2004年6月20日 更新

  缶詰で作る水ようかん

ここでは使いやすい粉末の寒天と缶詰の「ゆであずき」を使った水ようかんの作り方を乗せます。簡単でそれなりの水ようかんが出来ます。

 材料 
ゆであずきの缶詰 1個 水200ml 粉末の寒天 1袋

 あんこの種類
あんこは、茹でたあずきに砂糖を加えて練った物ですが、あずきの粒が残った「粒あん」と裏ごしをかけた「こしあん」が有ります。草餅や大福、鯛焼きなど和菓子の甘みの代表です。最近は欧米でクリームを使わないのでダイエット食として脚光を浴びています。砂糖だけでなく少し塩を加えることで砂糖の量が少なくても甘さを感じることが出来る点では、優秀なダイエット食になり得ます。

 寒天について
海草のテングサを煮込んでお皿に流して冷やして固めたのが、ところてん。ところてんを冬場屋外に放置して凍らせ水分を除去したのが寒天です。(フリーズ・ド・ドライ製法)棒状にした物と板状の物と粉状の物がありますが。今回は溶かすのが簡単な粉状の寒天を使います。
寒天は、動物性タンパク質で出来ているゼラチンに比べカロリーが無くダイエット用のゼリーを作成するには最適ですが、ゼラチンに比べると出来上がったゼリーの弾力が少なくとろりとした感覚が少ないです。

作り方
鍋に水200mlと粉末の寒天 1袋を入れて沸騰させます。沸騰したら火を止めて良くかき混ぜながら、ゆであずきを入れます。均一になるようにあずきをほぐして、塩少々入れて、水を張ったボールに鍋ごと浮かべてさまします。

鍋の底に手を当てて人肌程度まで温度が下がり、あずきに少し粘りがでてきたら容器に移して冷蔵庫で冷やします。

この作業が水ようかんのポイントです。冷め切らないうちに型に流すと上下に分かれた水ようかんが出来、あまり冷やしすぎると固まり始めて出来上がりにすが入ったり舌触りが悪くなります。

仕上げ
綺麗なガラスの鉢などに、乗せてください。型から抜けないときは、お湯を張ったボールや小鉢などに型ごと入れてしばらく暖めてから竹串などで周辺から空気を入れるときれいに抜けます。



ゆであづきを使った水ようかん

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