勇者ゆたんぽの冒険
●第10話●


 身の程を知らぬ勇者一行は、橋を渡り、強敵にボロボロにされながらも、どうにかこうにかアッサラームの町に到着した。ベリーダンスが名物の、陽気な町である。

 金は貯まり過ぎるほど貯まっていたので、この町で一通り装備を整えることにする。ただしこの町、昼は殆ど役に立たない。武器屋や道具屋に行くと、まず間違いなくぼられるのだ。「おー、あなた友達」などと言っておいて、市価の2倍3倍で商品を売り付けようとする。まるでトルコの絨毯屋のようだ(実話)。

 というわけで、町の外に出て夜が来るまで歩き続けることにする。

 ところがところが、このパーティーはカンダタはやっつけないノアニールはほったらかし、というもの凄い特急ちゃんたちなので、この辺のモンスターが手強くてしょうがない。羽の生えた猫とか大きな猿とか(だから名前を覚えろってーの)に、こてんぱんにやられちゃうの。

 傷だらけの体を引きずって夜のアッサラームに入る一行。わーい。夜の町はとっても楽しいですう〜。

 買い物して、ぱふぱふしてもらって(ほしのだけ)、ベリーダンス見て....。思わず世界平和を忘れちゃう、ってなもんです(異議あり)。

 翌朝、一行はいかにもやるぞ〜っっていう顔で町を出て、第2のすごろく場へ向かった。まだすごろく券があまりたまっていないので、今日は見るだけ。おお、けっこう広いな。でも楽勝でしょ、1回やった所だし。なんて話をしながら、いよいよ過酷な砂漠越えである。

 ここにも強敵がうようよしている。火を吐く芋虫とか緑色のカニとか。魔物にさんざん苦しめられた挙げ句、瀕死の状態でイシスの国にたどり着いた。

 さっき買い物をしてしまったので、もう手持ちがない。ここにも色々と魅力的な武器・防具があるのだが、とりあえずは我慢我慢。

 ちいさなメダルを手に入れて、とりあえず人々の話を聞いて、早速イシスの城へ。

 王女様に挨拶する前に、城の地下室で星降る腕輪をゲット。やりー。

 こうして、アイテム集めだけは着着と進む勇者一行であった。

 つづく

 ところで、ここまで(アッサラーム〜イシス)の冒険でちいさなメダルが3枚ほど手に入ります。

  1. 第2のすごろく場1階の、飾りのついた床の内側の右上
  2. イシスの町の墓(真ん中)の前
  3. 同じくイシスの町の武器屋の壷

 うーん。このページ、本当に役に立つなあ。

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