そういえば1ヶ月近く風呂に入ってないなあ(朋友か)。冒険もだいぶサクサク進んでいることだし(そうか?)、ちょっと休憩でもしようか。確かアレフガルドには温泉があったはず。旅の疲れを癒しつつ、3人の懇親を深めるため、ここはひとつOLトリオ温泉旅行 湯煙殺人事件 宴会場のすぐ横は酒池肉林の床上手!?(なげーよ) (しかもOLトリオじゃないし) (それに酒池肉林の床上手って何だよ) (ってツッコミもなーげよ) (笑)と洒落込もうじゃないの。え、どうかひとつ。
ゆたすけは特に深い考えもなく「みんなで温泉にでも行こうか」と提案してみた。
りんご「良いね、温泉。みんなでゆっくり話す時間もなかったし」「ようこそ、混沌の里へ」
おさえ「宴会でお酒に目薬入れて酔わせて何かする気ね」
ゆたすけ「お前だけは絶対にない」
おさえ「果たしてそうかしら? ふふふ....」
りんご「(何でそんなに自信ありげなんだろう)」
まずは座敷に通されて一休み。テーブルの上にはお茶セットと現地の名物菓子(マイラ饅頭)が。
おさえ「あ、お饅頭だ。やかん君は?」「お食事までにまだお時間がございますので、よろしければ温泉の方へ....」仲居さんの言葉にしたがい、3人は温泉セットを持って部屋を出た。
ゆたすけ「誰だそりゃ」
おさえは女風呂へ入って行った。ゆたすけとりんごは男風呂の脱衣場へ。そこで、ゆたすけは重大なことに気がついた。
りんご君と2人で温泉に....
はっ!! ぼくは何を考えてるんだ。男2人で温泉に入るのなんて、別に何でもないことじゃないか。男の裸なんて見てもどうということはないじゃないか。だったら女の裸を見る方がよっぽど良いよ(どさくさに紛れて本音)。
などと考えながら気付かれないようにそっと振り返ると....そこにはすでに服を脱ぎ終えたりんご君の姿が。
白い肌.... 固そうな背中....(どういうページなんだよ)
いけないいけない。ゆたすけは必要以上に頭をぶるんぶるん振りながら服を脱いだ。2人揃って欲情....もとい、浴場へ(お約束)。
中は果実の甘い香りが充満していた。何と、3つある温泉の内の1つがワイン風呂だったのだ(関係者爆笑)。むせ返るようなワインの香りと湯気の熱気に包まれて、ゆたすけの意識はぐるぐる回り始めるのであった。
りんご「ゆたすけ君」そう言うが早いか、りんごは湯船を出て仕切板へ向かうと、何とその板によじ登り始めた。
ゆたすけ「なに?」
りんご「隣りは女風呂だよね」
ゆたすけ「そうだね」
りんご「仕切板が低いね」
ゆたすけ「え?」
りんご「見えるかも」
ゆたすけ「何が」
りんご「女風呂」
りんご君のお尻....(だからどういうページなんだってば)
この後、ゆたすけは風呂場で気を失い、担架で運び出されたという....。
だからさあ、これはどういう目的のページなんだってば(笑)。でも、今回は久々に盛り上がっちゃった?
ということで、愛は本当に世界を救えるのか!? 次回をお楽しみに....。