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次期Librettoを勝手に予想する

(1998/08/12)

1998.2に発表されたLibretto100（実はLibretto80で予想）
1998.6に発表されたLibretto SS 1000について

反射型TFT液晶は採用されない。
消費電力を劇的に低減する液晶。これから量産体制に入ろうとする新製品であり工場もまだできていないし、技術者も「小型化は難しい」とコメントしているんで。(1997.11現在)

Libretto100(以下L100)とLibrettoSS1000(以下LSS1000)の両方ともが、普通のTFT液晶を採用。
"液晶のSHARP"もまだまだ反射型TFT液晶を採用していません。
1997.8現在もビジネスザウルスのみ。メビウスは参考出展のみです。
CPUにPentiumIIは搭載されない。
ノート型MMX120MHz販売と同時に搭載したLibretto70。来年の春までPentiumIIのノート用は販売されないだろうと思う。だからLibretto80には多分MMX-Pentium160Mhzあたりではないか。

L100、LSS1000ともに166MhzのMMX-Pentiumです。Windows98では能力が足りないとの噂も。
大画面Librettoは登場しない。
現在のA5ファイルサイズでシリーズを重ねることが東芝の意義でありポリシーと思われる。つまり液晶もこのサイズで収まる最高画素数が640*480の6.1型ではなかったのか？ただし、縦方向サイズを変えないワイド画面化(800*480)することもありえるが、ワープロ/DTPを基本とするWindows画面バランスが崩れてしまうので採用されないかも。けれどWindowsCEのケースもあるし。

ワイドLibrettoとの別名で言われたL100で800*480を実現。けれども印象が悪かったのかLSS1000では再び600*480液晶に戻った。
個人的には800*480液晶には賛成。ただしバランスが悪い。ただしLSS1000は薄くして縦横を大きくしたんだから、ほぼ現行デザインで800*480液晶が復活することもありえるか？
フロッピー専用アダプタを追加。
Mobio NXのようにI、/Oアダプタにフロッピー用のアダプタを追加することで、PCカードまわりのドライバインストールを楽にすることが必要だと感じるのです。

だめでしたねえ。まあUSB対応になれば。
ポートリプケータが標準装備もしくは実売１万以下になる。
上記フロッピー用アダプタの追加により、現状のI/Oアダプタとポートリプケータ形状が変化する。PCカード２枚差しの需要が高まるけれどLibrettoに適用するとサイズオーバーは避けられない。そのためポートリプケータ単体を標準添付もしくは安く提供するようになるのでは。

L100では独自のオプション、さらにLSS1000でも独自のオプションと、L70以降すべてのオプションに互換性がないというのもちょっと考えて欲しいところだな。ちなみにLSS1000では、I/Oアダプタも別売りになりました。
長時間バッテリー化。
今度は標準で3から4時間動作を目指すんでは？昔のLibrettoでもバッテリー交換だけで、その恩恵をうけられるんでしょうか？

オプション形状変更で、バッテリー共用化できなくなりました。
CPU駆動が早い分、電力消費も激しい。
ミニノートサイズで持続時間を延ばすなら、やはり反射型TFT液晶に変更することの方が効果が高いはず。
サウンド機能の強化。
Libretto50よりPCM＋FM音源かつSoundBlasterPro互換のサウンド機能を有しています。ただしモノラルのため、背面ヘッドホン端子よりステレオで聞くことも可能です。もしかするとステレオ音源になる？でなければマイク端子くらい付くかもしれませんね。

L100以降、マイク端子はつきました。
ハイバネーションかサスペンドかを選択できる。
Libretto70までは蓋を閉じるときの作業の一時停止に、ハイバネーションという「作業内容のHD書き込み」を実行します。これを行うと蓋を閉めてからしばらく「ジリジリ」とHDにアクセスする音が聞こえます。昔ながらのPCユーザーはHD動作時の搬送は御法度という強い観念が刷り込まれてどうにも怖い。
対して「レジュームによるサスペンド」では「作業内容をメモリに書き込み」を実行します。ただしメモリ書き込みでは電力を消費してしまうので、電池が切れると同時に内容が消えてしまうという危険性をはらんでいます。つまり情報の安全性のため、LibrettoはハイバネーションOnlyという立場を崩していません。けれどもユーザーにも選択の幅を設けることはけして悪いことではないように思うのです。

L100、LSS1000では上記内容で対応済みです。この機能がついた点だけでも評価したい。
　参考までに。「Sofmap World Hyper」誌での、Libretto70を取り巻くユーザーvsメーカーの議論では、PCカードの増設と電池容量に終始していました。ということはLibretto80は大きな仕様変更はありえないのでしょうか？

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