2014年08月24日 更新

トヨタ RAV4 2400 4WD 

北海道に引っ越した娘夫婦を訪ねて 帯広から歌志内までレンタルした車がトヨタ RAV4 2400 4WDです。年式は平成22年 走行距離 104000km 外装、内装ともにまだきれいです。北海道を825Km爆走しました。2400CC 2AZ-FEエンジン 水冷直列4気筒DOHC16バルブです。天井が高くて拳骨2個半ほど余裕があり、頭がぶつかることもありませんし横幅も充分です。居住性は、後部座席に3人のった時の幅は少し足りませんが、運転席周りは結構満足できる広さです。居住性は良好です。後部座席は、前後に15pほど移動が可能で、荷物室を広げることも可能です。
走りは、さすが2400cc、
加速も良好でSuper-CVTの操作性もマニアルシフトレバーに、似ていて良好です。マニアルシフトモードでは、7速まで設定可能で、エコモード走行が可能です。マニアルモードに切り替え前に押すとギアーアップ、後ろに押すとギアーダウン可能です。その代わりにキックダウン、キックアップは使えません。
総合的に見て、男性好みのこだわりの4wd、キャンプや山道を走行するなどアウトドアー派向けのステーションワゴンです。

トヨタ RAV4 2400 4WDの良い点
1)とても加速が良い
  さすが2400cc、余裕の低回転時のトルクで(22.8kg・m/4000rpm) 発進からスムーズに加速できます。馬力は170ps/6000rpmと低回転でトルクがある粘りのあるエンジンです。一般走行では、5000回転まで上がることがなく、最大馬力を使うことがありませんでした。現在使用しているレガシィ・ワゴンTSより加速は良好です。まだ乗っていないですが、レガシィツーリングワゴンB4と比べて見たい衝動に駆られます。
坂道でも、さすがに、6速では馬力がでませんが、マニアルシフトで適切なギアを選べば、グイグイ上ります。山岳走行時は、ドライブモードで走行する方が、なめらかに走行可能です。

  排気量
 最大出力
 最大トルク  エンジン種類
 トヨタ RAV4 2400  2363 cc
170ps/6000rpm
22.8Kgm/4000rpm
直列4気筒 DOHC 16バルブ
レガシィ・ワゴン TS
1994 cc
150ps/6400rpm
18.5 Kg.m/4800rpm
水冷水平対向4気筒 DOHC 16バルブ
レガシィ・ツーリングワゴンB4
2498 cc
173ps/5600rpm
24Kg.m/2000-4800rpm
水冷水平対向4気筒 DOHC 16バルブ AVCS


2)燃費が良い
 低回転、高トルクを使ってエコモード走行(時速80km/時で1500rmp)が可能です。ドライブモードでも自動で7速までシフトアップして、信号と車が少ない北海道では、ほとんどノンストップ、エコモードで走行が可能でした。ちなみに燃費は、825Km爆走して60L 13.4km/Lと優秀な結果でした。
 カタログスペックは、11.8km/lですので、エコモードと北海道の道路事情で優秀な結果が出たと推定されます。

 それにしても、でかいぞー北海道は、信号も車も少なく、札幌や帯広などの大きな町を除けば、信号が、町に一カ所と想われるほど少なく、交差点で右折、左折が なれない都会のドライバーには難しく想いました。

3)天井が高く、横幅も広く 運転席の居住性が良好 
 天井が高いです。拳骨2個半ほどあります。横幅も運転席側は十分な広さがあり,さすがに大型車と感じました。

外観寸法(全長X全幅X全高) 室内寸法(室内長×内幅×室内高) ホイルベース 
トヨタ RAV4 2400
4335X1844X1685mm
1820X1495X1240mm
2560mm
レガシィ・ワゴン TS
4670X1695X1490 mm
1955X1415X1190 mm
2630 mm
レガシィ・ツーリングワゴン B4
4790X1780X1535mm
2190X1545X1230mm
2750mm

4)サスペンションがやや堅め
雲の上を走るようなソフトなサスペンションでなく、やや堅めです。路面の状況やタイヤのぶれなどがハンドルを通してびんびん伝わってきます。タイヤがスタッドレスの影響かもしれませんがロードノイズを拾いやすく室内に結構響きました。私の好みのタイプです。

5)Super-CVT 7速オートマのシフトレバーの操作感が良好
マニアルシフトレバーの様にシフトレバーを前後左右に動かして操作出来ます。ドライブの位置から、右に動かし前に押すとシフトアップ、後ろに押すとシフトダウンします。メーターの液晶パネルに現在のシフト位置が表示されます。高速走行時にキックダウンを使うよりもシフトレバーで操作する方が簡単でした。
ただし、マニアル操作時には、キックダウン、キックアップ操作ができません。ドライブモードでは可能ですが、結構切り替わり時のショックが大きくあまり推奨できません。

6)最低地上高が高く、見晴らしが良い。
  190mmとレガシィワゴンTSの165mm 一般的な150mmよりもかなり高く、雪道や山道でも余裕がある反面、乗り込むときや降りるときに少しのびが必要です
  タイヤが225/65 17Rと大きくシートの座面が高くフロントボンネットがなめらかにカットされているためため、見晴らしがとても良いです。

トヨタ RAV4 2400 4WDの悪い点
1)後部座席の車室内の幅がやや狭い
  後部座席に大人3人座ると中央の人は、やや窮屈です。足のスペースは、位置を一番後ろに下げると広いほうですが、レガシーワゴンより余裕がありません。4人乗りとして考えると結構スペース的には、余裕があります。

2)ブレーキ、アクセルがやややわらかめだが、すごく効きが過激
 これも意見が分かれるところだと思いますが、アクセル、ブレーキともにやわらかくソフトタッチですが、踏み込むと急激に効きますのでギクシャクした運転となりやすいです。今回アクセルがやわらかすぎてコントロールするのが難しく足がとっても疲れました。柔らかいよりもやや堅めで踏み応えがあるタイプが好みです。


3)エンジンの整備が狭くてやりにくい
横置きエンジンにして、収納スペースを稼いでいますが、居住空間を広くした弊害がエンジンルームにもでています。バッテリーの位置やエアフィルターなど狭い空間に押し込んでいる感じが強いです。

4)荷物室の奥行きがやや狭い。
 後部座席を前にずれせば、余裕がありますが、後部座席をめいっぱい後ろにずらすと少し手狭です。キャンプやバーベキュウなどアウトドアで実施するために荷物を満載すると少し後部座席が狭くなり、窮屈な感じがします。もう少しホイルベースを伸ばして余裕がでると最高です。

5)カーナビゲーターの性能が最低
 情報を更新していないかもしれませんが、搭載されているカーナビガターの性能が、最低です。まず、帯広で宿泊するホテル(日航ノースランドホテル 帯広)が、ホテル名検索で出ない、住所で入力したところ、帯広市が表示されない
 郵便番号を入力してとりあえず近くまで行き、地図で探してたどり着く状態でした。また、富良野の有名な富田農園も名前で検索できず、電話番号で検索してやっと出る有様で、いくら4年前の車でも最低のカーナビでした。
 スマートホンと地図で探すなど、カーナビ搭載の意味がありませんでした。

トヨタ RAV4 2400 4WD 正面 トヨタ RAV4 2400 4WD 側面
横置き 4wd 2400CC DOHC16バルブ  2AZ-FEエンジンです

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