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モバイル体験記


1998/11/25「Windows CEについて考える」

 先日、日本橋にて。
 CASIOPEA A-60(98年9月に発売された640*200液晶モデル)が、中古で60000円(新品なら70000円)で売られていました。
 最新のZAURUS POCKET COLOR(定価118000円、実売77000円)よりも安い、、、

 最近、Windows CEマシンが売れているそうです。
 けれどもハードディスクレスの操作環境を提供してくれる以外は、キータッチの向上、カラー化の波にあって、どんどんサイズが大きくなって、携帯マシンとしての印象が薄れています。事実、モバイルギアU、ペルソナは、VAIO-C1よりでかいか同等!!
 そんな中で、CASIOPEA、HP620LXは今までのサイズをそのままを貫いている。WindowsCEの「軽さ」のイメージを維持しています。

 WindowsCEはちょっと注目しているOSです。
 ソフトの開発環境が整い、良質の(フリー、シェアウェア)ソフトが出現してきたこと、12/27発売のSEGA DreamCastなど家電機器に搭載されるようになったことが理由です。つまりソフトウェア技術としての将来性、有望性を感じさせるようになった。
対して、ZAURUSはPowerZAURUSが発売されて3年目に、ようやくソフト開発環境SZABが用意されるという、タイミングはだいぶん遅いよね。
そういった意味で少しがっかりしています。

 「パソコン。ソフトなければただの箱」と言われるくらいですから、ソフトの作りやすさがそのマシンの売れ行きを決めるのではないでしょうか?
 一説によると、SONY PlaystationがSEGA SATARNより優位にたったのは、すでにソフト開発環境が整備されていたせいで、反省したSEGAはWindowsCEを採用し、Windowsからの移植を容易にするようにした、といううわさです(とはいえ実際は一般ユーザーは容易に開発できないシステムになっていて、開発パワーのあるメーカーでしか今のところソフト開発できないそうですが)


1998/11/23「PCG-C1が帰ってきた」

 VAIO-C1が修理センターから帰ってきました。
 結論として、今回の不具合だった「SW押しても電源入らない現象」は、本体に問題があったわけではなく、マニュアルの不備により復帰操作が困難であった、ということにおさまっている。
 本当にそうなのか?という疑いはもっています。

 今回の経緯を総括すると、

 う〜ん、パソコンを取り巻くメーカーと販売店のサービスって、ユーザーに優しいとはいえないのかしら。
 この市場は未だ成熟していない、ということか。


1998/11/21「ZAURUS POCKETのカバー到着」

 Joshinテクノランド(日本橋店)にて、注文していたZAURUS POCKET MI-106用のプラスチック製カバーを引き取ってきました。税抜きで1,800円です。
 応急対策であった、「ZAURUS POCKETをソフトカバーに両面テープで固定する」の必要が無くなりました。

 ソニーで点検中のVAIO-C1も、もうすぐ手元に戻ってくる予定。
 結論として、ソニー側では「レジューム状態でバッテリーがあがっても、正規の復帰動作で戻ります」との回答らしい。

 しか〜し!!正規の復帰動作は、マニュアルに記載されていない機能だ!!

 オールリセットボタンが背面にあるなんて。

 確かにオールリセットボタンがありそうな、穴は確かにあります。試しに押そうと思ったくらい。
 しかしこの穴の大きさでは、爪楊枝ははいりません。まち針が通るぎりぎりのサイズです。
 ソニーとしては使って欲しくないメンテナンス用の機能という扱いらしい。

 とりあえずソニーには、
1.「テストで問題が発生しなかったことを照明する書類をつけること」

2.「正式な復帰操作のマニュアルをつけること」

という取り決めをして返却を依頼しました。


1998/11/20「相互リンク追加」

 リンクにAIF通信ネットを追加。
 モバイラー向けの通信サービスを提供しています。


1998/11/20「この一ヶ月、いろいろありました」

 この一ヶ月の出来事をさらさらとメモ書き。

10/10 PCG-C1購入。
 3日ほどでセットアップ完了。はじめてのWindows98マシン。
 機能が豊富だ!!

10/18
 VAIO-C1用大容量バッテリ購入。

10/19 二足歩行ロボットセミナーに持参
 VAIO-C1のカメラで隠し撮り(!?)
 帰りの新幹線の車中でレポート作成。らくらく。

10/24,25
 社内旅行で信州へ。ZAURUS POCKETと携帯電話を持参。密かにメールチェック。
 デジカメで記念撮影。

10/31,11/1,11/2,11/3
 宮崎に帰省。家族にVAIO-C1を見せびらかす。カメラ機能が大受け!
 実家にあるノートパソコンにOutLook Expressをインストールして、
 家族とメールのやりとりができるようセットアップしてあげた。
 Outlook Expressはすぐれたインターフェースを持っていたのだ(知らなかった)
 宮崎でVAIO-C1用CD-ROM購入。

11/7
 Outlook Expressを標準メールソフトに。

11/8
 Outlook97にはまる。スケジュール管理機能や仕事管理機能がいけてる。
 くわえてZAURUS POCKETとの赤外線通信が100%つながる。
 これでNote PC←→PDAのスケジュールやアドレス帳が完全に連携した!!
 今までは画面の小さいLibretto70を使っていたのと、Windows95用赤外線ドライバが役立たずだったので、
 真面目にシンクロ機能を使っていなかった。

11/9
 日記もOutlook97で書ける。アイデアメモもこれでOK。いいね、いいね。
 付箋メモでKJ法的使い方もできるかな?

11/10
 ZAURUS POCKET←→VAIO-C1の通信ソフトでもの申す。
 Outlook97の「仕事」機能のメモ書き内容が、ZAURUS POCKETのアクションリストに転送できない(見出しのみ)
 求むバージョンアップ!!>SHARP

11/12
 Office97 powerd by word98(24,000YEN)の購入を真面目に考える。
 理由は、PowerPoint97のプレゼンテーション練習、Outlook98の活用、Officeバーが使いたい。
 Outlook98でZAURUS POCKETと正常にデータリンクできるのかな? 

11/13
 Libretto70の嫁ぎ先が決定。同僚にフルセット譲ることになりました。
 すべてのデータをPDに転送。

11/14
 VAIO-C1が異常!!!!
 
電源を入れても起動しない。
 レスポンスセンターに電話したところ
 「レジューム状態でバッテリーが切れてしまったことが原因。
  内蔵電池まで消費してしまい、正常に反応しなくなった。
  対処としては、バッテリとアダプタを外し、裏面のオールリセット(マニュアルに無い!!)を押す。
  そしてACアダプタを挿して数十分そのままにしておけば復活しますよ」
  ってだめじゃん。
 結局、SONY 修理センターに送ることに。
 トラブル時の対処がマニュアルになってないぞ!!>SONY

11/16
 同僚にLibretto70を譲る。大事にされるんだよ、バイバイ(売買)。

11/17
 SONYから電話あり。
 「こちらでは問題なく立ち上がりますよ。おかしいですね」
 (この裏には、ちゃっんと私の言うとおりに復旧動作したの?という気持ちが読めてしまった)
 んで、ユーザーとしては文句をひとつ、ふたつぶつけました。

 ・まず、マニュアルに記載されていない操作をユーザーに強要させるのがおかしい。
 ・いったん内蔵電池を消耗させて、復帰動作で正常に起動することを確認してくれ。
 ・正しく起動できるかを保証してくれれば問題ないからそのまま戻してくれ。

11/18
 Joshinから電話あり。
 「ZAURUS POCKET用のプラスチックカバーが届きましたんで〜」
 そう、私のZAURUS POCKETのカバーはジョイント部が破損していたのでした。
 このままではソフトケースから落ちてしまうんで、カバーのみ注文していました。
 1800円なり〜。

11/19
 Libretto70が出戻り!!!!
 
同僚曰く「なんか使いこなせなさそう」とのこと。
 使い方次第では、まだまだいけてるはずなんだけれど。
 ということで、Libretto70は再婚に失敗してしまったわけだ。
 なんか可哀想になってしまった。しばらくは手元に置いておくか、、、

11/19
SONYから電話あり。
「電話してください」
おうおう、電話しますよ。じ〜ころろ、じ〜ころろ(私の電話はパルス式)
とぅるるる、がちゃ、
「営業時間を過ぎています、お掛け直しください」

「…何〜!!」

 そんなこんなでただいま修理中のVAIO-C1。
 モバイルをしばらく離れてから、最近の私の考え。

 「新入社員に求められる素養として、パソコンが扱えること、があげられます。
 いやおうなくビジネスの前提条件にされてしまうと、つぎはパソコンをいかに活用するか、
 が重要になってきます。
 与えられた仕事をパソコンで処理するレベルから、パソコンを使ってどれだけ効率的な処理を行えるように工夫したり、情報ネットワークを築き上げたり、パソコンでできることをどんどん取り入れていく積極性が求められていくでしょう。

 パソコンを手足のように使いこなせるようになると、本当の手足のように、常に自分のそばに置く必要がある。
 それがこれからのモバイルパソコンとのつきあい方になるような気がします。やはり各人の積極性ですか。
 もちろんモバイルパソコンに生活を振り回されることがないように制御する術も必要です。

 自分のそばに置いてビジネスに使うのならば、モバイルパソコンには会社で使うのとほぼ同じソフトウェア環境を備えておかなければいけないでしょう。最低でも、Office97くらいはインストールしておかなければ、活用の対象がないのですから。

 しかし、活用、効率よく、生産性をあげる、それも仕事で。なんてとっても難しいです。悩んでいるひとつです。
 思っている40%もできてないんじゃなかろうか。

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