1月31日(土)夜
アリゾナ州 ウィリアムズの街に到着

長いバスの旅の末、ようやくウィリアムズに辿り着いた。

時刻はもうすぐ22時になろうとしている。真っ暗闇の中でおろされる
覚悟もしていたのだが、近くにホテルの看板が見えたので、そちらへ
向かう。

入ったのははキレイで明るい感じの建物だった。その様子を見て、再
び安心。ロビーには宿泊客が何組かいて、くつろいでる。様々な観光
パンフもおかれていて、ここがグランドキャニオンのすぐそばである
ことが感じられ、わくわく感をあおる(波留子はぐったりしていた)。

フロントの女性に、かねてから用意していた英文を繰り出す。
『予約してないんだけど、一晩泊まりたい』
通じたらしい(ほっ)。
しかし、なにやら調べたあと、申し分けなさそうに、
『満室です。でも、この先にも何軒かあります。
  ○○より、△△(ホテル名)のほうが安いですよ。お気をつけて。』
と言った意味らしい返事。満室は残念だが、ありがたい返事。

結局5分ぐらい歩いた所にある2軒目で、無事部屋がとれた。宿を予
約してなかったのはこの日だけだったので助かった。新しくて綺麗な
ホテル。ツイン1室6000円くらい。安い。夜遅いので、割引にな
ったようである。
※アメリカのホテル料金は、基本的に "1人いくら"ではなく、シン
  グル1室いくら、ツイン1室いくら・・・といった部屋単位での料
  金体系となっている。

フロントの横に、明日乗る予定のグランドキャニオン鉄道のパンフレッ
トも置かれている。

部屋に入りTVを付け、適当にチャンネル回してたら、Mr.ビーンを
やってる・・・。しかし年末に既に日本で見たエピソードだった。

波留子が風呂に入っているときはお湯が出ていてのだが、あきぼんがシ
ャワー浴びてたら、突然お湯が水になった。フロントに言うのもなんだ
か面倒なので、ハフハフ言いながら、冷水シャワーで汗を流す。

明日はいよいよ鉄道で、グランドキャニオン入りだ!
興奮する気持ちを押さえて、眠りについた。

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