超ミニ旋盤のこと(2)(2001/07/01) TOP

●バイトを作る(作ってみる)



バイトが小さいのでグラインダーで削るときはこんなです。手が太っているだけではアリマセン。バイトは5.5mm角。


下に見えるオレンジ色は火花です。写真だとちょっとですが、実際は連続して出てます。



●アダプタの穴を拡げる(拡げてみる):中ぐり



上で作っていたのはこのバイトです。ちょっとわかりにくいですが、穴を内側からひろげる形をしています。



キリコを排出するために時々バイトを引っ込めながら削りました。



穴ぐり終了



左側が約5mm。右側が穴ぐりして6mmにしたもの。

実は、このアダプタは元々4mm(?正確には忘れました)穴なのです。最初はボール盤でこれを5mmに拡げようとしましたが、センターがずれてしまい、使い物になりませんでした。それが右下写真の左側です。見た目はずれてないように見えますが、シャフトをつけるとかなりぶれます。
それに対して右側のものはまったくと言っていいほどぶれません。イワユル「芯が出ている」状態です。まあ、ムクの材料から削り出したワケではないので、チャックにくわえたとき、たまたまうまくくわえられた、ということでしょうが。

戻る