勇者ゆたえると七人の侍(誤)
●第10話●
クリフトハンガー


 またまた良いペースで更新が進んでいる超正統派リレー冒険日記です(リレーかよ)。今回は順番からいうと....えーと、んーと....クリフトの出番のようです(なぜ他人事)。


 クリフトです。こんばんは(正しい挨拶)。

 唐突に発生したにせ姫誘拐事件にひるむことなく、アリーナ姫は冒険を続けられるご様子。さすが姫君、その気丈さが私のハートを魔弾の射手です(意味不明)。このクリフト、たとえ世の中お湯の中(ぬるいな)、姫の後をついてまいります。

 最初の目標は、フレノールの村の南にあるダンジョン攻略です。ここに封印されているアイテム黄金の腕輪と引き換えに、にせ姫を助けられるのです。ところが、なぜか姫は村の南にあるダンジョンを素通りして、南西にある砂漠のバザーを訪れてしまいました(掟破り)。

 バザーには強そうな武器・防具が揃っています。なるほど。ダンジョンを攻略する前にここで装備を固めておくおつもりなのですね。さすがは我が姫君。長い髪がさらさらと風になびいて美しいことこの上ありません(関係なし)。

 今、私たちには高価な武器・防具を買い揃えられるほどのゴールドがありません。とりあえず今は様々な店を冷やかすだけ。3人でバザーをうろうろしていると、見覚えのある兵士が近づいて来ました。

 ここで私は困ってしまいました。バザーで最強の武器・防具を買い揃えたいという思いもありますし、黄金の腕輪を取って人助けをしなければという思いもあります。もちろん王様の安否も心配ですし、できればブライ様がモンスターにやられて姫と私の2人旅になればという思いも....あわわわ、今のは失言でした。

 しかしおきゃん(死語)な姫は「黄金の腕輪を取らずに王様の元へ行けば人助けをしなくてもストーリーが進むかも」などと、可愛さ余って不穏当百倍のようなことを言い出す始末。姫がそう言うなら逆らえますまい。

 私たちはルーラで城に戻りました。王の間へ入ると、いきなり一介の兵士国の主である姫(誤)に声をかけて来ました。

 王様の声が出なくなってしまったことがバレたら、国民の物笑いの種になってしまいます。ここは極秘裏に原因を解明し対応を取らなければなりません。城の裏庭に住むゴンじいなら何か知っているかもしれないというので、私たちは姫君の部屋の壁(まだ直ってない)から飛び降りて裏庭へ直行したのです。

 おーい、じじい。(口の聞き方に気をつけましょう)

 ところが....ゴンじいの部屋の扉は固く閉ざされてまったく開く気配すらありません。中にゴンじいがいるのはシステム上分かるのですが、この部屋の扉は特別なカギを必要とするようなのです。


見えるけど入れない部屋

 そういえば、今回の冒険を通じてカギを手に入れたことなど、まだ1度もありませんでした。やはり黄金の腕輪がらみのイベントをクリアしないと先に進めないのでしょうか。うーむ、良くできとる(感心すな)。(そして誰だ)

 私たちはルーラでバザーに戻りました。砂漠の周りでレベルアップに励み、辺りが暗くなったころ再びバザーに戻り、人々の話に耳を傾けることにしたのです。

 いやーっ。誰もそんなこと聞いてませんーっ。勝手に話を進めないでーっ。....ってゆーか、「さえずりのみつ」って何ですか?

 実は砂漠のバザーの南東にはエンドールへ通じる祠(ほこら)があるのですが、王様の厳しい命令により何人たりとも通してはいけないことになっているようなのです。と言っても祠を守っているのは弱っちそうな兵士ただ1人であり、アリーナ姫がピープルズ・エルボウのひとつでも食らわせればあっさりバタンキュー(死語)となりそうなのですが、姫様ともあろうお方がそんなおてんばなことはできません。

 「さえずりのみつ」を手に入れれば王様の病気が治り、エンドールへ通じる祠を開放してくれるに違いありません。先を急ぐなら、まずは「さえずりのみつ」を手に入れなければ。

 ということで、私たちはエルフの塔へ(だから黄金の腕輪はどーした)。

 塔に入った瞬間、一行は囚人らしき男が右往左往しているところに遭遇しました。

 むがー、やっぱりカギがいるのかーっ(クリフト崩壊)。黄金の腕輪がらみのイベントをクリアしないと先に進めないということなのですね。うーむ、やっぱり良くできとる(だから感心すんなよ)。(そして誰なんだ)


 今日の教訓:イベントは順を追ってクリアしましょうね(何を今さら....)。

 ということで次回もみんなで一緒に冒険しましょう。

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