さて、いつものことながら、現地の情報をより多く正確に入手することは、探検隊にとって、極めて重要である。この点においても今はとても便利なのだと思う。書店を覗けば旅行のガイドブックは何冊も置かれているし、観光案内はインターネット上でも簡単に入手できる。
今回、一番活躍したのは、「地球の歩き方 ニューヨーク 2000〜2001年度版」。このシリーズは、実は亭主のお気に入りである。前回のサンフランシスコ探検の時も、ぼろぼろになる程読んでいた。
図書館で見つけたのが、「ニューヨーク「食」の世界首都を行く」という本。今回一番楽しみにしているレストランはこの本で見つけた。もちろん他の本にも載っているが、この本での紹介に惹かれたのだ。
その他のガイドブックとしては、会員なら無料で手に入るJCBパスポートとその地図。これは出発の前に、電話をして送ってもらう。今回はWebから申し込んだ。
探検に出発する前の一番楽しい時。それは、これらのガイドブックを見ながら、どこへ行こうか、何を見ようか、何をやろうかと考えている時であろう。でも、亭主はときどき間違って、行ってもいない街の情報を、あたかも見て来たような口調で話すのが不気味である。