勇者ゆたんぽの冒険

第82話   まさかの大復活!?

いきなり書式が変わってすまぬ。

ってゆーか、自分が一番びっくりしています(笑)。前回の更新が1997年8月3日だというから、9年と2ヶ月ぶりの更新。歴史のあるサイトでないとできない芸当だよねー。放置し過ぎだよねー。今さら復活すんなよ、って感じだよねー。

そもそも今回スーパーファミコン(SFC)を起動してみようと思ったのは、愛息※王子(3歳)が本棚に置いてあった「SUPER桃太郎電鉄II」に興味を示したのがきっかけ。家にはプレイステーション版の「桃鉄」があり、何度も見せているというのに、なぜか※王子はSFC版が見たいと言うのだ。

もちろん今さら段ボール箱にしまいこんだSFC本体をずるずると引き出し、ほこりなんぞをふーっと吹き飛ばし、テレビに接続して「桃鉄」を起動する気なんて毛頭ない。だって面倒くさいもん。結局※王子の願いは聞き届けられることなく、SFCも箱の中で眠り続けていた。今日までは。

ところが今日。3連休のど真ん中の土曜日。家人が外出し、ぼく1人で留守番をすることになった。急にできた1人の時間。特にすることもなくふと本棚を見ると、SFC版「桃鉄」のとなりにSFC版「ドラクエ3」の箱が入っているのが目に入った。棚の上には段ボールがあり、中にはSFC本体が入っている。

いっちょ、やりますか。あるいは、やられますか(なぜ)。なんてことを思いつつ、SFC本体を取り出し、ほこりはついてなかったので息を吹きかけることはせず、テレビに接続して「ドラクエ3」を起動してみた。

でろでろでろでろでろでろでろでろ でんどろん

うわー、いきなり冒険の書1が消えてるじゃないっすかー!! おそらく冒険の書1というからには、メインの保存領域として使用していたはず。一覧には冒険の書2と冒険の書3が残っていて、冒険の書2に「ゆたんぽ Lv.99」と書いてある。レベル99!?と自分で驚きながら、冒険の書2を開いてみた。

なつかしいBGMが聞こえ始め、なつかしいメンバー4人がダーマの神殿の入口に立っているのが見えた。女勇者と女賢者、そして遊び人の男女(女の方は女王様ファッション)。なつかしー!!

とりあえず、全員のレベルを確認してみると

名前職業レベル最大HP最大MP攻撃力守備力
ゆたんぽ勇者99521290390327
ぷりぷり賢者59411388247251
ほしの遊び人58273221146192
いやーん遊び人58270208158177

うわー!! 前回と比べてレベルが10も上がってるじゃん!! 冒険日記の更新は止めたものの、その後も人知れず黙々とレベルアップに励んでいたんだなあ。自分で9年前の自分をほめてあげたいグッジョブ > 自分

これだけレベルが上がっていれば、○ん○ゅ○なんてこてんぱんにやっつけちゃうんじゃないの? なんてなことを思いつつ、4人は9年ぶりの冒険に旅立とうとした。んだけど。

えーと。んーと。

○ん○ゅ○ってどこにいるんだっけ? (ぎゃふん)

自分の冒険日記を見てもヒントらしいことしか書いていないので、○ん○ゅ○の居場所がちっとも分からない。9年前の冒険の内容なんて覚えていないし。仕方ないので「ドラゴンクエスト3」でぐぐって、よその攻略サイトなんか見ちゃったよ。

ルーラでゼニスの城へ飛び、そこからダンジョンへ潜り込んだんだけど、もう、本当に右も左も分からない。何となく見覚えのある風景であることには間違いないんだけれど、どういう順番でどこへ行けばいいのか、本当にホントーに分からないのだ。いやはや、まいった。

ダンジョンをうろうろした挙げ句、9年前の冒険で取りこぼしていた「さざなみのつえ」を今さらゲットし、何か嬉しいような恥ずかしいような複雑な感情を覚えたり。

1時間くらい歩き続けたんだけど、結局○ん○ゅ○のところまでたどり着くことなく、今日の冒険はあえなく終了。ふがいない勇者ですまぬ。

いや、しかし、「ドラクエ」を本気でプレイして、その後「冒険日記」を書いてアップすることの大変さを、今回いやというほど痛感した。昔は会社での仕事を終え、家に帰ってきてから毎日のように「冒険→日記作成→アップロード」という作業を繰り返していたわけで、我ながらすごいと思う。君、すごいよ(誰)。

そんなわけで、今日はここまで。次回はいつ更新となるのか、そもそも次回更新があるのか、という大きな疑問をはらみつつ、作者は静かに筆をおくことにする。ご静聴、誠にありがとうございました(誤)。




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