2005年7月08日 更新


コーヒー・ゼリー

アラビア経由でヨーロパに広がった、コーヒーは、当初薬品として使われましたが、市民階級に受け入れられ、貴族だけでなく庶民も楽しむ嗜好品となりました。J.S.BACHもコ−ヒーを題材に、カンタータを作成しています。ほろ苦くて、香り豊かなコーヒーを使って、おいしいコヒーゼリーを作りましょう。


材料 5人前  コヒーゼリー15kcal ガムシロップ 25Kcal クリーム 13Kcal 合計 53Kcal
コ−ヒー豆50g(ブラジルやハワイ・コナ、ジャワ・トラジャなどやや渋みの強いコーヒーが向きます)(24Kcal) ゼラチン 15g(52kca) 水600ml 

道具
コーヒーミル、ペーパーフィルター、コ−ヒーメーカーまたはコーヒー・ドリッパー

作り方
1)ゼラチン15gに大さじ1杯の水を加えて30分ほど放置して水を吸わせてください。
2)コ−ヒーを入れてください。
おいしいコーヒーの入れ方参照
3)片手鍋にコーヒーをいれて、水を吸わせたゼラチンを入れて溶かします。
4)ゼラチンが溶けたら、水を入れたやや大きめのボールに水を入れて、鍋を浮かべて木へらなどでかき回しながら冷やします。
5)温度が冷えてとろみがでてきたら、コップやゼリー型に入れて冷蔵庫で冷やします。

仕上げ
ホイップクリームを添えても、コンデンスミルクを入れてもおいしいです。


コーヒー・ゼリー

 コ−ヒー豆のひき方 粒状性
細かくするとやや苦みがでます。逆に粗めに挽くと酸味がでてきます。豆の種類や焙煎程度で挽く粒子を調整するとよりおいしいコーヒーに出来ます。ブラジルやジャワ・トラジャ、ハワイコナコーヒーはやや渋みが高く、酸味が少ないのでやや細かめに挽きます。逆にモカやハイ・マウンテン、ブルー・マウンテン、キリマンジェロなどのやや高度の高くて涼しい場所で生産されるコーヒー豆は、やや粗めに挽いて、酸味と渋みのバランスを取ります。コーヒーミルの粒状を調整出来るミルが有れば、最適です。我が家では、クリプスの電動コーヒーミルを使っています。現在市販されてのが残念です。
 コ−ヒーは、飲む直前にミルで挽きましょう。

コ−ヒー豆を購入して空気を遮断できる缶や瀬戸物の保存瓶に保管して置けば、購入して半年程度品質が変わらずに保管できます。しかし、購入時にすべて挽いてから保管すると、1ヶ月も持ちません。コーヒー豆の中に含まれる油が酸化して風味が落ち、香りが劣化してしまいます。乾燥剤と脱酸素剤を入れて保管すると少しは酸化を防止出来ますが、限度が有ります。コーヒー豆は、飲む直前に挽いてからコーヒーを入れましょう。

 おいしいコーヒーの入れ方1(ドリップ式 正当派)
ここではもっとも簡単でおいしいコーヒーが入れられるペーパーフィルターを使うドリップ式を説明します。

1)コ−ヒー豆は、豆の産地や焙煎の種類により挽く粒状を調整します。一般的にはやや粗めに挽きます。
2)お湯は沸騰させてから弱火で3分ほど更に煮立たせてます。
3)コーヒードリップにフィルターの底と脇を折り返して入れ、ミルで挽いたコーヒーを入れます。
4)沸かしたお湯をドリップの表面に「の」の字を描くようにゆっくりとチョロチョロと注ぎ、30秒ほど放置してコーヒー豆を蒸らします。お湯はコンロに戻して弱火で再沸騰させます。
5)沸かしたお湯をドリップの表面に「の」の字を描くようにゆっくりとチョロチョロと注ぎ、コーヒードリッパーの上まで注ぎます。このとき泡がたくさんでてきて甘いコーヒー独特のかおり「アロマ」が、部屋中に広がりますので、換気扇は切っておきましょう。
6)上まであったお湯が、下がりきらないうちにお湯をドリップの表面に「の」の字を描くようにゆっくりとチョロチョロと注ぎドリッパーの上まで入れます。お湯は、コンロに戻して再沸騰させておきます。だいたい3回これを繰り返すとほぼ、必要なコーヒーが抽出出来ます。
7)3回抽出が終わったら、ドリッパーを外して、足りない分をお湯を足します。
  泡がでなくなったら抽出終わりです。必要以上にお湯を入れても、苦み成分(タンニン)がでてくるだけですのでマイルドなコーヒーになりません。
8)別のバットであたためておいたコーヒーカップに入れて完成です。
9)入れきったポットの中に息を吹きかけて、ポットの中の香りを確認してください。甘酸っぱいコーヒー独特の香りがすれば、おいしいコーヒーが入れられた証拠になります。

  忙しくてもおいしいコーヒーを飲みたい人に(インスタントコーヒ−)

インスタントコーヒーは、工場で大量に入れたコーヒーを凍らせて乾燥させた(フリースド ドライ製法)物がほとんどです。従って、工場で凍らせる直前の状態で作れば、結構香りも味も良いコーヒーになります。

1)コ−ヒー用のポットでお湯を沸かします。
2)沸いた後三分間弱火で沸騰させ、水道に含まれている塩素を飛ばします。
3)火を止めて、コ−ヒーの粉末を入れてます。コーヒーを入れたときに泡もでてきて、沸騰しますのでお湯の良は少な目にしてください。
4)かき回して完成です。
コーヒーカップにインスタントコーヒーを入れてお湯を注ぐときよりも、香りが高く、こくのあるコ−ヒーが出来るとお思います。

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