池谷・張彗星 2002C1

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2002年4月13日 4時03分〜18分の間に60秒露出4コマ合成
CASIO QV-3000EX (望遠側100mm相当)フォトガイドで自動ガイド感度+3 3x3ソフトビニング
 松山市 エリエ−ルゴルフ場にて撮影 ※この画像は、左が北です。
 明け方の空にうつり、条件がよくなってきました。しかし、この日は黄砂ともやのため、たいへん透明度が悪く、肉眼でかすかに見える状態です。左下の明るい星が、2等星のカシオペヤα星ですので、光度はそんなに暗くなっていません。
 尾の姿はダストの尾が淡くなり、イオンの細長い尾が目立つようです。透明度さえよければ、かなり尾が伸びているはずです。

2002年4月4日 19時32分〜40分の間に30秒露出4コマ合成
CASIO QV-3000EX (望遠側100mm相当)フォトガイドで自動ガイド感度+2 3x3ソフトビニング画像ソフト
 伊予郡双海町上灘にて撮影 ※この画像は、下が地平線です。
 高度がたいへん低く、これで夕方の撮影は終わりのようです。彗星の下に見える小さな星雲状の天体が、M31・アンドロメダ大星雲です。M31くらいから下は、低空のもやで黄色くなってしまいました。こんなに接近したのに条件が悪くたいへん残念です。
 彗星の光度は、ほぼ横ばいからやや低下気味で、尾もあまり長く見えません。やはり近日点通過して、2週間ほどなので、活動が落ちたのでしょうか(・・?
 4月に入って温度が高くなり、ノイズ増加のためたいへん荒くなりました。明け方の撮影は温度が低いので、もう少し良く写るかもしれません。ただ、撮影回数は減ってしまうでしょう。

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