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"NATURAL ILLUSION" by Bobby Hutcherson (Blue Note)
特に演歌が好きなわけではないですが、モダンジャズに演歌の匂いが漂うアルバムに魅了されることがあります。 グラント・グリーンの「アイドル・モーメンツ」やガトー・バルビエリの「アンダー・ファイヤー」そして本作とかはその典型。 でもこのアルバム1972年の発売当時はウィズ・ストリングスのバラード集ということで総スカンだったと記憶します。 じっくり聴けばこのまったり感は魅力なのですが。 90年代に一時ラウンジミュージックとして評価されたことも。 さてこの前年は朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」が流行った年。 パロジャケもそれに乗っかって “目玉おやじ” 率いるジャズ界のゆるキャラ大集合の図でごまかしました。