2006年10月09日 更新

  濡れ甘納豆で作る水ようかん

ここでは使いやすい粉末の寒天と濡れ甘納豆を使った水ようかんの作り方を乗せます。簡単でそれなりの水ようかんが出来ます。今回の粉寒天の量は、一般的な使い方の2倍量です。やや堅めの水ようかんにするために水の量も控えて有ります。

 材料 5人前 一人前 187kcal
濡れ甘納豆 250g 296x2.5=740kcal 1個 水400ml 粉末の寒天 2袋 砂糖 (50g 387x0.5=193Kcal) 塩3g

 濡れ甘納豆
甘納豆は、小豆やうぐいす豆、お多福豆などの豆を煮込んで乾燥させて砂糖をまぶした日本古来のお菓子ですが、最近あまり見かけなくなりました、抹茶ケーキのトッピング用としてさがしたのですが、スーパーマーケットなどには小さく包装した物しかなく、まとめて200g位の袋入りは結構探すのが難しかったです。豆から煮込んで作るのは結構難しく市販の甘納豆を使うのが簡単で仕上がりも綺麗です。

 寒天について
海草のテングサを煮込んでお皿に流して冷やして固めたのが、ところてん。ところてんを冬場屋外に放置して凍らせ水分を除去したのが寒天です。(フリーズ・ド・ドライ製法)棒状にした物と板状の物と粉状の物がありますが。今回は溶かすのが簡単な粉状の寒天を使います。
寒天は、動物性タンパク質で出来ているゼラチンに比べカロリーが無くダイエット用のゼリーを作成するには最適ですが、ゼラチンに比べると出来上がったゼリーの弾力が少なくとろりとした感覚が少ないです。一般的に600mlに対して粉寒天 1袋 5gが適量です。

作り方
鍋に水400mlと粉末の寒天 2袋と砂糖 50g 塩3gを入れて沸騰させます。沸騰したら火を止めて良くかき混ぜながら、濡れあま納豆を入れます。均一になるようにあずきをほぐして、水を張ったボールに鍋ごと浮かべてさまします。

鍋の底に手を当てて人肌程度まで温度が下がり、あずきに少し粘りがでてきたら容器に移して冷蔵庫で冷やします。容器は、ケーキ用のパウンドなどでも構いません。

この作業が水ようかんのポイントです。冷め切らないうちに型に流すと上下に分かれた水ようかんが出来、あまり冷やしすぎると固まり始めて出来上がりにすが入ったり舌触りが悪くなります。

仕上げ
綺麗なガラスの鉢などに、乗せてください。型から抜けないときは、お湯を張ったボールや小鉢などに型ごと入れてしばらく暖めてから竹串などで周辺から空気を入れるときれいに抜けます。



濡れ甘納豆を使った水ようかん

 ダイエット中のシェフのレシピー 和風に戻る