勇者ゆたんぽの冒険
●第19話●


 一行はジパングに乗り込んだ。

 オリエンタルな音楽が鳴り響く、ちょっとFar Eastっぽい、ちょっとアナクロっぽい、何とも懐かしく、そして甘くなく、辛くもなくしょっぱくもなく、それでいてまろやかな....。もういい

 ざぶとんとかいうフカフカしたものを調べたり、壷女に何度も何度も声をかけて「わー、出て来たー」などと喜んだり、ゆたんぽたちの言動は相変わらず意味が無い。

 夜、眠っているヒミコ(に化けた魔物)の寝顔を見て、「今に見てろよー....」と思いながらそっと指に触れて(「ムーンライト ストーリー」 by プリプリ)みたり....。

 うーん。やっぱり意味が無いなあ。

 ところで、ヒミコの屋敷の入口にいるジャップの言葉には、反論する隙が無いほどの真実が含まれていたりして、一行はちょっと固まってしまった。

外国では みな そのような
きみょうな いでたちを
しているのか? なさけないのう

 まいりました。 m(_ _)m

 今は北海道をうろうろして、再びレベルアップに励む日々を過ごしている。

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