2月6日(金) 夕〜夜

ナパホピ・バスでフラグスタッフへ
17時20分、 フラッグスタッフ行きバスが(お約束通り)少々遅れてIMAXシアター前に到着。 乗り込もうをしたら、腕に入れ墨をした運転手さんがコワイ口調で
「Tickets!! Tickets!!」 と言うので結構びびる。
「(タダ乗りなんてするわけないだろ、そんなに怒るなよ)」 と(心の中で)ブツブツ言いつつ現金を支払う。
満席に近いが、ちょうどばらばらに2席空いていた。 波留子は、一人旅をしているらしい20代の日本人女性の隣り。 あきぼんは、体重100キロは超えていそうなおじさんの隣りで窮屈。

道はアップダウンを繰り返しながらひたすらまっすぐ続いている。 結構走ったところでバスが急停止、そして方向転換。 今まで走ってきた道をまた戻っている・・・。 運転手さんは何のアナウンスもしないし、 乗客一同、何も言わずにだまって乗っている。
(???)

不安になった波留子は、隣りの女性に 「・・・これ、フラッグスタッフ行きですよねえ?」 と日本語で尋ねる。 それを機に、少し話をしたそうだ。 カナダからワーキングホリデーでアメリカに出てきてて、もう2ヶ月もアメリカを回っているのだそう。 「卒業旅行?」と聞かれてちょっと嬉しかったとか。

そうこうするうちに、バスは途中のガソリンスタンドまで戻り、何やら修理している模様。 ほどなく、何事もなかったかのようにバスは再出発した。 結局何だったんだろう。 運転手はマイクで何やら一言二言。 客も別にどうということない反応。 これもおおらかな国民性ってやつだろうか?

荒野〜針葉樹林の中をひたすら走る。 ほとんど建物は見えず、ほとんど曲がらなかった。 しだいに日は落ち、やがて真っ暗闇に。

19時20分 フラッグスタッフ到着。
雪が少々ちらついていた。

フラッグスタッフの街
列車は 時 分発なので、まだちょっと時間がある。 駅で荷物を預け、食事に出かける。
駅の向かいに「HongKongCafe香港餐館」という中華料理屋らしい看板を見つける。 アメリカの食べ物に困っていた身には、割と口に合いそうなジャンルで、喜んで中に入る。 中に入ると中華料理屋だけど、日本にもある、ややひなびた大衆食堂といった風情。 安いがすごい量で、美味しかった。 味は中華料理だけど量はアメリカ人仕様(爆)。

従業員は顔だちはからして中国人系らしい。でもインディアンと言われてもわからない。 本当によく似てて不思議な気もした。

ここでなにが嬉しかったというと、烏龍茶がポットで出てきたのだ。 なじみの食べ物飲み物というのは、本当に落ち着けるものだということを実感。 頼むとハシももらえるし。 美味しくてつい食べ過ぎてしまった。

食後、街をぶらぶらする。 ほとんど店は閉まっていたが、ウィンドウ・ショッピングを楽しむ。 どこもきれいにディスプレイされてて面白い。 閉店後の店も電気がついており、 エネルギーの無駄遣いという気もしないでもないし、 ぱっと見たとき開いている店と閉まっている店の区別が紛らわしいが、 閉店後でもウィンドウ・ショッピングを楽しめるのはよかった。
若者の集まっている賑やかなパブもあったり。 もうちょっと長めに時間をとって滞在してもよかったと思う。

かろうじて営業していた店で、ミニチュアのドリームキャッチャーをみつけ、買込む。1個4ドル程度でなかなかカワイイ。

列車の到着時刻が近づいて来たので駅に戻る。

アムトラックに乗る


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Written by. Akibon