hasegawa_takami.htm (c)nemaki-neko created 1999/04/08 updated 1999/04/08
長谷川 孝水
ゼニはないがヒマはあった(と、今なら思えるが、当時は、「ゼニがない」ことは意識していても、「ヒマがある」とは思っていなかった・・・)学生時代は、よくレンタル店のお世話になった。
まだ、CDが、メディアとしても、装置としても、出始める前か、出始め直後で高価だった頃で、もちろんこのころは、レコードと呼ばれており、アナログ盤という、従来のレコードをCDと区別するための語もなかった。
「レコード」とは「記録されたもの」の意味であり、その意味では、今のCDも「レコード」と呼んでいいのであろうか。ちなみに、「レコード店」という言い方は今も生きており、商品の大部分がCDであって、アナログ盤はごく一部しか置いてなくても、店名は「タワー・レコード」だったりするし、学陽書房から毎年出てるのが「レコードマップ」(もっとも、こちらはコレクター向けだから、まだ、アナログの比重も大きい)。
って、話がいくらでも脱線するので閑話休題。
その後、当時特に気に入ったものは、CDで再発になるのを機会に買いなおしたりしてるのですが、いまだ再発にもならず、というのもけっこう数多い。そういうのを、このページの姉妹ページでも、おりにふれて紹介してますが、CD化されてなくても、中古店で見つけて、旧来の知人に○○年振りに会ったような懐かしい気分になったり、あるいは、なじみだったレンタル店にいって「放出するんだったら、私に譲ってほしい」といったら、800〜1000円くらいで譲ってくれたのもある。
それでも、なおかつ、入手できなくて・・・というひとつが、この、長谷川孝水さんなのです。
アコースティックで、ジャズ畑の息がかかってて、というところは、佐井好子さんとかそのへんにいくのだろうか?
夢野久作さんのような、おどろおどろしい世界を表現しようとした佐井さんについては、ねまき猫HP内別PAGEで詳報予定です。
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「日々の泡 L'ecume des jours」 Original Release(LP) EPIC SONY 28-3H-102 1983/11/01 A1.塔の上の月姫 Sound Producer, Basic Arranger:チト河内 |