勇者ゆたんぽの冒険
●第80話●


 血塗られた宿命を背負いつつ究極のお笑いを目指す(違うだろ)、毎度おなじみのあちゃぁー(内田有紀の声で)パーティーの苦難の日々はまだまだ続いていたりする。みんなー、乗ってるかー。

 レベルが上がるにつれて遊び人たちのおふざけが激しくなって来たため、レベルアップ大作戦が辛くなっているのでございます(なぜか丁寧語)。

 せっかくはぐメタ7が現われても、ほしのは空に向かって巨大な岩を投げ上げるし(しかもそれがゆたんぽの頭上に....)、いやーんはのんびり化粧を直すし、これぞ本当の人工無能!!という感じの働きぶりなの(今度はオネエ言葉)。

 戦闘場面のBGMで管楽器が重厚な音を聞かせても、ゆたんぽとぷりぷりがどんなに必死に戦っても、未来を先取りの2人(意味の無い枕詞)は相も変わらずマイペースなのだ。ある意味、この2人は幸せなのかも知れないなあ。

 んで、お待ちかね「今日の珍プレー珍プレー」のコーナー!! (「好プレー」はない)

 はぐれ2匹と6本足のライオンが現われた時のこと。ゆたんぽは隼の剣ではぐれの体力を削り、ぷりぷりがドラゴラム、ほしのといやーんがピオリムを唱える....はずだった。当初の予定では(T_T)。

ぷりぷりは ドラゴラムを となえた!
  よっしゃ、やっちまえーっ

いやーんは ピオリムを となえた!
  完璧じゃあっ、その調子っ

「ちょっと きいてくださいよー」
ほしのは ぷりぷりに からんだ!
  何してくれてんねんっ

 結局ぷりぷりはほしのにからまれて火炎攻撃が出来なかった。当然のごとく、はぐれはお二方ともお帰りになりました。

 それにしても、ドラゴンにからむ男って一体....。

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