勇者ゆたちん のほほん日記
●第9章●
シム・ジジィー


 ゆたちん率いる意味も無く世界をうろうろ歩く会(なげーよ)の面々は、クライマックスとなる魔王の城など存在しないかのように、それ以外の世界中をうろうろふらふらと歩き回っていた。歩くのに飽きると、クレージュの町の周辺でガボが口笛を吹き、スライム系のモンスターを呼び寄せては血祭りに上げて、レベル(と職業レベル)をがんがん上げ続けている。ストーリーなんかそっちのけっす。魔王と対決なんてまだまだ先の話っす。とにかく今はみんなを強くしたいだけっす。自分たまらんっす(意味不明)。

 ....なんて書いてたら、さっきあっさり魔王を倒しちゃった(笑)。本当はそこまで行くつもりなんて無くて、直前まで行って帰ってこようと思ってたんだけど、「ここはやばいだろうなあ」ってところに間違えて足を踏み入れちゃって、もう後戻りできない状態。仕方なしに(全滅覚悟で)戦いを挑んだら、一発目で勝っちゃった。いや、まいったな、こりゃ(笑)。ま、この話はまた追々。

 突然だけど、一部の新聞で「エニックスが『ドラクエ7』をアメリカで発売」なんて報道されていたらしい。このニュース、※へんにーはネットで見たんだけど。報道によると、「日本版をベースに宗教色を抑えるような内容変更を加えて発売する」んだって。エニックスはノーコメントを決め込んでるらしいので、海のものとも山のものともつかない話ではあるんだけどね。でも、ま、確かにキリスト教圏内であの内容はまずいよね(笑)。

 話は戻って本日のお題。今回の「ドラクエ7」には、その名も移民システムという要素が盛り込まれている。取扱説明書(p.51参照)によると....

移民の町
あなただけの町作りができる!?

旅の途中、誰もいない草原にポツンとたたずむ一人の老人に出会います。ここに新たな町を作りたいという老人の夢に協力してあげましょう。この世界にはよその土地で新たな生活を始めたいと思っている人もたくさんいます。老人のことを教えると、そうした人々が次々に移り住んで「移民の町」は大きく発展してきます。

 「ドラクエ3」に似たようなのがあったなあ、と思った人には10点さしあげる(何の点数なんだ)。

 「ドラクエ3」のときは、最初にじいさんが何も無いところにポツンといて「これからここに町を作りたい」と言い出すところから始まり(これは「7」と同じ)、まずは商人を要求されたよね。ほとんどの人は商人なんて連れて歩いてないから、登録所に行って適当な商人をでっち上げて、そいつをじいさんのところに連れて行ったりしたよね(同意を求めるな)。で、ストーリーが進んだところで訪れると町が少し大きくなっていて、さらに冒険を進めた後に行ってみるとさらに町が発展していて、そして最後にはストーリーに関わるようなイベントが繰り広げられる、というのが大体の流れだったはず。はい、ここまで復習です。

 「3」の場合は勝手に人が集まって勝手に町が大きくなったわけだけど、今回の「7」は違う。移民を希望している人間を自分たちで見つけないといかんのよ。

 冒険の途中で小さな島の小さな草原へ行ってみると、そこにはシムという名のじいさんがいて、「新しい町を作りたいんで手伝ってくれんかの」みたいなことを言ってくる。ここで「いいえ」などと答えちゃうと今回の遊びを楽しめないので、とりあえず「はい」と答える。するとまず、町の名前をつけてほしいという展開になる。

ゆたちんバーグにするか?」
「いいえ」
ゆたちんガルドにするか?」
「いいえ」
「ではどういう名前が良いかの?」
ゆたんぽタウン」(ちょーダサダサ)

 というような感じで町の名前が決まると、いよいよ住人集めの始まりである。もちろん大事な冒険の真っ最中なので、住人集めに全精力を注ぎ込むほどこっちは暇じゃないんだけど、だけど人が集まると町が大きくなるし、「町が大きくなるとあーんなことやこーんなことができるようになるのでは」なんて変な希望を抱いちゃったりして、ついつい人集めに奔走しちゃったりするんだよね、これがまた。

 他の町や村に行くと、宿屋とか教会なんかにポツンと関係ない人が立っていて、話しかけると、新しい人生を送りたいのでどこか良い町を知らないか、みたいなことを言ってくる。そこでゆたんぽタウン(ムーチョダサダサ)の場所を教えると、「そこに行ってみよう」とか言っちゃって、ゆたんぽタウン(何度も言うな)の人口が1人増えるわけ。

 人数がある程度まとまると、徐々に町が大きくなっていく。その様子を見るのがまた楽しい。最初は何も無いところに人がうろうろしてるだけなんだけど、そのうちに小屋が立ち、店ができ、教会が現われ、だんだん町っぽくなって行くんだよね。これが楽しいんだよね〜(笑)。

 ....あー、ごめん。本当はこの後もっと詳しく書くつもりだったんだけど、魔王との最終決戦感動のエンディングが異常に長かったもんだから、とりあえず今日はこの辺で(爆笑)。

 楽しい楽しい移民システムについては、次回も続けて書きます。乞うご期待!!

 ところで、こんななんちゃって冒険日記にはまだまだ読者の皆さんから好意的なmailが寄せられているので、今日も調子に乗って紹介しちゃうよ!! まずは少年S(仮)さんからのお便り。

ドラクエ7の日記なんですけど、もう大爆笑です。
というよりすでに
「ドラクエ7の冒険日記」というよりも、
ドラクエ7をやった*へんにーの感想・お便りコーナー(誤)」
になっていますけど・・・・
僕はまだドラクエ7をやってないだけに期待で胸が膨らんできます。
膨らんできてもうすぐ破裂します。

僕的には、新ドラクエが出るについてCGよりもアニメに賛成です。
目が疲れますもん。

それでは編集長様、この今日のドラクエを更新する日を楽しみにしています。

 そうそう。まさにこのページは「感想・お便りコーナー」になってますよね。これで良いのだ(言い切り)。

 続いてガメゴンさんから頂戴したmailをご紹介しまっする。

今日ドラクエ7やってたときの事。
王家のカギなるものを使うと、
「扉は 大きな音をたてて ゆっくりと ひらいた!」
というオドロオドロしいメッセージとともに、
「サクッ!」
という軽妙な効果音。唖然としてしまいました。
この時ふと、こんなシチュエーションに敏感に反応する奴(失礼!)がいたなぁと思い出し、ここにやって来ると、何と冒険日記開始してるじゃないですか!

連載開始おめでとうございます。

今回のドラクエは編集長好みじゃないですか?
笑わせ師とか会話システムとかツッコミ入れる所が一杯あるじゃないですか。
あと、おまぬけキャラとかおまぬけモンスターもいるし・・・。
でも、編集長がツッコミ入れる前にマリベルがつっこんでたりするんですよね。おそるべし会話システム!

何はともあれ、楽しみにしてますんでがんばって下さい。

 ただ、わりと今回は※へんにーライクなことをマリベルが言ってくれちゃってるので、ある意味出番なしって気もしますけどね(笑)。

 最後に一言。「ドラクエ7」のエンディングでART WARKっていうのがあったんだけど、これってやっぱ誤植なんだよね....(^^;)。

総プレイ時間:128時間


 うはぁー。今日もイラストなしなのじゃーん。ほんますんまそん。次回は....(最後まで言え)。

 てなわけで、次回もお楽しみに!!

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