる自分が怖い。むう。



97/05/25(日)

 ……法事である。法事だ。法事なんだってば。(笑)

 疲れた。


97/05/26(月)

 『Thrull Champion』を求めてFallen Empiresを大量購入(っていっても、8パックだが)する。で、敗北する。うーむさすがにレアリティU1、そう甘くはない。代わりに『Breedig Pit』の2枚目をゲットするが……うー、『奈落の王』も『堕天使』も英語版はないからなぁ……チャンポンでデック創ってもいいんだけど……むぅ。


97/05/27(火)

 最新の禁止カードリストを眺める。結局のところ、今までの対戦相手のカード内容から考えて、全員タイプ1でプレイしていたみたいである。(意識してなかったというのが本当かも知れない)

 ざっと見たところでは、4THは一枚制限の方は『天秤』『象牙の塔』くらいで、黒使いの私にはあんまり関係ない。問題は禁止カードである。『チャネル』『精神錯乱』『ダメージ反転』……『青銅のタブレット』や『嵐のイフリート』は元々アンティカード禁止が暗黙の了解(私は基本的にフェイク・アンティでしかやってない人である)なのでいいのだが、『精神錯乱』はこの前捨て捨てデックで使って新婚さんの旦那さんを酷いめに遭わせたような気が……うう、見なかったことにしよう。(爆)


97/05/28(水)

 絵がかなりイっちゃってる『Thrull Champion』をついに、ついにゲットする! おお、愛しの『Thrull Champion』様! これでThrullデッキがまた一歩現実に近づいたわけである。もっとも、実のところThrullデッキはそんなに強くないような気はしないでもない。主力として使う予定の『Breedig Pit』から生まれる雑魚Thrullは(カードの回転を気にしなくてもいいとはいえ)黒黒マナ消費の割に単なる0/1クリーチャーである……黒黒なら同じFallen Empiresに『Order of Ebon Hand』(2/1でプロテクション白、更に黒黒で+1/+0、黒で先制攻撃、おまけにコモン!)がいる。それに、MIRAGEデッキとして意外な強さを誇ったグリフィンデックに比べると主力が飛行クリーチャーでないというだけで充分弱い。やっぱり『奈落の王』、『不吉の月』、『夜襲』あたりは入れておかないと、まともに戦えないような気はしないでもない。

 しかも、Fallen Empiresの Thrullシリーズと来たら、特殊能力を使うのに自分自身が死んでしまうのがほとんどなのだ。困ったものである。

 ちなみに、今日の戦果は 『Thrull Champion』だけではない。ついに出たのだ、5THの日本語版が! 思わずこいつもゲットしてしまう。なんというか、哀しいサガットである。ちなみにレアは『異形の騒霊』、『空飛ぶ絨毯』、『アイケイシアの都市』であった。アンコモンの『賦活』の方が何となくおいしいような気がしないでもない。しかし、『ミラージュ』であれだけじらしておきながら、こうも連続で出るとは……うーん、破滅の予感が……。


97/05/29(木)

 三省堂で怪しげな金色のブースターパックを買う。昨日から気にはなっていたのだが……「Un viaggio alle frontiere della fantasia MAGIC L'Adunanza Seconda Edizione」……うーここは日本だ。(苦笑) アラビア語版かしらん。(……貴様、フランス帝國を愚弄するか!)

 で、中身はというと、なんのことはない、ただのリバイズドである。4枚の土地が入っている辺り、リバイズドを感じさせる。(そう、この頃はブースターに土地が入っていたのだ)

 さて、戦果は『Animare Artefatto』『Inantarice Verde dei Boschi』(さてなんだかわかるでしょうか、ヒントはそれぞれ3青、1緑緑) それに、謎の『Muro Vivente』であった。

 ……そう、最後の『Muro Vivente』だけが謎であったりする。正体不明にふさわしく、かなりえぐい絵である。どうやら0/6のアーティファクトクリーチャーらしいのだが……。ちなみに召喚コストは4マナである。カードテキストを見てみる。「E considerato un muro 1:Rigenera」……わかるかぁ!

 で、色々な資料で調べるうちにやっと正体が判明する。『Living Wall』だ、これ。壁扱いの再生付きアーティファクトクリーチャーである。うーん、絶版カードとしてはまぁまぁか。でも、やっぱりリバイズド買うならドイツ語版だよなぁ。

(……リバイズドに手を出すような余力はないだろ、おい)


97/05/30(金)

 日本語版第5版を追加購入する。……完全に暴走モード突入である。もっとも、日本語版第5版は実はまだ3つめなのだが。今日の戦果は一部で大人気の『カリブー放牧場』である。こいつのために第5版を買っていると言っても過言ではない。日本語版『Breedig Pit』も欲しいが……。

 その他では、第4版で未だ手にしていない『煙幕』(もっとも、効果は今一つ……赤黒で『束縛の言葉』と『ファイレクシアン・ドレッドノート』辺りのコンボで使ってみようかな、という気になる程度)、やっとカードテキストが改訂された『黒死病』などであった。(『黒死病』はレアじゃないけど)

 しかし、白枠というのは未だになじめない。初めて英語版4THを買ったときはかっこいいと思ったんだけどなあ……。うーん。


97/05/31(土)

 土曜日出勤である。基本である。で、終わったのが8時である。基本である。

 ……ってなわけで、新婚さん宅にデュエルにでかける。(ぉぃぉぃぉぃ)

 結果、完全敗北する。前回異様なまでの強さを誇った『グリフィン』デックは新婚さんの毒毒デックにさくっと葬られ(ああ゛、毒どく……)、本命として出撃した黒単色『捨て捨て』デックは恵比寿先生(仮名)の緑対空デックに吹き飛ばされ(あ゛あ゛俺様のナイトメアが全部たっぷぅ)、本命Mk2の『闇の者たち』デックはランド事故って沈む(ああ、沼ぬまぁ……)というていたらくである。

 最後に『蒼穹愚連隊』が一矢報いたものの……なさけなや。


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