勇者ゆたすけの冒険
●第29章●
「遠い大地」


 ま〜たまた間があいちゃった(笑)。<笑い事かよ

 前回まったくもって自然な流れで舟を手に入れた、空気を吹き込んでも穴があいてて空気が漏れちゃうパーティー(すげーなげーよ)の冒険はまんだまんだ続くのでありました。


 誰も舟の操縦方法なんか知らないっちゅーのに、あのじじい、こんなデカイ舟を寄越しやがって。と、いきなりゆたすけの愚痴から始まる斬新なオープニング(自分で言うな)。

 とりあえず3人は舟を港から出し、母なる大地アレフガルドへ行くことにした....のだが、そんな気持ちとは裏腹に、舟は海を渡る強い風に押し流されて、ぜーんぜん違う方向へ滑り出すのであった。気がつけば、港町ルプガナの船着き場の横にある一軒の小屋の前。仕方なく3人は手に入れたばかりの船を下り、その小屋の中へ入って行った。中には1人の商人らしき男がぶつぶつと何か呟いてる。

嵐の夜。財宝を つんだ
私の舟が しずみました。
私は たまたま 近くを通った
舟に 助けられましたが
財宝は 海の底に……。
もし 財宝を ひきあげてきて
くれたなら きっと お礼を
いたしましょう。
おさえ大将? それって欽ちゃんちゃんのこと?」
りんご"い""う"しか合ってないよ、それ」

 これから悪の権化を倒そうという(本当はでもしちゃおうと思っている)勇者に対して「財宝を探せ」だと? (そうは言ってない) 何と失敬な奴だ。この場で斬り捨ててくれようか(なぜ)。しかし待てよ。

 財宝金持ちモテモテウハウハ

 それ、いーな(笑)。

 なかなか良い情報をげっちゅうしてしまった。よし、話も終わったようだし、いよいよアレフガルドへ向かうか。3人は再び船に乗り込み港を出ようとした....んだけど、やっぱり風に押し流されて戻っちゃうんだよなあ(笑)。仕方なく3人はルプガナのある大陸に再上陸し、西にある祠を訪れることにした(何のために舟を手に入れたんだよー)。

そこのとびらを 開くには
金のカギが 必要じゃ。
ウワサでは どこかの島の男が
カギを持っているらしいが…。
なんせ わしには 舟もないし
まだ そのとびらを 開けたことが
ないのじゃ。さびしいのう……。
  ほう、じいさん、舟を持っていないのか(にやり)
 悪人のような一言を残してゆたすけたちはその場を立ち去った。何しに来たんだ(笑)。

 今日はもうアレフガルドには行けないんだな、というイヤな予感を胸に、3人はま〜たまたルプガナに戻ったりしてぇ(なぜ)。娘がモンスターたちに襲われていた辺りを探しまくって、力のタネをげっちゅう!! ....って、それで良いのか?


 一応「ドラクエの冒険」としては進んでますよね(笑)。情報も手に入れてるし。

 ということで、は本当に世界を救えるのか!? 次回をお楽しみに....。

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