野中先生お別れ会

 4月から産休代用教員として、11月まで8ヶ月間というホントに短い間でしたが、バレー部の副顧問として生徒と一緒に汗を流してくれました。時には私以上に闘志を燃やしてバレーに打ち込み、生徒に有無をいわせない姿はたくましささえ感じました。
 西中では女子の先生が体育系の部活をすることが、ここ10年来なくて女生徒にとっては、厳しいけどやさしく頼もしいお姉さんでした。
 西中バレー部に新しい風を吹き込んでくれたと思います。生徒の中に残ったものは、計り知れないものがあったと思います。だからこそ、保護者の方から「お別れ会をしましょう。」という声が挙がったんだと思います。
写真を見れば、どれだけ生徒が慕っていたかが分かると思います。

 バレーは学生時代から全くしたことがないそうですが、もともと球技が好きだったということで、進んでママさんバレーチームに参加するだけでなく、生徒に対しても体当たりの指導でした。
 技術よりも、スポーツをすることの心構えや気合いというものを教えてくれたと思います。
 これは私だけではなかなかできないことだけに、ホントに助かりました。そして、チームは見違えるように強くなっていきました。
 残念ながら、結果として残るような成績をあげることはできませんでしたが、技術よりも心を育てることのできる先生らしい先生でした。
 これからも、どこかでバレーを通して出会うことができると嬉しいですね。(2002.11.15)