2月3日(火)
さよならファントムランチ
4:00AM 谷の底から空を見上げる
目が覚めるが、まだまだ真っ暗だ。
起きるにはちょっと早いけど、外に出て空を見上げてみる。
灯かりはないので、星がたくさん見える。
その中で北斗七星がくっきりと見えているのを確認。
ベッドに戻って、もうひと眠り・・・。
5:00AM 起床
トイレ用バケツに水を補充するために、共同の水汲み場まで行って水を汲む。
ついでにバシャバシャと洗顔
(ホントはバケツ補充以外に水を使ったらいけないらしかったんだけど、つい・・・)。
冷たい水で、一気に目が覚める。
5:30AM 朝食
朝食の時間は、5時半か7時のどちらかを、チェックイン時に指定する。
僕らは素人トレッカーなので、
上に着くまでどれだけの時間がかかるかわからない。
早いうちに出発して、あまり遅くない時間に到着したかったので、
5時半の朝食を選んでいた。
僕らを含め、この時間に朝食をとったのは5人だけ。
夕食のとき同席だったおじさん達と、また一緒になる。
筋肉痛らしく、足を押さえて苦笑いしている。
そういう自分も、少し足が張っている。
筋肉痛は人類共通だと思うと(そりゃそ〜だ)、妙におかしかった。
食事を終えると、1人で来てた おじいさん が、早速出発するらしい。
ファントムランチのスタッフから、昼食の包み受け取っている。
出発するおじいさんに「グッドラック」といって、わかれる。
僕らも昼食の包み物をもらって(中身の説明はあとで)、
荷物をまとめにキャビンに戻る。
6:30AM ファントムランチを出発
チェックアウトの方法がわからないので、オフィスの建物に行ってドアをノックする。
女性従業員が出てきたので、聞いてみると
『カギを部屋に置いて、そのまま行っていいのよ』
とのことだった。
別れ際に、言いたくてしょうがなかったセリフ、
「 I like here very much. I will return here someday. 」
と言うと、
『そのときは、お友達をいっぱい連れてきてね』
と、とてもうれしそうな顔で応えてくれた。
「さぁ出発しよう!」と思い、歩き始めると、
今度は チェックインの受け付けをしてくれたお姉さんとすれ違う。
彼女いわく、
『今度は、赤ちゃんを見せに来てね!』
とてもとても名残惜しかったが、まだ真っ暗な中、ファントムランチを後にした。
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