タバコの害についての数字...


[7/1/97](家主) (改訂:10/29/98)

「職場での分煙を考える」で紹介した、「職場煙害対策・虎の巻」に掲載
されていた記事から、以下のような[タバコに含まれる害]についての数字を
紹介します。

  ・煙には40種の発癌物質、160種の発癌促進物質が含まれる。
  
  ・成分の一つの一酸化炭素は血液中のヘモグロビンと強力に結びつき
   酸欠症状をもたらす。
  
  ・成分の一つのニコチンは血管を収縮させ血圧を上昇させる。
   循環器系の疾患の原因となる。
   また、ニコチンは依存性をもつ薬物であることが認められている。
  
  ・副流煙には主流煙にくらべて、ニコチン2.8倍、一酸化炭素4.7倍、
   アンモニア46倍、タール3.9倍、カドミウム3.6倍の高濃度である。
  
  ・タバコ一本の喫煙で10〜15mgの粉塵が発生する。
   ビル管理法の基準によると15mgの粉塵を基準値内におさめるには
   100m3の空間(高さ2mで約24畳分)が必要。
   ドラム缶(200リットル入り)に換算すると約500本分の空気が1本のタバコで
   汚染されることになる。