2007年03月24日 更新

 ラ・フランスのフルーツゼリー 


昨年所用で行った北海道で見つけた ラ・フランスのドライフルーツを使ったフルーツゼリーです。ラ・フランスは、その名のしめす通りフランスからきた果物です。洋なしとも呼ばれフランス料理のデザートなどにでてきます。香りの高いフルーツなのですが、取れたてが美味しい訳でなくキウイーの様に熟成してから食べる果物です。したがって完熟の時期の見極めが難しくて日本ではあまり普及していません。ドライフルーツでラ・フランスを見たのは初めてで、戻ってから探してみましたが、まだ見つかりません。やや幻のドライフルーツです。


 材料  8人前 一人前 Kcal 
ゼラチン 25g  乾燥ラ・フランス 50g(128kcal) ブランデー 60ml (142kcal) 水200ml 砂糖 50g

下の台の部分の材料 ゼラチン 10g ミルク100ml 50g 食紅

準備 ドライフルーツのラ・フランスをもどす。

乾燥フルーツをもどすには水だけでなくアルコールを入れてもどすと日持ちして風味も増します。ブランデーを60mlと水100mlを入れて容器にラ・フランスをいれてもどします。時間的には12時間位必要ですので前の晩に準備する必要が有ります。

火入れ
一段目
鍋に水200mlと砂糖をを入れて、ソーキングしたゼラチンを溶かします。ゼラチンが溶けたら火を止めて、もどしたラ・フランスをもどしたつゆごと入れかきまぜます。大き目のボールに冷水を入れ、セラチンを入った鍋を浮かべてさまします。鍋の底が人肌程度になり、粘度が上がりややねっとりしてきたら、型に流し込み冷蔵庫で冷やします。最低2時間

2段目
鍋にミルク100mlと砂糖 50gを入れて、ソーキングしたゼラチンを溶かします。ゼラチンが溶けたら火を止めて食紅を耳掻き1/2ほど入れてピンクにしてください。大き目のボールに冷水を入れ、セラチンを入った鍋を浮かべてさまします。鍋の底が人肌程度になり、粘度が上がりややねっとりしてきたら、型に流し込み冷蔵庫で冷やします。最低3時間

仕上げ
充分冷えて固まったら、型よりやや大きいボールにお湯を張り、型ごとゼリーを入れてしばらく置き、周りのゼラチンを溶かしてから竹串などを型の周りに入れて空気を入れるときれいに取り出せます。

 

ラ・フランスのフルーツゼリー
 

ゼラチンを使う時の注意
コップにゼラチンを入れて5gに対して大さじ1杯の水を加え水を吸わせ良く膨らませてから使うとたまになりません。この作業をソーキングと言います。使用説明には直接鍋に入れて使用可と記載されていますが、ソーキングしたゼラチンを使う方が溶かすときの手間が少なく出来上がりも良好です。

料理用のお酒に付いて
今回はチーズホンジュに使うサクランボのブランデー キルシュワッサーを使いましたが、ホワイトラム酒でも構いません。ジンは特有の香りが残りますのでお菓子作りにはあまり勧められません。


ダイエット中のシェフのレシピー 西欧風 トップに戻る