2005年11月27日 更新

カローラ 1500 SE (E-AE91)

レガシィ・ツーリングワゴン 2000 TS(E-BG5)が、1年点検とスピーカーの交換で工場に入っている間に台車できたのがカローラ 1500 SEです。
年式は平成1年 走行距離 36000km 外装、内装ともにまだきれいです。以前乗っていたカリーナに比べると一回り小型で、レガシィ・ツーリングワゴンより2回り小型です。4速AT、1500CCの5A−FEエンジン 水冷直列4気筒DOHC16バルブ EFJ付きです。小型のため狭くて頭がぶつかり居住性は、私には最悪ですが、低速時のトルクが大きく、加速も良好です。女性が街中の買い物や子供の送り迎えなどに運転するには結構いい車と思います。特徴を載せましたので参考にしてください。

カローラ 1500 SE(E-AE91)の良い点
1)加速が良い
1500ccにしては、低回転時のトルクが大きく、(13.1Kgm/3200rpm) 発進時の加速が良く街のりでの追い越しなどに力を発揮しました。
エンジンの回転数は、アクセルを踏み込むとすぐに3500回転くらいまで跳ね上がり、最大トルクでぐいぐいと加速します。EFJ(電子制御の燃料制御キャブレターです)が搭載されている影響かもしれません。ノーマルアスピレータータイプのキャブレターでは、この小気味良い加速感は味わえません。 街中でうろうろとするにはもってこいのタイプです。

2)小回りが効く
車庫入れの時など、ホイルベースが短く(2465mm)、最小回転半径が4.8mと小さいためとパワーステアリング搭載のため小回りが効き車庫入れが楽です。
フロントバンパーにライトガイドのポールがついています。(オプションかも知れません)これも車庫入れの際とても便利な機能です。特に初心者マークの人にはお勧めします。

3)パワーウィンド、オートロック搭載
  車が走りだすと、ドアロックが自動でかかるのは、安全性を守る意味ですべての車に搭載してほしい機能です。

4)サスペンションが堅め
雲の上を走るようなソフトなサスペンションでなく、堅くて路面の状況やタイヤのぶれなどがハンドルを通して良く判るタイプの車でした。私の好みのタイプです。

5)整備しやすいエンジン周り
  搭載されている 5A-FEエンジンは、天面に スパークプラグが並び電気系統の配線もすっきりしており整備しやすいエンジンです。
  カリーナ1600に搭載されていたエンジンは、スパークプラグが、結構奥にあり取り外しに苦労しましたし、現在使用しているレガシィの水平対向エンジンは更に構造が複雑で整備が難しいです。

カローラの悪い点
1)車室内が狭い
一応5人乗りですが、後部座席に大人3人座ると中央の人は、とても窮屈です。また足も伸ばせません。

2)天井が低い
天井がサンルーフになっているため、運転席の天井が低くてあたまがぶつかります。

3)馬力が少ない(1500ccでチャージャーも無いため94馬力程度。)ため高速走行時の加速が鈍い。
  高速道路では、馬力が足りなくてあまり加速できません。キックダウンを多用するか、シフトダウンして、最大トルクの回転数で加速する方法が良いと思います。

4)最低地上高が低くて車のそこをする。
 我が家の車庫が坂道に沿っているためもありますが、車庫入れの際に車の底が車庫のコンクリートにぶつかりすれてしまいます。

5)ブレーキ、アクセルがやややわらかめ。
 これも意見が分かれるところだと思いますが、アクセル、ブレーキともにやわらかくソフトタッチです。女性運転手を意識して設計されているような感じも受けます。

6)エンジンキーを抜いても、ヘッドライト、スモールライトが消えない。
  警告音のブザーがなりますが、ライトはきえません。スバルの車は消えることを考えると、バッテリー消耗を防ぐために、もう一工夫ほしいですね

7)AM,FMラジオのアンテナが手動である。
  カセットテープ、CDプレーヤーを内蔵している割には、ラジオのアンテナが手動です。バッテリー計や油圧計など一般的なユーザーに不要なメーターをおまけでつけるくらいならば自動のラジオアンテナを装備してほしいですね。車庫入れの際にアンテナを引き込むことを忘れて壊すなどの弊害が出やすいです。

トヨタ カローラ 1500 SE EFJ付き 平成1年式 走行距離 36、000km 

右から 液温計、回転計、速度計、燃料計、電圧計  右から 速度計、燃料計、電圧計、油圧計、時計

エンジンに詳しい人にはあると便利ですが、バッテリーの電圧計、油圧計が不要と思われますが、おまけでついています。、
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