◎8月19日(12日目)
ヨセミテ国立公園
●ヨセミテ写真ガイドに従って撮影ポイントへ
今日は妻の希望で、ジャイアント・セコイヤのあるトゥオルムの森を訪問。ヨセミテ国立公園にある3つのセコイヤ森の一つ。下りばかりの1マイルの道を歩くと巨大なセコイヤの森にたどり着く。幹をくりぬいたトンネルツリーの前で記念撮影。よくこんな山奥にある森を発見したものだ。
昼食の後、ブライダルベール滝を訪れる。水量は少ないが、水が風にゆられて確かに花嫁のベールのように見える。
その後は、ヨセミテの写真撮影ガイドに従って、撮影ポイントを転々と訪れ、撮影に専念。車で引きずり回された家族は大変不機嫌。しかし自分にとっては、予定していた夕方の時間帯に撮影スポットを訪問できたので傑作(?)が撮れたと思う。
ヨセミテ国立公園での実質の活動日程はわずか2日で「十分見た」とはいえない。やはり1週間ぐらい滞在し、もう少し長めのトレイルを経験しないと本当のよさはわからない。あえて印象を言うならば、カリフォルニアに位置し、サンフランシスコからは日帰り圏内にあることから、アウトドア好き西海岸人たちのプレイグランドだ。イエローストーンでは欧州からの旅行者を数多くみたが、ここでは、カリフォルニア在住のメキシコ系や中国系のアメリカ人が多い。また、キャンプの仕方もテントが多く、週末に気軽にやってくるという感じ。ヨセミテバレーは大変美しいのだが、ヨセミテ国立公園を訪れるほとんどの人達がここに滞在しているため、大変な混雑だ。日本で言えば、軽井沢か清里という感じで、大自然に囲まれた印象が薄い。ここに比べ、最初に通ってきたハイカントリーエリアの方が落ち着いていて好ましい。