超ミニ旋盤のこと(1)(2001/07/01) TOP


ギヤダウンユニットを作っていたら、道具・工具が気になり出し、ガラスエポキシ板を切るカッターなど作ってみたりしていました。それができると、ギヤアダプタを作りたくなりました。しかしそれには「旋盤」が必要です。卓上のミニ旋盤がほしいのですが、まともなものは10数万円はします。このたぐいは「大は小を兼ねる」とはわかっているのですが、インターネットで超ミニ旋盤を見つけ、がまんできずに買ってしまいました。
モーターの荒れたコミュテータを削る専用旋盤がありますが、それと兼用できると思えば・・・

私は、金属加工についてはまったくの"素人"です。したがって、ここに書いてあることは素人の試行錯誤であることをおことわりしておきます。

私のはロングベッド仕様です。よくわからんが、とにかく短いよりは長い方がよかろうと(^^;

全長:約400mm
高さ:約90mm
幅(奥行):約70mm
電源:DC12V

これの詳しいことは
CLISBY MINIATURE MACHINES
側面です。アルミの20φ丸棒をくわえてます。
斜め上から。

●コミュテータを削る(削ってみる)
まずは試しに・・・
ローターをチャックにくわえ
おっかなびっくり削ってみました。

ローターの大きさからチャック・旋盤全体の大きさ(小ささ)がわかると思いマス。
うーん、光ることは光ったな・・・
まーこんなもんだろう。

どーれ、アルミでも削ってみるかー・・・

●アルミを削る(削ってみる)


削りはじめると、キリコ(削りくず)がびっくりするほど出ます。



ほーら、こんなに。素手だと手を切りそう。でも手袋はご法度(巻き込まれると危険)。



バイト(刃物)の先に切削油を小筆で塗ってます。



センター(右側)の先っちょにも。



切子がすげーなあ・・・



なんで写真撮ったのか忘れました(^^;



旋盤で削り終わり



こちらはフライスで加工中

いったい何を作っていたのでしょう?それは秘密です。恥ずかしくて言えません。まーこんな感じで削れます。しかし、上のように削るのに数時間かかっています。やっぱりもっと大きな旋盤がほしい。あーホシイ。

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