サンフランシスコの街を見てまわろう

サンフランシスコのプラネットハリウッドの前で

 

 この日は朝からユニオンスクエアのまわりを見てまわる。今回はナイキタウンにも入った。ブルックスブラザース、ウィリアムソノマ、GAP、COACH等、次々とのぞき込んでいく。いつの間にか行動の指揮権は隊長から隊員2号に変わっている。そして気がつけば3人とも両手にいっぱいの紙袋をぶらさげていた。
 お腹がすいたのでピザの店に入りピザを注文する。ピザを3きれと飲み物を注文する。隊長はなにを血迷ったのかみんなが嫌いなコーヒーを買って返ってくる。しかもコーヒーのカップが驚くほど大きい。ピザの1ピースもやたらと大きい。隊員一同のクレームによりしぶしぶジンジャエールを買いにいく隊長。コーヒーをジンジャエールに替えるだけの英語力が隊長には無かったのだ。ついでに買ってしまったコーヒー3杯も隊長が一人で飲むはめに。3杯目に口を付けたときには顔色が蒼かった。


 

フィッシャーマンズワーフで         やまと積まれたカニの前で   

 あまりの手荷物に、一旦ホテルに帰り、荷物を置いてからフィッシャーマンズワーフに行くことにした。
 ピア39のお土産やさんを見てまわり、なにか気の利いたお土産を探し回る。どこにでもあるようなお土産には事欠かないが、今ここで買いたいと思わせるようなものには、なかなかお目にかかれない。
 隊長によれば夏に来たときとは比べ物にならないほど観光客が少ないと言う。そう言えばお客さんが一人も居ない店もけっこうあった。

そのあとシーフードレストランを探してうろうろと歩く。Alioto'sという店にはいる。他の人が食べていてとてもおいしそうだったサワードゥブレッドにはいったクラムチャウダーを食べる。これはお薦め。寒さで冷えたからだの中に広がっていきました。

冬のサンフランシスコは日が暮れるのがとても早く、5時には真っ暗になってしまう。それに急に寒くなってきた。ケーブルカーに乗って帰ろうと思い、ケーブルカーの乗り場にいく。もしやとは思っていたが、長い列が続いている。どれぐらい待つのかも判らないまま列にならぶ。とっぷりと日が暮れた寒い中、ケーブルカーに乗れたのは40分後だった。

やっと乗ったケーブルカーのチケット

 でも遅くなったおかげで夜のケーブルカーにのり、走りながら最高の夜景を見ることができた。ケーブルカーのパウエル-メイソン線でパウエルに向かう上り坂、進行方向左側に交差点のたびに見え隠れする夜景はちょっとした感激物。
 感激していると降りようとしていた停留所についてしまい、あわてて飛び降りようとしてグリップマン(運転手さんですか)におこられてしまい、隊長以下一同、少し反省。
 ケーブルカーの停留所からホテルまでは100メートル。かるい上り坂になっている。暗い道を歩きながら、もう明日には日本に帰るのだと思うとみんなの足取りがこころなしか重かった。

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