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"SAXOPHONE COLOSSUS" by Sonny Rollins (Prestige)
何をいまさらのテナーの巨人、ロリンズのモダン・ジャズ史上不滅の大名盤。1956年録音。 音色、ノリ、フレーズどれをとっても文句なしのロリンズ入魂のテナーが聴けます。 なのですがロリンズ本人にとっては、二十代の若い時のこの録音が「チョ〜最高!」とされ、それから以降何をやっても比較されてしまう困ったアルバムだったのかもしれません。 さて、我が家のへなちょこテナー吹き、高校進学と共に買わされたのが独製カイルベルスのテナー・サックス。もちろん中古なんだけど、入学金ほかでスッカラカンの我が家の経済状態には痛い出費でした。「練習はどーした!?」とプレッシャーかける声にも思わず力が入ります。で、その中古のテナーは2年保たずオシャカに!...この手の楽器は中古には気をつけないとダメだと、あとになって泣きながら思いました。